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ミステリで英文法

2023年06月24日 | 雑日
『名作ミステリで学ぶ英文読解』
翻訳家志望の人ならいざしらず、
ミステリを読みたいだけの人にとって、英文読解は必要で楽しいものなのだろうか?
キャロライン・ウェルズ程度で挫折した身としては、文法読解はできたほうがいいけれど、
どういった人たちへ投げた球(本)なんだろう、と巻末の創刊の辞を読む。
あとがきにあるように、エラリー・クイーン翻訳秘話のほうがよかったかなあ。
それをやると先輩翻訳をあげつらうことにもなりかねないのかしら。
英文の癖から、後期作品の書き手を推理するみたいな話も可能ですかね。

「アストリッドとラファエル 2」第4話「フェルマータ」
パイプオルガンを使った殺人トリック、「ナインテイラーズ」じゃないですか!
セイヤーズは趣味じゃないけど買うなら平井呈一訳かなあと、
『迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成』を読んで若干オノマトペに背中の痒さを感じつつ。
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