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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02006年010月007日(土)

2006-10-07 | 授業
  

 業田良家の『自虐の詩』が映画化だそうです…。キャストは幸江さんが中谷美紀さんで、夫のイサオさんは阿部寛さん…

 僕も「マンガ夜話」から入った口なので、素人だけれども、あれは散々言われているようにマンガだから、しかも4コマギャグマンガだから得られる緩やかな流れによって後半の”アレ”が生きていたのに…。2時間ほどの映画でどうやって描くのだろう。昼のドラマとかでやるならなんとなくわかるけどさぁ…2時間であれをどう表現するのか…。大体幸江さんは美人じゃない。幾ら誤魔化しても誤魔化しきれない。何で美男美女でなきゃ愛を描けないのか、描こうとしないか。客が入らないだろうって言うのはただの逃げ口上だろうに。そんなことなら他の作品に素りゃ良いのにさぁ。

 美男美女でもなく、地位や名声や富があるわけでもなく、社会の底辺を経巡ってきた2人の話。それだけなのにさ。何だよこれ。大体幸江さんのお父さんが付き合っていた女性や熊本さんはどうするのか。描けるのか。まぁ焦点は絞るのだろうけど、それでもさぁ…。何でも映像化すれば良いってモンじゃないだろうよ、ホント。映像でしか表現できないようなものがあるように、マンガでしか表現できないものもあるじゃんか!!!

 2人の俳優さんは好きだけどさ、マンガの、しかも『自虐の詩』の映画化って不安すぎる。監督は堤幸彦監督かぁ。『松子』みたいにするのも何か違うし。う~ん。悪い事言わないから、昼のドラマにしてよ!!それならまださぁ…

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3 コメント

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Unknown (フミト)
2006-10-08 03:01:34
キミの言うとおり。社会の底辺を生きる人間の恋愛にこそ、本当の恋愛が宿る気がする。君の批評眼がギリギリになるほど鋭くなるのと同様だ。
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Unknown (moti)
2006-10-08 12:49:33
批評眼でもなんでもない、なぞってるだけだ。なぞってるだけ。底辺の恋愛を特別視するのは愛に対するステレオタイプへの反発だ。
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Unknown (fumito)
2006-10-09 02:19:55
僕はキミや周りの人から教えられることが多い。やっぱり先生から教わる事は、世界から浮いている知識だ。
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