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●記者は、内閣広報官から首相会見の仕切り役を取り戻せ! アベ様や元・最低の官房長官の《メディアコントロール》の頚木からの脱却を!

2021年03月15日 00時00分57秒 | Weblog

[※↑ 【首相長男と総務省幹部の接待をめぐる問題】(東京新聞2021年02月23日)]


 (2021年02月28日[日])
日刊ゲンダイの記事【島根・丸山知事は東京でも堂々90分超 これぞザ・記者会見】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/285694)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/コーヒー1杯にも律していたはずが】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102260000067.html)。

 《会見は予定時間を大幅に超える1時間半にも及び、司会者が「それでは時間がまいりましたので…」と会見終了を促したが、丸山知事は挙手する記者を指名し続けた島根県民のために現状を訴え、何とか改善したいという真剣な気持ちが記者らにヒシヒシと伝わってきた。…なお、朝日新聞デジタルが25日、菅首相は緊急事態宣言の先行解除に伴う26日の記者会見を取りやめる方向で「山田広報官の問題も影響か」と報じた。…自主返納する意向だが広報官は続投するため、逆風が止む気配はない。情報公開や改革などを訴え当選しながら、今や自身が「伏魔殿の女帝」と揶揄される小池都知事ともども、丸山知事のThe 記者会見」と呼ぶべき対応をお手本にするべきだろう》。

   『●《国のトップとして未知のウイルスとどう戦うのか、どれほどの思いで
       自粛を要請しているのか――…明確なメッセージが伝わってこない》
    《望月: 昨年春の1度目の緊急事態宣言が出た後、官房長会見と
     首相会見は、参加できる記者が「1社につき1人」と限定されて
     しまいました。表向きは「コロナ対策で密を避けるため」とされて
     いますが、明らかに私のような目障りな記者を排除することが目的
     でしょう。そのため、現在、首相会見は基本的に政治部の記者と抽選で
     選ばれたフリー記者しか入れません。私は社会部の記者なので、
     政治部が譲ってくれない限り、会見場には入れないのです。
      また、会見の進行も司会役の山田真貴子内閣広報官
     1人につき1」「さら問い(質問を重ねること)は禁止などの
     ルールを定めて、相変わらず突っ込んだ質問をさせないようにしています
     これまで6回あった首相会見で北海道新聞、東京新聞、日本テレビ、
     ジャパンタイムズの4社は一度も指されていません。ウチ(東京新聞)の
     ように事前に質問を投げることを拒否している社や、厳しい質問をする
     記者がいる社は避けられているのでしょう。逆に不自然なほど何回も
     指名されている社もある。菅さんは答えるときに手元にいつも目を
     落とすので、「この社は事前に質問を投げたなということは
     すぐにわかります
      菅さんはこうしておけば記者会見は乗り切れるとナメていたわけですが…》

   『●マトモなニッポン国リーダーは居ないのかねぇ? マトモな官僚は
     居ないのかねぇ? 「忖度」「虚偽答弁」が蔓延する哀れなニッポン国…
   『●《こんな官僚接待がいまだに行われていたとは、驚きと怒りを禁じ
     得ない。しかも、接待した側に菅義偉首相の長男がいた。政官癒着の典型》
   『●アベ様夫人は「私人」と閣議決定 ――― 《首相が息子を助ける
     ために首相と息子は別人格と閣議決定しても、その構造は変わらない》
    「《いびつ》《ズブズブの関係》がさらに明らかに。《自助》大好き、
     利権漁りカースーオジサンによる《メディアコントロール》の一端を担う
     あの方の名も ――― 山田真貴子内閣広報官。記者会見を記者たち自身が
     仕切る形に改善するきっかけに!」

 アップロードする機を逸してしまいましたが、山田真貴子現・内閣広報官殿の、総務官僚(総務審議官)時代の収賄という犯罪について。

 まず、鈴木耕さんのつぶやき:

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鈴木 耕@kou_1970

しかし、山田真貴子広報官殿はこの後、どんな顔をして“記者会見”を仕切るのだろう。誰か「まさか質問、断らないですよね」なんて突っ込んでくれる記者はいないかなあ…。

午後6:48 2021年2月25日
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 2月26日[金]に予定されていた首相会見そのものが、まさかの取り止め。ぶら下がり会見だけでの実施。山田真貴子広報官の仕切りは無し。
 記者は、内閣広報官から首相会見の仕切り役を取り戻せ! アベ様や元・最低の官房長官の《メディアコントロール》の頚木からの脱却を! 《丸山知事は挙手する記者を指名し続けた島根県民のために現状を訴え、何とか改善したいという真剣な気持ちが記者らにヒシヒシと伝わってきた》そうだ。


 リテラの記事【菅首相が山田内閣広報官を処分しない理由に「女性」を強調! 女性問題を悪用し「飲み会を断らない」不正官僚を守る態度こそ性差別だ】(https://lite-ra.com/2021/02/post-5807.html)によると、《こんな処遇で許されていいのか──。昨日24日、総務省の高級官僚たちが菅義偉首相の長男である菅正剛氏ら東北新社の幹部と違法会食を繰り返していた問題で、政府は谷脇康彦・総務審議官ら11人を減給や戒告の懲戒処分とすると発表。しかし、その一方で、一晩で7万円を超える接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官は「厳重注意」となり、給与の10分の2の3カ月分を自主返納するだけで「続投」させるというのだ。山田内閣広報官の月額は117万5000円だというから、返納額は70万5000円となる。山田氏が接待を受けたのは総務省の総務審議官時代だが、現在は特別職の国家公務員であるために処分の対象外となったというが、そんな馬鹿な話があるか。ご存知のとおり、山田内閣広報官は総理大臣会見でも司会進行役として現場を取り仕切っているだけでなく、菅首相の右腕として重要政策の広報を担う人物であり、何より国民からの信頼が担保されなければならない要職に就いている。にもかかわらず、今回、山田氏は当初「菅総理の長男と会食した明確な記憶はない」と否定しておきながら、追い詰められてようやく「接待を受けた」と認めた。つまり、国民の信頼を真正面から裏切ってみせたのだ》。

 収賄という犯罪。《処分》《更迭》という名の《通常の異動》や、《厳重注意》で済む話ではない。
 沖縄タイムスの【社説[後絶たぬ官業癒着]問われる「政治の責任」】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/712940)によると、《接待を巡る官僚の不祥事が後を絶たない。霞が関のモラル低下は深刻だ。菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社から接待を受けていた総務省官僚11人が24日、処分された。「利害関係者からの接待」などを禁じる国家公務員倫理規程の違反であり、行政の公正性への信頼を揺るがすもので当然だ。ただ、総務審議官当時に1回で7万円超の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官は、厳重注意にとどまった。給与の一部を自主返納するという。衆院予算委員会で参考人として出席した山田氏は「公務員の信用を損なうことになり、深く反省している」と謝罪した。だが、信頼回復に努める責任があるとして、辞任は否定した。利害関係者からの接待を受けたことには「チェックが行き届かなかった」、長男との関係について詳細は「覚えていない」などと曖昧に答えた。広報官として国民に説明する立場にもかかわらず、責任を果たせていない。そもそも、長男が勤める放送事業会社がなぜ接待を繰り返したのか、許認可を巡る便宜供与はなかったのかなど問題の背景、核心部分は明らかになっていない。総務省の調査では、山田氏を含め計13人が、2016年7月から20年12月にかけて、延べ39件の接待を受けた》。
 琉球新報の【<社説>総務省幹部ら処分 身内に甘く話にならない】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1277258.html)によると、《首相の長男が絡む「官業癒着」にもかかわらず、虚偽答弁によって国会を侮辱した。その揚げ句、身内に甘い処分では話にならない。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、総務省は幹部ら9人を減給や戒告の懲戒処分にするなど計11人を処分した。国家公務員倫理規程で禁じる「利害関係者からの接待」に該当すると判断した。しかし、倫理規定違反による処分だけで幕引きさせてはならない。官業の癒着によって行政の公平性がゆがめられなかったか、贈収賄の疑いはないのか、他の業者からの接待はなかったのか。これらの疑惑は解明されていない。第三者委員会による徹底調査を求める。同時に山田真貴子内閣広報官だけでなく、正剛氏や業界関係者も国会招致して真相を解明すべきだ。特に山田氏は総務省の総務審議官だった2019年11月に、正剛氏が勤める「東北新社」から和牛ステーキなど約7万4千円に上る高額な飲食接待を受けていた。菅首相は山田氏を厳重注意し、本人は給与の一部を自主返納する。山田氏は安倍前政権で女性として初の首相秘書官を務め、菅政権で女性初の内閣広報官に抜てきされた。山田氏が「責任を痛感」し、辞任の意向を伝えたのに、厳重注意と給与返納では甘くないか。》
 日刊ゲンダイの記事【血税の官房機密費で返納か? 渦中の山田広報官に怨嗟の声】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/285690)によると、《<いやはや、首相会見を仕切るだけで、そんなにもらえるのか><これじゃあ、どれほど批判の声が出たって辞めないわけだよ> ネット上では怨嗟の声が広がっている。放送関連会社「東北新社」に務める菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題で、同社から総務審議官時代の2019年11月に約7万4000円に上る高額な接待を受けていた山田真貴子・内閣広報官(60)。山田広報官は25日の衆院予算委に参考人として出席。「公務員の信用を損なったことを深く反省している。本当に申し訳なかった」と陳謝したものの、「今後、職務を続ける中で、できる限り自らを改善したい」と述べ、引き続き内閣広報官を務める意向を示した》。
 さらに、東京新聞の【<社説>総務官僚の接待 処分で幕引き許さない】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/88233?rct=editorial)によると、《総務省は正剛氏が勤める東北新社による接待を利害関係者からの違法接待と認め、次官級の谷脇康彦、吉田真人両総務審議官を減給十分の二(三カ月)の懲戒とするなど計十一人を処分した。…総務審議官当時に接待を受けた山田真貴子内閣広報官は、すでに同省を退職しているため処分対象とならず、加藤勝信官房長官による厳重注意にとどまった。山田氏は給与の十分の六に相当する七十万五千円を自主返納するという。ただ、七万円超の高額接待を受け、利害関係者との認識もなく、申告もしなかった山田氏は、内閣と国民とを結ぶ広報を担う責任者として適任なのだろうか。公務員への信頼を損ねた責任は重い。野党の辞任要求は当然だ》。

 東京新聞のコラム【筆洗/天台宗の開祖、最澄が残したありがたい言葉の中に、「道心の中…】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/88238?rct=hissen)によると、《▼菅首相の長男が勤める会社から高額接待を受けた山田真貴子内閣広報官が陳謝した。同じ問題で、総務省は接待を受けた十一人の処分を決めた。農林水産省も鶏卵生産大手元代表に接待されたとして幹部六人を処分した▼綱紀か倫理か、緩みが同時に別の場所に現れているようにみえる。それにしても七万円超の接待とは、想像を超えている。会食で働き掛けはないと山田氏は説明したそうだが、その場だけの問題ではなかろう。そんな接待を受けて企業との関係が変わらないとは思えない。他の接待も解明が必要だろう▼山田氏は続投だそうだ。崩れた投手を引っ張り続ければ、試合はさらに壊れて、本人の傷も深くなる。立ち直ることもあるから、野球では続投の判断の難度は高いものらしい。首相の采配はどうだろう▼不祥事が多い。政権の指揮官の道は荒れているようだ》。

 東京新聞の記事【司会役の「山田広報官」隠し? 緊急事態宣言解除で記者クラブが首相会見申し入れも加藤官房長官は「行わない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/88279)によると、《加藤勝信官房長官は26日の記者会見で、緊急事態宣言解除に関連し、菅義偉首相が同日中に記者会見を行わないことを明らかにした。「宣言が全面解除された場合には国民に説明する必要があるが、本日の段階では、そうした状況に至っていない」とした。首相会見は、菅首相の長男正剛らから高額な接待を受けていた山田真貴子内閣広報官が司会を務めているため、「山田氏隠し」との見方も出ているが、加藤氏は山田氏との関連を否定した。…官邸記者クラブ「内閣記者会」幹事社は、26日中に首相の記者会見を開催するよう官邸側に申し入れていた》。

 そう、《ナメられているのは大メディア》。
 日刊ゲンダイの記事【“断らない”内閣広報官続投 ナメられているのは大メディア】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285714)によると、《国民の関心はきわめて高い。菅首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」が、総務省幹部に違法接待を繰り返していた問題。総務省は、東北新社が「利害関係者」にあたると認定し、24日、幹部ら11人に減給などの処分を行ったが、何の目的で接待が行われ、なぜ幹部がホイホイ応じてきたのかという…》。

 そういえば、あの時、厚生省の講師の方は謝金を断られたな…出されたコーヒーに口をつけられたかどうかは覚えていない。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/コーヒー1杯にも律していたはずが】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102260000067.html)によると、《★結局、安倍・菅政権は公務員と政策で渡り合うことができず、情実的人事権の行使と偏った政治主導で霞が関全体をゆがめたのだろう。安倍政権の時には経産省の役人が官邸を取り巻き、官邸官僚という言葉まで生まれた。それまで霞が関全体で幅を利かせていた財務省が経産省の後塵(こうじん)を拝することになるという霞が関の珍事は既に常識になった。一方、同政権下では官房長官・菅義偉の情報網が政権維持に功を奏す。今度は官邸ポリスという情報をコントロールして政権を維持する手法が用いられていると小説という形での暴露があった。今もそれが続いているのだろう》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/285694

島根・丸山知事は東京でも堂々90分超 これぞザ・記者会見
公開日:2021/02/26 06:00 更新日:2021/02/26 10:17

     (都道府県会館で会見した丸山知事(C)日刊ゲンダイ)

 「東京五輪の聖火リレー中止検討」発言で注目を集めた島根県の丸山達也知事(50)が25日に上京し、政府や地元選出の国会議員に対し、新型コロナウイルスの第3波の検証を踏まえた感染症対策の改善・強化や、緊急事態宣言の影響を受けている飲食店などへの支援策の拡大を要請した。

 丸山知事はこの日、内閣府や厚労省、中小企業庁を訪問して要請書を提出。その後、自民党細田派の細田博之会長(76)や、丸山知事の発言について呼んで注意するとコメントして批判が出た竹下派の竹下亘会長(74)ら島根県選出の同党国会議員と面会。地元飲食店らの窮状を訴えた。

 その後夕方に都道府県会館(東京都千代田区)の会議室で会見を開いた丸山知事。竹下会長と面会した際のやり取りを記者に問われ、竹下氏に啖呵を切ったのかと思いきや、「私は政治経験も、人生経験もない。注意していただけるのはありがたいこと」と謙遜し、「私の所作が問題があったとしても、県民のためにきちんと対応しようと言っていただいた」と語った。


■「小池都知事は知事会に参加していない」とチクリ

 総務官僚出身であり、聖火リレーの中止検討発言や上京して支援策拡大を求めた自身の行動について「政治のルール破り」と理解しつつも、「今の状況で知恵がなければ島根県の飲食店がなくなってしまう」と切実な思いを訴えた丸山知事。政府を介さず、東京都の小池百合子知事(68)と直接、やり取りするべきではないかーーといった趣旨の質問に対しては、「私は知事会に出席していますが、ここ5回ほど本人(小池都知事)は参加していない」と答えた。

 会見は予定時間を大幅に超える1時間半にも及び、司会者が「それでは時間がまいりましたので…」と会見終了を促したが、丸山知事は挙手する記者を指名し続けた島根県民のために現状を訴え、何とか改善したいという真剣な気持ちが記者らにヒシヒシと伝わってきた

 なお、朝日新聞デジタルが25日、菅首相は緊急事態宣言の先行解除に伴う26日の記者会見を取りやめる方向で「山田広報官の問題も影響か」と報じた。首相会見で司会進行役を務める山田真貴子・内閣広報官(60)が、首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から7万4203円の食事接待を受けていたことが発覚、給与10分の6(70万5000円)を自主返納する意向だが広報官は続投するため、逆風が止む気配はない。

 情報公開や改革などを訴え当選しながら、今や自身が「伏魔殿の女帝」と揶揄される小池都知事ともども、丸山知事の「The 記者会見」と呼ぶべき対応をお手本にするべきだろう。
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102260000067.html

コラム
政界地獄耳
2021年2月26日9時17分
コーヒー1杯にも律していたはずが

★結局、安倍・菅政権は公務員と政策で渡り合うことができず、情実的人事権の行使と偏った政治主導で霞が関全体をゆがめたのだろう。安倍政権の時には経産省の役人が官邸を取り巻き、官邸官僚という言葉まで生まれた。それまで霞が関全体で幅を利かせていた財務省が経産省の後塵(こうじん)を拝することになるという霞が関の珍事は既に常識になった。一方、同政権下では官房長官・菅義偉の情報網が政権維持に功を奏す。今度は官邸ポリスという情報をコントロールして政権を維持する手法が用いられていると小説という形での暴露があった。今もそれが続いているのだろう。

98年、ノーパンしゃぶしゃぶ事件といわれた大蔵省接待汚職事件は公務員の矜持(きょうじ)が問われた。銀行からの接待に鼻の下を伸ばした大蔵高級官僚は大いに接待されたが当時、この店のコースは1万9980円。銀行の担当者は領収書が切れればといくらでも接待した。結果、官僚7人(大蔵省4人、大蔵省出身の証券取引等監視委員会の委員1人、日銀1人、大蔵省OBの公団理事)の逮捕・起訴に発展。起訴された官僚7人は、執行猶予付きの有罪判決が確定した。この責任を取り当時の大蔵相・三塚博と日銀総裁・松下康雄が引責辞任した。また大蔵省は財金分離が進み財務省と金融庁が生まれ解体された

憲法15条第2項の「すべて公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」は当然ながら、国家公務員法96条では「すべて職員は、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務しなければならない」とされている。またこの事件をきっかけに2000年に生まれた政令「国家公務員倫理規程」の2条では、国家公務員が職務上で関わる8つの事業者・個人を「利害関係者」と厳密に位置づけ、当時はコーヒー1杯飲むのにも官僚は律したが、20年たつと、特定の議員や親族のためにだけ勤務する公務員が増えたということになろうか。これだけの規定があるにもかかわらず、守れない官僚に同情する必要があるだろうか。情けない。(K)※敬称略
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