旅に求めるものはひとそれぞれ
旅先で美しい景色・動植物・現象・文化に出会う・触れ合う為
ドライブで車飛ばして風を切り、雰囲気を楽しむ為
チャリ漕いで坂を上って下ってそこ行程をも味わう為
美味しい物を食べる為
湯治のように癒しの為
お遍路のような修行の為
誰か大切な人に会う為
ニコライのように東南アジア等で少しずつ現地の言葉を覚え、コミュニケーションする楽しみの為
何はともはれ、旅先で広義の意味での空気に触れるという点では多く共通

ナイロビ市街 歩くのは自殺行為
今回旅立った南アフリカ等では
豪華ホテルに泊まり、移動は車を使い、いかにも観光地的な場所を回った
多くみかけた人は白人、フィッシュアンドチップス・・
たくさんの枕がついたフカフカベッドにビュッフェスタイルのブレイクファースト・・・
そこには旧宗主国「イギリス」などヨーロッパ的空気そのままであった
でも、それもアフリカの一面である
黒人だけの世界
動物が走り回っている世界
砂漠の世界
だけがアフリカではない
そのアフリカに何を求めるかによっても違うけど、それも立派なアフリカ

ナイロビ郊外
でも、もしそこに見えない南アフリカを肌で感じでいたら?
ヨハネスブルグもケープタウン・ナイロビ等のダウンタウン地区には決して近寄らないようにと
警告してるくらい危ない場所 そこもアフリカ
もしそういう場所に行ったら・・・?

タンザニアとの国境 ナ漫マンガ付近 チャリに乗るマサイ族
南アフリカケープタウンから日本へ戻るため空港へ向かうハイウェイ
日本やアメリカと変わらない広く、きれいに整備された道路が街と空港を結ぶ
ただ、ビルが並ぶ市街地を抜け、道の両サイドに見えてきたのは「タウンシップ」
一言で言うならば、黒人達が住むバラック小屋が非常に密集した劣悪な環境の居住地
たった市街地から数キロ来たところに、ゴミだらけの狭い区域に溢れんばかりの小屋
決してそこは「地球の歩き方」や旅行ツアーのパンフレットに出てこない場所
あいのり#214('04.4.1)でそこを訪れてメンバー
そこの人たちの普段の食べ物は口に入れるのがやっとというもの
そのような事になったのは、社会の教科書でも出てきた
アパルトヘイト(人種隔離政策)
実際、地理の時間にやってるときは遠い国の遠い昔の話のような感じがしたが
これが、この場所で、たった10年ちょっと前まであり、黒人がひどい扱いを受けていたと
ショックも受けた
その瞬間、中学の英語であった
■ローザ・バークス(バスを降りろと言われ、逮捕された黒人女性 1955)
■I have a dream that my four little children will one day live in a nation
where they will not judged by the color of there skin
but the cotent of their character.
I have a dream today.(キング牧師 1963)
や
■遠い夜明け(アパルトヘイト反対を唱えた白人新聞記者への弾圧の映画 1987)
を思い出し
さらには
■『にんげん』(大阪府の同和教育の教科書)・・まさかっちゃんの話・渋染一揆
■西成のあいりん地区
■士農工商・えた・
■高知での営業先のある一つの
■新聞記者が撮ったハゲワシに狙われている死に掛けの女の子の写真
なんかも思い出し色んな思いがうずまいた

ケニアハイウェイ沿い(ナイロビとその外港モンバサを結ぶA109)の建物
肌の色だけで差別され、ひどい扱いを受け、自由を奪われ
まだ南アフリカにはアパルトヘイトの名残が大きく、貧富の差も大きく、治安が非常に悪い
そして差別がまだ強く残っている
きっとこれは遠い国の話ではなく、少し前の日本では
いや今でも・・まだ
そのようなものを肌で受け止めるため、高いお金を払って行ったわけではないし、
そこに触れないといけない、それを考える旅でもなく
生半可な気持ちで触れたりするもんでもなく・・と理由を作ってしまう自分
見てみぬ振り・・じゃないけれど・・・
でも、きれいな旅の中、一瞬見えた、差別・貧困を生んだそのアパルトヘイトの面影という現実
すごく胸に刻まれたその光景
またそれも旅先の雰囲気であり、それも現実のアフリカ
何を味わうのか 見えない、タブーな所を見ないようにした旅なのか
なんか、自分のなかでうまくまとまらないので
もうちょっとあのタウンシップの光景には深く考えて整理してみたい
旅先で美しい景色・動植物・現象・文化に出会う・触れ合う為
ドライブで車飛ばして風を切り、雰囲気を楽しむ為
チャリ漕いで坂を上って下ってそこ行程をも味わう為
美味しい物を食べる為
湯治のように癒しの為
お遍路のような修行の為
誰か大切な人に会う為
ニコライのように東南アジア等で少しずつ現地の言葉を覚え、コミュニケーションする楽しみの為
何はともはれ、旅先で広義の意味での空気に触れるという点では多く共通

ナイロビ市街 歩くのは自殺行為
今回旅立った南アフリカ等では
豪華ホテルに泊まり、移動は車を使い、いかにも観光地的な場所を回った
多くみかけた人は白人、フィッシュアンドチップス・・
たくさんの枕がついたフカフカベッドにビュッフェスタイルのブレイクファースト・・・
そこには旧宗主国「イギリス」などヨーロッパ的空気そのままであった
でも、それもアフリカの一面である
黒人だけの世界
動物が走り回っている世界
砂漠の世界
だけがアフリカではない
そのアフリカに何を求めるかによっても違うけど、それも立派なアフリカ

ナイロビ郊外
でも、もしそこに見えない南アフリカを肌で感じでいたら?
ヨハネスブルグもケープタウン・ナイロビ等のダウンタウン地区には決して近寄らないようにと
警告してるくらい危ない場所 そこもアフリカ
もしそういう場所に行ったら・・・?

タンザニアとの国境 ナ漫マンガ付近 チャリに乗るマサイ族
南アフリカケープタウンから日本へ戻るため空港へ向かうハイウェイ
日本やアメリカと変わらない広く、きれいに整備された道路が街と空港を結ぶ
ただ、ビルが並ぶ市街地を抜け、道の両サイドに見えてきたのは「タウンシップ」
一言で言うならば、黒人達が住むバラック小屋が非常に密集した劣悪な環境の居住地
たった市街地から数キロ来たところに、ゴミだらけの狭い区域に溢れんばかりの小屋
決してそこは「地球の歩き方」や旅行ツアーのパンフレットに出てこない場所
あいのり#214('04.4.1)でそこを訪れてメンバー
そこの人たちの普段の食べ物は口に入れるのがやっとというもの
そのような事になったのは、社会の教科書でも出てきた
アパルトヘイト(人種隔離政策)
実際、地理の時間にやってるときは遠い国の遠い昔の話のような感じがしたが
これが、この場所で、たった10年ちょっと前まであり、黒人がひどい扱いを受けていたと
ショックも受けた
その瞬間、中学の英語であった
■ローザ・バークス(バスを降りろと言われ、逮捕された黒人女性 1955)
■I have a dream that my four little children will one day live in a nation
where they will not judged by the color of there skin
but the cotent of their character.
I have a dream today.(キング牧師 1963)
や
■遠い夜明け(アパルトヘイト反対を唱えた白人新聞記者への弾圧の映画 1987)
を思い出し
さらには
■『にんげん』(大阪府の同和教育の教科書)・・まさかっちゃんの話・渋染一揆
■西成のあいりん地区
■士農工商・えた・
■高知での営業先のある一つの
■新聞記者が撮ったハゲワシに狙われている死に掛けの女の子の写真
なんかも思い出し色んな思いがうずまいた

ケニアハイウェイ沿い(ナイロビとその外港モンバサを結ぶA109)の建物
肌の色だけで差別され、ひどい扱いを受け、自由を奪われ
まだ南アフリカにはアパルトヘイトの名残が大きく、貧富の差も大きく、治安が非常に悪い
そして差別がまだ強く残っている
きっとこれは遠い国の話ではなく、少し前の日本では
いや今でも・・まだ
そのようなものを肌で受け止めるため、高いお金を払って行ったわけではないし、
そこに触れないといけない、それを考える旅でもなく
生半可な気持ちで触れたりするもんでもなく・・と理由を作ってしまう自分
見てみぬ振り・・じゃないけれど・・・
でも、きれいな旅の中、一瞬見えた、差別・貧困を生んだそのアパルトヘイトの面影という現実
すごく胸に刻まれたその光景
またそれも旅先の雰囲気であり、それも現実のアフリカ
何を味わうのか 見えない、タブーな所を見ないようにした旅なのか
なんか、自分のなかでうまくまとまらないので
もうちょっとあのタウンシップの光景には深く考えて整理してみたい