ドラマ版が結構面白かったので
部屋の片隅に積んだままの小説版を
思い切って読んでみる。
生まれて初めて、小説原作のドラマを
見ながら、原作小説を読んでみた。
頭の中で米倉さんと高岡さんが浮かんで
普通に小説を読むより、楽しく読めた。
原作の台詞と云うものがちゃんとドラマでも
使われてるんだな、と云うことにまず驚く。
一方で、幾つかのエピソードは削られ、人物像も
修正され、エピソードが再構成されているけど。
人によっては不幸とも取られるような結末をも
凄くあっけらかんと、さらっと明るく描いている
しまうような原作に対して
ドラマ版は少しドロドロしている。
さっぱりした部類には入るけれど
原作版は萌とるり子の2人にしかほぼ焦点を
合わせてなかったけれど、ドラマ版は
やっぱり”ドラマ”と云うだけあって幾分
ドラマチックに味付けされてる。
原作では全く描かれていなかった柿崎の妻や
崇の家族がドラマでは描かれていて
その両者はともに怨念のようなものを称えて
描かれてる。だから少しこってり風味。
そこんところはドラマスタッフの腕の見せ所か。
ラストのアッケら感さと云い、前向きさと云い
文庫版の角田光代さんの解説に詳しいが
本当に清々しいラストになってる。
”学園祭”の入り口のようなラスト。
ただこれが男だったら、どうだったのか。
というか無理だ。恋愛へもセックスへの考え方も
女の視点だからあけすけに、でもとっても爽やかに
そんでもって前向きに描けるような気がする。
男でこれをやってしまうと、変なダンディズムに
陥りそう、島耕作になっちゃいそうだ。
ドラマでは今週、原作では行かなかった
温泉旅行に行っている。時間軸的には
原作ではそこらへんで終わる。
ドラマ版はもしかしたら原作と異なる
ラストなのかも。その為の30歳設定なのか
はたまたそれはキャストの都合なのか。
部屋の片隅に積んだままの小説版を
思い切って読んでみる。
生まれて初めて、小説原作のドラマを
見ながら、原作小説を読んでみた。
頭の中で米倉さんと高岡さんが浮かんで
普通に小説を読むより、楽しく読めた。
原作の台詞と云うものがちゃんとドラマでも
使われてるんだな、と云うことにまず驚く。
一方で、幾つかのエピソードは削られ、人物像も
修正され、エピソードが再構成されているけど。
人によっては不幸とも取られるような結末をも
凄くあっけらかんと、さらっと明るく描いている
しまうような原作に対して
ドラマ版は少しドロドロしている。
さっぱりした部類には入るけれど
原作版は萌とるり子の2人にしかほぼ焦点を
合わせてなかったけれど、ドラマ版は
やっぱり”ドラマ”と云うだけあって幾分
ドラマチックに味付けされてる。
原作では全く描かれていなかった柿崎の妻や
崇の家族がドラマでは描かれていて
その両者はともに怨念のようなものを称えて
描かれてる。だから少しこってり風味。
そこんところはドラマスタッフの腕の見せ所か。
ラストのアッケら感さと云い、前向きさと云い
文庫版の角田光代さんの解説に詳しいが
本当に清々しいラストになってる。
”学園祭”の入り口のようなラスト。
ただこれが男だったら、どうだったのか。
というか無理だ。恋愛へもセックスへの考え方も
女の視点だからあけすけに、でもとっても爽やかに
そんでもって前向きに描けるような気がする。
男でこれをやってしまうと、変なダンディズムに
陥りそう、島耕作になっちゃいそうだ。
ドラマでは今週、原作では行かなかった
温泉旅行に行っている。時間軸的には
原作ではそこらへんで終わる。
ドラマ版はもしかしたら原作と異なる
ラストなのかも。その為の30歳設定なのか
はたまたそれはキャストの都合なのか。