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チラシの裏

触るなの病

2020年02月25日 | 雑日
なんかもう、ヤバイのと違うか、とも思うのですが、
政府の方々は北極に住むというニシオンデンザメみたい。

カー「黒死荘の殺人」でケン・ブレイクが読む古文書には、
ペストに襲われたロンドンの様子が描かれており、
ここは平井呈一翁の擬古文(講談社版)で読みたいものですね。
その様子はポー「赤き死の仮面」へのオマージュだろうとは思うのですが、
そういえば、「デカメロン」「カンタベリー物語」と同じ枠物語を使った、
ダン・シモンズ「ハイペリオン」の邦訳はもう25年も前なのか。
国枝史郎の「神州纐纈城」には、
「奔馬性癩患は、触れるものの命を奪う」とあり、
高校性のころ読んだときは、自分の首筋をなでて安心したものでした。
奔馬性癩患には、じつは対処療法として、
過去の罪業に嘆く人物が触ると治癒する場面があり、
昨今のウイルスにもそんな人がいたら、と思います。
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2 コメント

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Unknown (したっぱ。)
2020-03-11 19:38:00
こないだ転売屋のニュースを確認しようとアマゾンでマスクを検索したら、その後、オススメに中世のペストのアレ、カラスを思わせるマスクが並ぶようになっちゃって。
パニック映画のコメディパートみたい。
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サンダーマスク (非哲学的先輩)
2020-03-11 20:13:29
マスク騒動は大変だよね。
ペストマスクがありならば、ヒーローものもありでしょう。
ヲタク系の方々は喜んでするんじゃないか。
マスクを名乗るヒーローは、サンダーマスクぐらいしか思いつかないが。
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