大阪市立東洋陶磁美術館で「ルーシー・リー展」を見ました。
今年見た展覧会の中で一番の感動でした!!
美術館の文章より
『ルーシー・リーは、バーナード・リーチやハンス・コパーと並び、20世紀を代表する陶芸家の一人です。ウィーンに生まれイギリス人として半生を生きた彼女は、70年近くにもわたる創作活動の中で多くの作品を作り、独自のスタイルで陶芸の世界に新しい風を吹き込みました。無駄のないシンプルなフォルム、自由な色彩、優雅で洗練された装飾との見事な融合…。それは大都市の中の小さな工房で、一人器と向き合い続けた彼女の生き方にも似ているように思えます』
イギリスの陶器は洋食器と言われる絵の描かれた装飾のあるものばかりだと思っていました。
ルーシー・リーの作品は全部が魅力的。
惹かれる理由はほっとする・・と言うかシャープな形でも暖かみがありました。
可愛くてきゅんとする陶器もたくさんありました。
それは線描きと色使いかな、と思います。
グリーン、グレー、ブルー、イエロー、そしてピンク。
ピンクが所々に使われて、それがとても可愛いのです。
特に毛糸のようにぼやーとにじんだ線に見とれてしまいます。
ぽってりした形は日本の茶器みたいです。
デコボコした表面・・これも日本の陶器のようです。
とてもシャープな器もあります。すごくきれいです!
年齢と共に作品が洗練されて来たそうです。
陶器のボタンも作っています。
88才で亡くなりましたが
死ぬまで創作意欲を持ってこんな素晴らしい作品を作っていたなんてほんとに羨ましいです。
ルーシーリー展、素敵でしたよ。
薄荷座さんがおっしゃるように
陶器って冷たいものなのに、毛糸のような暖かさを感じる作品でした。
ぜひ行ってくださいね!!
sugarbrownでお買い物していただきありがとうございます。
ブログを拝見しました。
可愛い作品を作っておられるのですね!!
見入ってしまいました。
抱きしめたくなります。
薄荷座さんってどのお客様なのかな…
と詮索しています(笑)
よかったらメールでお話させて下さいね。
これからもよろしくお願いします。