２００６年０７月１６日（日）

　この数ヶ月我慢していたものが破られた。正確に言えば、自分から破ってしまった。夜中に物を食ってはいけない。それは暗黙の不文律。菓子類は食ってたけれど、炭水化物はなかなか無い。炭水化物を食うときは朝まで起きていたときだけ、この前のレポートに追われた夜だけだった。

　それを、それを僕に脂肪という名の服を着せようとお土産の振りして向けられた刺客、蓬莱こと５５１の豚まん。あのにんにくと豚の脂肪の香りをかいでしまったが最後、逃れられない運命。ほうばるしかない。口いっぱいに。結局三個も食べてしまった。夜中なのに。あの化学調味料と豊かな豚の油の味、アクセントに広がるたまねぎの風味。どれをとっても完璧な豚まん。触れば、手はラード、油まみれになり、たまねぎの匂いがこびりついてしまうけれど、そんなことを忘れさせてしまう味。

　一個のカロリーが３００キロカロリーはありそうな豚まん。東京には肉まんしかないが、大阪のは肉まんでなくて豚まん。豚の饅頭。だから豚が際立つ。たまねぎとかは入っているけれども、あくまでメインは豚。豚好きには堪えられない味でございます。せっかく１２キロも絞ったのにこの調子じゃ元の木阿弥。それこそ脂肪という名の服を再度着ることになってしまう。


　
　ゼミの子のお父さんが軽く有名人だったことに衝撃を受けつつ、レポートを一から書いてみる。そう徹夜でカロリーを燃やそう！！もう二度と脂肪は着んぞ！！馬鹿ヤロー！！美味すぎるぞ、蓬莱さん！！