Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●原発人災は続いている: 小出裕章さん、日本は「お終いです」

2012年03月17日 01時10分49秒 | Weblog


(※町山智浩さんが、上杉隆氏に公開質問状を出しておられます。http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20120314

『小出裕章 (京都大学原子炉実験所) の情報を拡散する会』(http://www.facebook.com/hiroaki.koide.info)の記事で知りました。youtube映像(http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U&feature=player_embedded)の紹介です。

 どこが「収束」宣言なのか。怒り心頭、そして、ゾッとした。爆発〝事象〟のなかった福島第一原発4号炉の燃料プールが〝宙ぶらりん〟になっている問題。地震・余震が続くなか、危機は続いている。原発人災は続いている。市民はそこに目をつむり、マスコミは覆い隠し、原子力ムラの住人は口をつぐみ、原発再稼働・原発建設再開・原発輸出をするという。〝犯罪者〟は刑務所に入ることさへない。関西電力 大飯原発は、再稼働に向けて着々と、粛々と進められている。茶番のストレステスト・計算ゴッコに対して、「大飯原発は安全」のお墨付きを与える委員会委員。「犯罪者」が拡大生産されている。この国は、どうかしている。恥ずかしい。

================================================================================
http://www.facebook.com/hiroaki.koide.info

小出裕章 (京都大学原子炉実験所) の情報を拡散する会

2012年3月8日(木)、テレビ朝日モーニングバードそもそも総研」で、福島原発4号機の使用済み燃料プールについて、玉川徹氏が小出裕章氏をインタビューされました。


http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U&feature=player_embedded

小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です

小出裕章
もう見ていただいて分かるように
ここにプールがあって
その底に使用済み燃料がたくさん溜まっている
もしこれから大きな余震でも起きて
ここの壁が崩壊するようになれば
プールの水が抜けてしまいますので
使用済みの燃料を冷やすことができなくなる
そうするとどんどん更に溶けてしまうということになって
使用済み燃料がたぶん全て溶けてしまうだろうと思います
そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が
何の防壁もないここから外に噴き出してきてしまう

<地震が来ない内に使用済み燃料を抜き出して
  横にプールでも造って移せばいいんじゃないですか>

ところが使用済み燃料を空中に吊り上げるようなことをすると
使用済み燃料から膨大な放射線が飛び出してきていますので
周辺の人達はもう死んでしまうしかないというくらいの強さ

オペレーションフロアの上に
巨大なクレーンのようなものが見えます
これがクレーンで
実は巨大な容器を吊り上げたり
吊り降ろしたりするためのクレーンなんですが
もうこの建屋自身がもう爆発で吹き飛んでしまっていますから
もうこのクレーンすらが使えない

やらなければいけないことはたくさんあって
まずは使用済み燃料プールの中に崩れ落ちてしまっている
瓦礫などをどけなければいけない
そしてどけた後に巨大な容器を沈められるように
何らかのクレーンのようなものを
現場で動かせるようにしなければいけない
外から巨大なクレーンで吊るということができるでしょうから
その準備をする
そして沈めて
もうたぶん何がしか壊れているであろう使用済み燃料を
巨大な容器に入れて
それをまた外に吊り上げるということをやらなければいけない
ただそういうことを全部やろうとすると
たぶん何年という単位が必要になるだろうと思います

その何年という間に建物を壊すような地震が来たら

おしまいです
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする