Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●デタラメ!! 「首相は原発〝安心〟教教祖、〝暗然〟委員会委員は〝安心〟教会神父」

2012年03月14日 00時00分36秒 | Weblog


どこぞやの〝ト〟教委〝ト〟知事がさぞかし喜びそうな、たかが〝旗〟やたかが〝歌〟で内心を冒そうとしているバカなお話、つまり、国歌斉唱をめぐって大阪のおイヌ様校長が大阪元〝ト〟知事のご機嫌をうかがった話を書きたかったのだが、『●犬がワンと鳴き、飼い主が喝采する、というお話』は明日に。この高校の生徒の心の声を聞いてみたいよ、ホントに。この新市長に投票した方たちにも、今の気持ちを聞いてみたいものだ。)


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/update/0313/TKY201203130417.html)。出すタイミングを逸したが、asahi.com(http://www.asahi.com/politics/update/0308/TKY201203080236.html)と東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012031202000027.html)の記事も。

 いったい何を考えているのやら。野田首相は、どうやらFUKUSIMA原発人災は解決したと思っているらしい。なにせ、冷温停止「状態」などと、恥ずかしげもなく事故「収束」宣言できるのだから。メルトダウンし、お釜の底が抜けてどこに炉心があるのかわからないのに、空のお釜の温度で議論することに何の意味があるのか。4号炉の宙ぶらりんの使用済み燃料プールの問題もどう解決したのか? FUKUSIMAの現状を見ても、記事のような発想や発言ができる神経って一体なんだ? 前首相の「脱原発社会宣言」は何だったのか、単なる個人的な発言で片付ける政党ってなんだ??
 関西電力の大飯原発を再稼働しようとしている〝安心〟教教祖様。youtube映像『刑事司法の欠陥を全てさらけ出した布川事件(解説:青木理氏)』(http://www.youtube.com/watch?v=KJ8ikAOGW38)の一部は、原発の「安全と危険」の議論を「安心と不安」の議論にすり替えたという話が出てくる。その意味で、首相は狂った原発〝安心〟教教祖、それを支える〝暗然〟〝安心〟委員会委員は教会神父である。後藤政志さんらの外部委員の貴重な意見を何ら斟酌する訳でもなし、単なるアリバイ作りであり、最初から「原発再稼働」の結論ありき。茶番だ。ストレステストについては、当初、1次評価と2次評価云々の議論があったはずであるが、どこかに吹っ飛んでいないか。所詮、計算ゴッコであり、〝安心〟教信者に怪しげで危うい〝安心〟を安売りする紙っキレだ。本当にこんなことを許していいのか!! わずか1年程で、原発再稼働を許すようなニュースが流れることなど、許されていいのか? マスコミも反対キャンペーン・原発廃止に向けてのキャンペーン報道を張るでもない。本当に恥ずべき国の姿だ。こんな言葉は使いたくはないが、「正気なのか」? この分では、当初予想の通りではあるが、浜岡さへも再稼働してしまう勢いだ。思い起こしてみると、泊原発玄海原発など着々と外堀を埋めていた訳。暴走しているのは原子炉だけでなく、この国自体だ。

  1年前の2011年3月13・14日のブログ:
     『●お見舞い申し上げます・・・
     『●福島第一原発3号炉はプルサーマル・・・

1年前のこの時期に立ち返って、原発人災絡みのニュースに多くの人々が釘付けになていたあの頃に立ち帰って、FUKUSIMA原発人災の結果を見直しても、このまま原発再稼働を許しても良いという〝安心〟教信者の方ばかりならば、もう呼びかける言葉もない。以下の3つの記事を読んでもまだ何も感じないのか??

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http://www.asahi.com/politics/update/0313/TKY201203130417.html

2012年3月13日17時24分
大飯原発再稼働、政治判断へ 耐性評価、安全委が確認

 定期検査で停止している原発の再稼働の条件とされるストレステスト(耐性評価)について、内閣府の原子力安全委員会の検討会は13日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の1次評価で経済産業省原子力安全・保安院が妥当とした審査書の確認作業を終えた。安全委は近く、審査の内容に問題はないとする確認書を出す。
 安全委による確認作業は大飯3、4号機が初めて。今後、原発の再稼働について、野田佳彦首相や関係閣僚が是非を判断することになる。
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http://www.asahi.com/politics/update/0308/TKY201203080236.html

2012年3月8日16時1分
原発再稼働、地元合意前に国が判断 野田内閣が方針

 定期検査で停止中の原発について、野田佳彦首相と関係閣僚は、地元合意に先立って再稼働の是非を判断する方針を固めた。これまでは地元の理解を再稼働の前提としてきたが、国の責任を明確にすることで地元を説得するねらいがある。
 藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、「原子力安全委員会の結論が得られた段階と、最終的に地元の理解を得られているかを含めて再稼働の判断を行う段階で、それぞれ(首相を含めた)4大臣で判断を行う手順だ」と述べた。
 政権が早期の再稼働をめざす関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)は、原子力安全委員会が近く、ストレステスト(耐性評価)の妥当性を確認する見通し。これを踏まえ野田首相と藤村氏、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発相が安全性を確認して再稼働の是非を判断。そのうえで地元の理解を得たのち、再稼働を最終決定する。
 政権はこれまで「地元の理解や国民の信頼が得られているかという点も含めて最終的に(判断を)行う」(藤村氏)と説明してきた。だが、地元からは「国から明確なメッセージがない」(西川一誠福井県知事)と不満が出ていた。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012031202000027.html

原発再稼働  先頭に立つ」 首相、自ら地元説得意向
2012年3月12日 朝刊

 野田佳彦首相は十一日、東日本大震災から一年を受けて首相官邸で記者会見し、定期検査中の原発再稼働に関する地元への対応について「政府を挙げて説明し、理解を得る。私も先頭に立たなければならない」と述べ、再稼働を妥当と判断した場合、自ら地元の説得に乗り出す意向を表明した。
 首相は、再稼働を判断する手順について、まずは自身と藤村修官房長官、枝野幸男経済産業相、細野豪志原発事故担当相の四人が国の原子力安全委員会による安全評価(ストレステスト)の一次評価の妥当性を確認すると説明。「(原発再稼働の)安全性と地元の理解をどう進めるかを確認する」と述べた。
 政府は首相らが一次評価の妥当性を確認した後、地元の同意を得る方針を藤村氏が明らかにしている。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)については、原子力安全委による一次評価の審査が大詰めを迎えている。
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コメント
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