「九条自由広場」

「昭和区九条の会」(名古屋)のブログです。会と市民の皆さんとの交流の広場です。ぜひ「コメント」をください。

北朝鮮「衛星」関連記事。      近藤ゆり子 ⇒ ネット虫

2009-03-28 22:04:48 | Weblog
★岐阜の近藤ゆり子さんから下記のようなメールをもらいました。参考になればと
転載します。   (ネット虫) 

   ※各ホームページ・アドレスを青地にして右クリックして検索ください。

 ミサイル関連報道のURLをまとめて下さった方がおられますので、転送します。

「迎撃するための破壊措置命令」など、まさに戦争開始命令に他ならない・・・・マ
スコミの問題もあって、そうんあふうには「国民の皆様」は感じていない。そこに本
質的な危険性を感じます。  近藤ゆり子


・・・北朝鮮「衛星」関連記事。・・・・・

★(2009年3月26日07時13分 読売新聞/北朝鮮情勢)

米海軍のイージス艦5隻、日本周辺に展開
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090326-OYT1T00017.htm

【写真】青森港に停泊する米イージス艦「ステザム」(読売機から、中原正純撮影)

青森港に停泊する米イージス艦「ステザム」(読売機から、中原正純撮影) 北朝鮮
が「人工衛星」を打ち上げる名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題に絡
み、米海軍が日本の周辺海域で、弾道ミサイルを探知するイージスレーダーを備えた
駆逐艦の展開を始めている。
 展開しているのは少なくとも5隻で、いずれも弾道ミサイルを迎撃する「SM3」
ミサイルを搭載しているとみられる。北朝鮮が打ち上げを通告している来月4~8日
を前に、日本周辺の洋上で活動に入る見通しだ。
 長崎・佐世保港では今月23日から米海軍第7艦隊の駆逐艦3隻が入港。うち2隻
が25日午後に出港、青森港に寄港していた駆逐艦も26日午後に出港する。3隻と
も日本海または太平洋で活動を始めるとみられる。
 海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」の2隻も佐世保基地に停泊
中で、政府が自衛隊法82条の2に基づく迎撃体制を正式に決定すれば、日本海に展
開するとみられる。

(2009年3月26日07時13分 読売新聞)

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★(2009年3月26日01時44分 読売新聞/北朝鮮情勢)
北朝鮮ミサイル破壊、27日に初の命令
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090325-OYT1T01110.htm

 北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルの発射準備を進めている問題で、政府は
25日、日本に飛来した場合に自衛隊のミサイル防衛(MD)システムで迎撃するた
めの破壊措置命令の閣議決定は行わず、27日に安全保障会議を経て同日中に浜田防
衛相が発令する方針を決めた。
 25日の官房長官、防衛相、外相の「3大臣会合」で、この方針を確認した。
 破壊措置命令を受け、防衛省は、迎撃用のスタンダード・ミサイル3(SM3)を
搭載した海上自衛隊のイージス艦を日本海に展開するほか、航空自衛隊浜松基地(静
岡県)の地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を秋田、岩手両県内の
自衛隊施設に移動させる。麻生首相は25日夕、官邸で記者団に、「(国民の)心配
がないように政府として万全を期すのは当然の努力だ」と述べ、国民への周知を徹底
する考えを示した。

(2009年3月26日01時44分 読売新聞)
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★東京新聞【国際】2009年3月26日 朝刊
北ミサイル発射台に 長距離『テポドン2号』か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009032602000089.html

 【ワシントン=岩田仲弘】米NBCテレビは二十五日、米政府当局者の話として、
北朝鮮の日本海側にある咸鏡北道舞水端里のミサイル発射施設で、長距離弾道ミサイ
ル「テポドン2号」とみられるミサイルが発射台に搭載された、と報じた。日米両政
府は北朝鮮が通告通り四月四-八日に発射するとみて、警戒を強めている。
 同テレビによると、一段目、二段目部分は確認できているが、クレーンに支えられ
ている弾頭部分は覆いで隠されているという。
 北朝鮮は打ち上げるのは人工衛星だと主張しているが、日米両政府は二〇〇六年に
弾道ミサイルを発射した際に採択された国連安全保障理事会決議に違反するとして、
迎撃も含めた対応を協議している。


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★東京新聞【国際】2009年3月26日 06時34分
防衛研が北朝鮮分析 「ミサイル、核実験継続」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032601000045.html

 防衛省のシンクタンク「防衛研究所」は25日、日本周辺の安全保障環境を分析し
た「東アジア戦略概観2009」を公表した。北朝鮮が米国や日本に脅威を与えるた
め、核実験やミサイル発射実験を継続する可能性があると指摘した。
 北朝鮮が一線を踏み越えるケースとして(1)核弾頭を中距離弾道ミサイル「ノド
ン」に搭載し、在日米軍基地に照準を合わせる(2)核弾頭を長距離弾道ミサイル
「テポドン2号」に搭載し、米領土に照準を合わせる-を想定。これらが現実化すれ
ば「米国の軍事的制裁を誘発する」と分析した。
 その上で、北朝鮮は核兵器の小型化やミサイルの長射程化と精度向上も目指し「今
後さらなる実験を行う可能性がある」と結論付けている。
 昨年9月に発覚した北西部の平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)に建設中の新
たなミサイル発射施設については、米国の軍事衛星に発見される地上に建設している
ことから、米国の関心を引く目的と指摘。施設は中朝国境付近に位置し「中国が米国
による基地空爆のけん制役になるとの期待が、北朝鮮側にある」と分析している。
(共同)

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★東京新聞【政治】2009年3月25日 19時02分
政府、一両日中に破壊命令決定 北朝鮮ミサイル
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009032501000746.html

【写真】 官房長官との会合を終え首相官邸を出る浜田防衛相(左)と中曽根外相
(右)=25日午後、首相官邸

 河村建夫官房長官は25日午後の記者会見で、北朝鮮が「人工衛星」として長距離
弾道ミサイル発射の準備を進めているとされる問題について、日本領域内に落下した
場合の自衛隊への「破壊措置」命令を一両日中に安全保障会議で決定すると明らかに
した。
 これに先立ち、河村長官、浜田靖一防衛相と中曽根弘文外相が官邸で破壊措置命令
の手続きをめぐり協議した。政府は当初、「関係省庁一体の対応が不可欠」として破
壊措置の閣議決定を求めていた防衛省の方針を軸に調整。しかし外務省や内閣官房か
ら「北朝鮮を刺激しかねない」と異論が出た。このため、安保会議を開いた上で、浜
田氏が命令を下す折衷案となった。
 河村氏は会見で閣議決定の根拠となる「日本に飛来する恐れ」について「北朝鮮の
通告通りならば、その蓋然性は非常に低い」と指摘した。
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★中日新聞【政治】2009年3月24日 18時46分

ミサイル迎撃、25日に政府方針 関係3閣僚会合で決定
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009032401000637.html

  政府は24日、北朝鮮が「人工衛星」として準備を進めているとされる長距離弾
道ミサイルを発射し、日本領域に落下する事態に備え、27日にも迎撃のための「破
壊措置」を自衛隊に命令する方針を固めた。措置の閣議決定は見送り、安全保障会議
で決定する見通しで、浜田靖一防衛相が命令する。河村建夫官房長官、浜田氏、中曽
根弘文外相の関係3閣僚が25日午後に会合を開き、最終調整する。
 政府は当初、防衛省の意向を尊重して破壊措置命令を閣議決定する方向で調整して
いたが、内閣官房、外務省から「北朝鮮を刺激しかねない」と慎重論が浮上した。た
だ防衛省は「政府全体として取り組む姿勢を国民に示す必要がある」と主張。このた
め閣議決定に代わり27日にも出す破壊措置命令を、首相官邸での安全保障会議で決
定する折衷案で政府全体の対応が固まった。
 北朝鮮の通告内容によると、「衛星」は東北地方を飛び越えるため、命令後、直ち
に浜松(静岡県)に配備している地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を秋田、岩
手両県に移動させる。
 自衛隊法では弾道ミサイルへの対応措置として(1)日本に飛来する恐れがある際
に閣議決定を経て、防衛相が破壊措置を命令(82条の2第1項)(2)飛来する恐
れがあるか不明だが、事態が急変して飛来するのに備え、あらかじめ防衛相が部隊に
破壊措置を命令(同第3項)-の2通りがある。
 1項は閣議決定で公になるが、3項は基本的に国民に明らかにせずに実施すること
を想定。ただ今回は、北朝鮮が4月4-8日に発射と明らかにしており、3項を何ら
かの形で公表する案が急浮上した。迎撃は日本領域に落下すると判断した時点で可能
になる。(共同)

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★毎日新聞 2009年3月25日 21時35分 更新:3月26日 2時58分

北朝鮮「衛星」:27日「破壊命令」 政府、国民に説明へ
http://mainichi.jp/select/today/news/20090326k0000m010122000c.html


【図】ミサイル防衛運用のイメージ

 北朝鮮が長距離弾道ミサイルを4月4~8日に「人工衛星」の名目で打ち上げるこ
とを通告している問題で、政府は27日に安全保障会議を開いたうえで、ミサイルが
日本に落下する場合に備え、浜田靖一防衛相が自衛隊法82条2の第3項に基づく初
の「破壊措置命令」を発令することになった。河村建夫官房長官、中曽根弘文外相、
浜田防衛相が25日、首相官邸で協議し、初の命令を出す方針が固まった。
 命令を受け、海上自衛隊が海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦2
隻を日本海などに、航空自衛隊は地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)を、秋田、岩
手両県に展開。政府は国民への情報提供の態勢なども含め、対処方針を記者会見で説
明する。迎撃に踏み切れば、03年に整備が始まったミサイル防衛(MD)システム
の初運用となる。
 安保会議の内容は通常公表されず、同3項による命令も非公表が原則。しかし北朝
鮮は既にミサイル発射を通告しているため、首相が主宰する安保会議で決定した対処
方針を明らかにすることで、国民の不安解消と政権浮揚につなげる狙いだ。
 北朝鮮が通告した危険水域に基づけば、ミサイルは秋田、岩手両県の上空を通過す
る公算になる。河村長官は協議後の会見で「通告通りなら日本への落下のがい然性は
非常に低い」と述べた。
 ただ、故障したミサイルの部品やロケットブースターなどが日本領土・領海に落ち
るおそれもあるため、防衛省は浜松基地(静岡県)のPAC3を両県に移動させ、迎
撃に備える。【松尾良、坂口裕彦】


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★朝日新聞 2009年3月25日20時13分

北朝鮮「衛星」、落下前の発表目指す 官房長官ら確認
 http://www.asahi.com/politics/update/0325/TKY200903250389.html

 
河村官房長官は25日、中曽根外相、浜田防衛相と首相官邸で会談し、北朝鮮が発射
を予告している「人工衛星」への対応を協議した。安全保障会議(議長・麻生首相)
を27日に開き、「弾道ミサイル破壊措置命令」を発令する方針を確認したとみられ
る。

 河村長官は協議後の記者会見で、発射された場合の国民への周知について、「06
年のケースは公表に非常に時間がかかった。発射と同時に察知して、できるだけ早
く、限られた時間の中で周知するというのが政府の役割だと思っている」と述べ、
「人工衛星」が落下する前の発表を目指す考えを示した。周知の方法については、
「各市町村は防災無線を持っているし、第一報が入ればマスコミに伝えるので、ラジ
オ・テレビが一斉に伝えると思う」と語った。

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★2009年3月24日3時0分 朝日新聞

迎撃用パトリオット3、秋田・岩手に配備へ 防衛省方針
http://www.asahi.com/politics/update/0324/TKY200903230347.html

 北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」予告を受け、防衛省は航空自衛隊浜松基地(浜松
市)にある迎撃用の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を、秋田、岩手両県の
計2カ所に配備する方針を固めた。北朝鮮の予告通りなら両県上空付近を通過すると
みられ、ブースターなどが落下してくる事態に備えるためだ。
 北朝鮮が打ち上げを予告した4月4~8日を控え、政府は自衛隊法に基づく「弾道
ミサイル破壊措置命令」を、近く発令する方針。発令後、PAC3を移動させる。
 両県での配備場所は、今のところ、警備のしやすさなどを考慮し、陸上自衛隊秋
田、岩手両駐屯地内を想定。いずれも県庁所在地である秋田、盛岡両市の市街地に近
い。PAC3の防御範囲は半径数十キロで、東北全域はカバーできないため、両市街
地の備えを優先せざるをえないとの判断とみられる。
 PAC3は浜松のほか、習志野(千葉県)、武山(神奈川県)、霞ケ浦(茨城
県)、入間(埼玉県)、各務原(岐阜県)の各基地に置かれている。すべて東北に移
動させると、首都圏などに落下の恐れが出た場合に対応できないため、配備先を絞り
込んだ。(田伏潤)
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★秋田魁新報社(2009/03/25 08:31 更新)

ミサイル迎撃関連、男鹿に配備か 「特殊車両」通行を通知
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20090325a


 北朝鮮が打ち上げ予告した「人工衛星」は長距離弾道ミサイルだとして政府が迎撃
を検討する中、防衛省が男鹿市に対し「特殊車両」の通行を通知していたことが24
日、関係者の話で分かった。通行予定期間は26日から来月末までで、車両の行き先
は男鹿市男鹿中の航空自衛隊加茂分屯基地。実際に発射された場合に備え、迎撃用の
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の関連装置を配備する動きとみられる。
 複数の関係者によると、男鹿市に通行通知書が届いたのは今月23日。レーダー
や、発動発電機などを搭載した大型のけん引車など、計20台以上が通行する計画が
示されているという。
 これらの特殊車両は、通行予定期間中に静岡県浜松市の航空自衛隊浜松基地を出発
する計画。高速道路を使って北上し、昭和男鹿半島インターチェンジから国道101
号を通って加茂分屯基地に搬入されるとみられる。