琉球新報のコラム【<金口木舌>瀬長亀次郎とデマ】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-813967.html)。
《「人民党はあんなものだ、人殺しや強盗などと一緒になり、扇動して善良な市民生活をおびやかす党だ」。そんなデマが流布されていたと、人民党事件で投獄されていた瀬長亀次郎さんが1954年の日記に書き残している…選挙にデマは付き物という人もいるが、虚偽の情報で有権者の対立をあおることは許されない》。
『●多分、アベ様は沖縄で三度敗れる・・・・・・
踏みにじられる沖縄の民意』
《全てを失った沖縄戦から70年のできごと。伊江島で土地を
守るために戦った阿波根昌鴻さんから、米軍の統治の横暴さに
抵抗して投獄された瀬長亀次郎さんから、脈々とこの島で
生きるものたちが受け継いできたもの》
『●「不屈」…「瀬長の口、耳、目を封じることはできても、
八十万県民の五官の機能をとめることは不可能だ」』
『●ガジュマル:瀬長亀次郎さん「不屈」の精神…
「忖度政治を危ぶむ全国の多くの人々の心に響くに違いない」』
『●「軸がブレず、人心をワシ掴みに」するような
「瀬長亀次郎みたいな政治家が今の国会にいたら」…』
名護市長選や新潟県知事選につづき2018年9月沖縄県知事選でも「デマ」「ヘイト」など自公お維キトによる酷い選挙戦術だった。辺野古新基地建設による辺野古破壊を選挙での争点隠しにより候補者に隠蔽させ、さらには、投票を強制するという民主主義の破壊を行うなど、目を覆うばかりの醜悪な戦術。玉城デニーさんが選挙で負けていたならば、と想像するだにゾッとする。
《虚偽の情報で有権者の対立をあおることは許されない》。《真偽不明の情報がネット上で多数、拡散》《荒唐無稽の陰謀論を叫ぶ人々》…この教訓を沖縄県知事選の次にもつなげたい。そのためには、自公お維キトが繰り広げた醜悪な選挙戦術を記憶に留めておかねば。
『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に』
『●翁長雄志知事亡くなる…「折れない、言うことをきかない
翁長知事に対し、安倍政権が陰湿ないじめ、報復」』
「翁長さんの《うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー》の叫びが
忘れられない」
『●翁長雄志さん「那覇市長として…東京のど真ん中で体感した
むき出しの沖縄差別に「衝撃を受けた」という」』
「アベ様の取巻き連中による様々な沖縄イジメ・沖縄ヘイトを含め、
《安倍政権が陰湿ないじめ、報復》に対しても、《折れない、
言うことをきかない翁長知事》は、真の意味での沖縄の市民の立場に立つ、
真の保守政治家だった」
『●翁長雄志さん「保守は保守でも自分は沖縄の保守。
本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖』
『●沖縄を分断・破壊し尽すような日本会議系・
自公系候補者では絶対にダメ! 玉城デニーさんを沖縄知事に!』
『●日本会議系バリタカ派知事など絶対にダメ!…
「死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった」』
『●《やまと社会への同化…
「同化は差別する側に移るだけで、差別自体はなくならない」》』
『●《琉球アイデンティティー》が失われる危機…
日本会議系バリタカ派自公お維候補に投票しては絶対にダメ!』
『●「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事」が誕生すれば、
翁長さんの遺志は踏みにじられ、辺野古破壊…』
『●辺野古破壊「新基地建設容認の“安倍政権傀儡知事”が誕生」ならば
…沖縄の未来は閉ざされてしまいます』
『●沖縄県知事選、両候補の「選挙の色」がくっきりと見えてきた
…「#美ら海の色の候補者」はどちらか?』
『●「…意見の相違を捨ててでも、辺野古米軍基地建設阻止へ
一丸となって闘うことを、ぼくは切望している」』
『●「#美ら海の色の候補者」…「辺野古に普天間の代わりの
新基地をつくるという根本的な理由」が存在しない』
『●「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事」
「#カネ色の候補者」はアベ様の御得意の政治手法を導入済み』
『●カネ色の「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事」候補者の
デタラメが横行、コレに勝てというのかょ…』
『●沖縄デマによる市民の分断: 『沖縄スパイ戦史』の両監督…
「反基地運動は中国のスパイ」デマも同根』
『●鈴木耕さんの言う《「期日前投票制度」の落とし穴》が気になる
…血判状・恫喝な瓶三親分らは何でもやる…』
『●沖縄県知事選「象とアリの戦い」…
「象」は最大の争点で旗幟不鮮明、「辺野古が唯一の解決策」を強制』
『●玉城デニーさん勝利…でも、アベ様や最低の官房長官らは
すぐにでも辺野古破壊を再開しても不思議ではない』
『●「将来の子や孫の世代が、あの時、
つまり今の我々が頑張ったおかげで、平和な島になったんだよ」、と…』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-813967.html】
<金口木舌>瀬長亀次郎とデマ
2018年10月5日 06:00
瀬長亀次郎 玉城デニー 佐喜真淳 古谷経衡 金口木舌
「人民党はあんなものだ、人殺しや強盗などと一緒になり、扇動して善良な市民生活をおびやかす党だ」。そんなデマが流布されていたと、人民党事件で投獄されていた瀬長亀次郎さんが1954年の日記に書き残している
▼収監中に起きた沖縄刑務所暴動事件を瀬長さんが扇動していたかのような言説だ。立法院議員選挙を目前に控えていた。選挙にデマは付き物という人もいるが、虚偽の情報で有権者の対立をあおることは許されない
▼今回の沖縄県知事選でも真偽不明の情報がネット上で多数、拡散された。若手著述家の古谷経衡(ふるやつねひら)さんが、ヤフーニュースの記事で知事選を論じている
▼「玉城デニー氏が当選すれば、沖縄は中国に乗っ取られる」といった荒唐無稽の陰謀論を叫ぶ人々が佐喜真淳氏を応援したことによる悪影響を指摘した。「ネット右翼活動家」は「いかなる陣営にとっても害毒しかもたらさない」と断じている
▼デマや弾圧に負けずに闘った瀬長さんは2001年のきょう、94歳で亡くなった。50年の沖縄群島知事選挙では「人民が声をそろえて叫んだならば、太平洋の荒波を越えてワシントン政府を動かすことができる」と団結を呼び掛けていた
▼新基地建設阻止に向けた道は平坦(へいたん)ではないだろう。デマに左右されなかった県民が強固な意志を明確に示した今、瀬長さんの言葉をかみしめたい。
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