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花咲くいろは

2011年09月30日 | アニメ・特撮
日常を描く作品が得手なPAworksの初のオリジナルアニメでしたが、最終回を迎えてしまい残念です。 あと1年くらいやってもらっても良かったですねえ。ずっと観ていたかったなあ。 PAworksは作画力では日本のプロダクションの中ではトップの一つじゃないですか。 素人がこんなこと書いてもなんの足しにもなりませんけど。 「なにが言いたいのか分らない」とか「2クールは長すぎる」とか、ネットでは言われて . . . 本文を読む
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奇跡なす者たち

2011年09月29日 | SF
ジャック・ヴァンス「奇跡なす者たち」はひさしぶりにヴァンス節が楽しめました(まだ全部読み終えてませんが)。 表題作はSFマガジン掲載時に読んでいましたが、そのときに感じたことを改めて思い出せてもらいました。 思索/アクション、SF/ファンタジーの按配ぶりが絶妙で、ワンアンドオンリー作家の職人芸が楽しめます。 「SFらしさ」を味わいたいならばヴァンスはおすすめです。 いつだったか「最近のSFに登場す . . . 本文を読む
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子不語の夢 その3 国枝史郎の嫉妬

2011年09月28日 | ミステリ
「子不語の夢」ではヒール役の国枝史郎ですが、 昭和2年に耽奇社を結成したころから小酒井不木に急接近して、 住居まで名古屋西区から知多市新舞子に移して住み、 新舞子では不木の別荘と隣あわせに住むつもりだったそうです(不木の急逝で実現せず)。 新舞子は明治末から海水浴場として発展した町で、 神戸の舞子に風景が似ているので「新舞子」という名前になったそうです、 時代伝奇小説の分野では傑作を何篇ももの . . . 本文を読む
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子不語の夢 その2「いやなことをいうね」

2011年09月27日 | ミステリ
「子不語の夢」は脚注も素晴らしく、はっとすることが書かれています。 小酒井不木と、大正時代の雑誌「子供の科学」「科学画報」の編集長原田三夫が隣村同士の生まれで、互いに「みっつあ」と呼ばれていたとあって、驚きました。 小酒井不木=本名小酒井光次(みつじ)、原田三夫(みつお)なので「みっつあ」ですね。 どうでもいいことですが、私の中学校のときの数学教師のあだ名がやっぱり「みっつあ」でした。 尾張地方の . . . 本文を読む
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子不語の夢

2011年09月26日 | ミステリ
小酒井不木はわが地元の作家なのに、作品をまったく読んでいないのはミステリマニアとしては失格ですね。 「今さら」という気持ちもありますが、それでもこの「子不語の夢」は面白かった。 まさか不木と乱歩の書簡でこんなに面白い本になるとは。 それは、戦前の探偵小説に興味がある人に限られているからかもしれませんがね。 乱歩の「探偵小説四十年」や「幻影城」などは大好きですが、これらはいわば商品だからよそ行きの顔 . . . 本文を読む
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シャーロック・ホームズの愉しみ

2011年09月22日 | ミステリ
ホームズについてもう一つ、今月の平凡社新書の新刊です。 「シャーロック・ホームズの愉しみ」植村昌夫著 翻訳blog 内容については著者ご本人のブログで詳しいことがわかります。 ホームズの正典については各社から様々な訳者で出ていますが、 植村昌夫氏は「やはり延原謙氏のもの(新潮文庫)がベストだと言わざるを得ない(遺憾ながら)」 と書いておられます。 延原謙ファンとしては嬉しいのですが、最後の( . . . 本文を読む
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SHERLOCK

2011年09月12日 | ミステリ
録画しておいたBBC製作の「SHERLOCK」の第1話をやっと観られました。 作品の舞台を現代のロンドンに移した「ホームズ物語」ですが、 キャラクターやストーリーをそのまま現代にあてはめるのではなく、 オリジナルの「ホームズ物語」が当時のエリザベス朝イギリスに与えた衝撃を、 現代の映像で再現するという、ちょっとややこしいコンセプトのようです。 (下の製作総指揮のスティーブン・モファットとマーク・ゲ . . . 本文を読む
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塚本くん、なんだねこれは!

2011年09月06日 | アニメ・特撮
平成仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーフォーゼ」 始まりました。 ベタなキャラ満載で、面白いじゃないすか! 「これが青春だ!」(に代表される学園青春ドラマ)+ビバヒル青春白書(を日本的解釈をして) +ビーバップハイスクール÷2!というところでしょうか。 敵にアタックする時「タイマンはらしてもらうぜ!」って… 脇をかためる生徒も楽しいキャラに仕上がってます。 高慢ちきなチアリーダー . . . 本文を読む
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