オンナノイッショウ

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オランダ、そこは巨人の国。

2013-10-15 00:41:32 | 行ったところ
いやー、でかいでかいとは聞いていましたが、
ほんとにでかいですね。
オランダの人たち。
今回はアムステルダムの巻、です。

平均身長男子182㎝、女子170㎝、くらいだそうな。
平均ですからね、あくまでも。
2メートル越えてない? って人を何人も見かけました。

    

    わかりますか? でかい感じ。畳が歩いてるみたい(笑)です。こんな人がごろごろ。

上はアムステルダム中央駅の構内ですが、外はこんなです。



東京駅のモデルになったらしいですね。

その高身長を支えているのは、、、、、芋(たぶん)。
この前もちょこっと書きましたが、
食べる食べる、フライドポテト。
あたしも何度それで飢えを凌いだことか。。。。(半分ほんと)。
一番少ない量でも、日本のマックのLサイズくらいありそう。
そこに山盛りのマヨネーズをかけて食べるわけです。
これさあ、太るよね? と何度自分に問うたことか。
でも1食それのみ、とかのバックパッカー食生活(オランダではほんと)だったので目をつぶって食べてました。
おいしいんですよ、文句なく。
でもね、多い(笑)。

  

  ぶれてますが、こんなのの倍くらいあるのをマダム達も食べてます。

まあおかげで無事にカロリー摂取もでき、元気に歩き回れたわけです。

今回は美術館めぐり、がテーマだったんですが、写真を撮るのに夢中でひとつターゲットを逃しました(泣)。
エルミタージュの別館です。

あとはゴッホ美術館にも国立美術館にも近代美術館にも行けました。

   

ゴッホ美術館で出会ったおじいちゃん。
ゴッホの黄色と壁のグレー、おじいちゃんの赤がものすごくきれい。
ひとりで来て、ゆっくりじっくり見てました。
作品のよう。
かなりのご老体がひとりで美術館にいる、って図は日本であんまり見ないので、すごく素敵に見えました。

ああ、もう。
高性能のカメラで撮った写真は重すぎてうちのへなちょこPCには荷が重いようで。
固まり固まり、でちっとも書き上がらない(泣)。
だから途中からスマホ書きです。

あっと、すみません。愚痴が出ました。

アムステルダムが特にそうでしたが、自転車がすっごく多い。
どこ撮っても自転車が写ります。
写さないためには空を見上げるのみ、でした(笑)。

   

   マヘレの跳ね橋。凍えながら撮りました。

でね、H嬢お勧めの花市場、アムステルダム郊外のアルスメールというところに行ったんです。
朝5時起き、7時出発。
パンとコーヒーを買ってバスに乗り込みます。
片道40分、4ユーロ。
で、ビジター見学料5ユーロ。
さあ着きました、5ユーロ払いましょう、という段になって……ない
なにが、って…お財布が
きゃーですよ。
ここはオランダ、あたしひとり。
バッグには"もしもの時用"10,000円がある、でもしかし、ここはユーロの国…
受付の優しそうなマダムが心配してくれて、
「バッグひっくり返して見てみたら?」
してみました。
「…ないです」
「あら困ったわね。バスで?盗られたの?」
「いや、単に私が落としただけだと思われ…」
大事なカメラをしっかり抱えているのが精一杯で、いつもいるはずのお財布から注意が逸れたんですね。
ああ、大事なものが身につかないやつだ(泣)。
「じゃあバスに聞いてあげるわ」
そう言ってマダムはいくつか電話をしてくれましたが、
やっぱりそんなの見つかるはずもなく
「ありがとうございます、でももう諦めます。5ユーロ払えないから、見学できませんよね?」
↑書いてみて思いましたが、あたしってなんて図々しいんだ(笑)。
「いいから、見ていきなさい」
と、やさしいお言葉。
ああなんて優しいんだ、お言葉に甘えてきれいな花でも見ていこう、
青空にパーッといろんな色が映えて…。
と、思ったら。



こんな感じ。ザ・市場です(笑)。
カートでおっさんたちにガガガーッと運ばれるお花を見ながら、思いました。
ああ、こっからどうやって帰ればいいんだ?
ホテルに帰れば現金も予備のカードもあるけど、
タクシーだったら2万は下らないぞ。。。
逡巡しながら、思ったこと。
ああもう、借りよう! 恥を忍んでマダムに借りちゃおう!
日本に帰ったら送って返そう!
そう思って頼んでみたわけです。
「・・・あのですね、私はバスで帰れません。なぜなら、私にはバス代の4ユーロもなくて。
そこでお願いです(とかなんとか)」
困り顔したマダム。
「私じゃ何とも言えないから、マネージャーに聞いてみるわね」
そしたら! これまた優しげなマダムが出てきて、
「気の毒だったわね、これ、返さなくていいから」
と言いつつ、5ユーロくれたんです!
もう、もう、身も世もない思いだったのでちょっと涙ぐんじゃいました(照)。

オランダ人はケチだなんていう噂もありますが、
なんの。
ちゃんと困った人を助けてくれるではないの。

てな感じで、世界の至る所で人に迷惑をかけて助けてもらって、生きているわけです。
ありがたいなー。
すごーく貴重な5ユーロ札でした。

それがアムステルダム最終日。
お財布(旅行用)もクレジットカード(予備あり)も最小限のお金(60ユーロ、8,000円くらいか?)はなくしちゃいましたが、
なんだかとってもいい1日だった気がしました。

とりあえず、タイムアウト。
また【ベルギー編】でお会いしましょう

今週はお誕生日もある週。
相変わらずモノを無くしていますが、
着々と年は取っていきます。。。


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1 コメント

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Unknown (verdad)
2020-03-07 12:55:50
白人の世界に住んでいたときにオランダの男性と友だちになりいろんなことを聞いた。彼は185センチだったがオランダでは大きくないといっていた。若者は190センチは当たり前にいるということだ。日本にやってきたら背の高いものがあまりいないから優越感に浸れるだろう。
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