「九条自由広場」

「昭和区九条の会」(名古屋)のブログです。会と市民の皆さんとの交流の広場です。ぜひ「コメント」をください。

朝日の維新応援に唖然           大西 五郎

2012-09-29 07:06:14 | Weblog
 日本ジャーナリスト会議の大西さんから以下の記事が送られましたので
ご紹介いたします(事務局・舟橋)。

 大西さんのコメント
 朝日新聞の「維新の会」についての報道に、朝日は維新の会を持ち上げていると
かねがね感じていましたが、きょう(9月28日)の記事を読んで唖然としました。
 片隅に載った小さな記事ではなく、堂々とした6段の囲み記事です。
私の感想です。
 朝日新聞を購読しておられる方は28頁の記事をお読みください。



朝日新聞2012年9月28日朝刊の記事の見出し

「維新で国政に」 志士済済 自民の元知事候補・村議・20代女性会社員

 きょう設立届け

 維新の会が国政政党として名乗りを上げ、総務省に届出をするという記事です。

「志士済済」は「多士済済」をもじったのだと思われます。

 広辞苑によりますと、「多士」は、「多くの優れた人材」という意味です。

「済済」は「多くて盛んな様」、「志士」は「高いこころざしを持つ人」あるいは「国家・社会のために自分の身を犠牲にして尽くそうとする志を持つ人」です。

 現在所属している政党を離党して、橋下人気にあやかって次の選挙に維新の会から出ようとしている国会議員を「志士」などといえるのでしょうか。

 どうも朝日新聞は(大阪の新聞の報道ぶりは分かりませんが)、名古屋で発行している新聞の中では一番「維新の会」の記事が多く、詳しく報道しています。
 橋下氏が「維新塾」を開講した時も「橋下氏国政へ号砲 維新塾、衆院解散向け準備」と『号砲』という言葉を使いましたが、維新塾開講に朝日新聞が祝砲を打ち上げたのかと思いました。

 朝日新聞は維新の会の発展を期待しているのでしょうか。

        2012年9月28日  日本ジャーナリスト会議 大西 五郎


タカ派の安倍氏、総裁に再登場! 憲法の危機。          平 和平            

2012-09-27 07:45:27 | Weblog
 自民党の総裁選挙は、安倍さんが決選投票で勝利した。地方票が多く1位となった石破さんを
国会議員の票を多数獲得して逆転勝利しました。

 数年前、憔悴しきった顔で「総理を辞任します」と記者会見をした安倍さん。
 立候補すること自体が?????ですが、決選投票で議員票を多数集め、当選するとは信じら
れません。自民党の自浄能力になさ、人材不足を露呈したように思えます。

 総裁選に立候補した5名とも、改憲を主張し、消費税増税を主張し、日米同盟を基軸とする政
治姿勢は変わりません。
 だから、誰がなっても政治の根幹は変わることはないのですが、安倍さんは首相になったとき
「任期中に改憲を行う」と宣言し、護憲の力を結集する原因をつくった人です。

 今回、総裁になり、選挙で第1党になれば首相になる人です。今度こそはという思いはとても
強いでしょう。
 護憲の勢力、とりわけ九条の会は、結成の目的をもう一度、確認して早急に体制を立て直して
護憲運動を大きくし、スピードもアップさせねば、戦争をする国が実現してしまいます。

 老骨に鞭を打って、立ち上がらなければと思っています。


 自民新総裁、安倍氏 民主政権と対決姿勢 臨時国会の紛糾必至(2012.9.2)

 安倍晋三元首相が自民党新総裁に選出されたことで、野田佳彦首相は民主、自民、公明3党の枠組みで重要政策を実現してきた路線の見直しを迫られている。安倍氏が「近いうち解散」の履行を求め、民主党政権との対決姿勢を強めるとみられるからだ。首相は10月1日の内閣改造で体制を強化し、同月召集予定の臨時国会に臨む構えだが、冒頭から紛糾は必至。与党過半数割れも現実味を帯びる中、内閣総辞職に追い込まれる可能性もある。(加納宏幸)

 「3党合意を順守し、社会保障制度改革国民会議を一日も早く協力をいただいてやっていかなければ…」

 民主党の輿石東(こしいし・あずま)幹事長は26日、安倍新総裁の誕生を受け記者団にこう語った。

 首相はこれまで、民主党代表選と総裁選が終わり次第、自公との党首会談を開いて社会保障・税一体改革に関する3党合意を確認。衆院選挙制度改革関連法案や、平成24年度予算の裏付けとなる特例公債法案の成立にめどをつけてから内閣改造に臨む構えだった。

 総裁選で「解散しないから(特例公債法案の)審議に応じないというのはあるべきでない」と明言していた石破茂前政調会長が当選していれば、このシナリオにも実現性があった。安倍氏も同法案には柔軟な姿勢を示しているが、「(党首会談で)私たちの主張は述べさせていただく」と、くぎを刺している。

参院選挙制度は合憲判断!            大西 五郎

2012-09-27 05:34:15 | Weblog
 知人の大西五郎さんが「新聞の片隅に載ったニュースから」を送信してくれましたので、
掲載いたします。

 最高裁が参議院選挙の「非拘束名簿式」を合憲とする判決をだしました。比例代表選挙で候補者名でも政党名でも投票でき、
個人名の票と政党名の投票の合計を政党への票として当選者数を決め、個人名票の多い順番に当選者を決める「非拘束名簿制」
は有権者の意思を無視していると首都圏の弁護士らが「違憲」と訴えていた裁判です。


新聞の片隅に載ったニュースから(51)
     非拘束名簿式合憲判決が確定 (2012.9.26朝日新聞)
 参議院比例区で実施されている「非拘束名簿式」は違憲だとして、首都圏の弁護士らが2010年7月の比例区選挙の無効を求めた訴訟の上告審判決が25日、最高裁第三小法廷であった。大谷剛彦裁判長は「過去の判例から、違憲ではないことは明らか」と述べ、弁護士側の上告を棄却した。請求を棄却した東京高裁判決が確定した。
 非拘束名簿式は、候補者名の得票を政党の得票として計算する。弁護士らは「候補者個人に投票した有権者の意思を無視している」と過去の選挙でも提訴してきたが、最高裁はすでに合憲とする判断を示していた。(司法記者は自分が理解した書き方、しかし一般読者は読み返して理解?)

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

 参議院比例代表選挙では、かつては政党があらかじめ当選順位を決めて候補者リストを提出する「拘束名簿式」から2001年に「非拘束名簿式」に改められました。政党は順位をつけずに候補者名を発表し、有権者は候補者名でも政党名でも投票することができるようになりました。候補者が獲得した票と政党が獲得した票の合計が政党票として数えられ、票数に応じて各政党の当選者数が決まりますが、獲得した個人票が多い者から順番に当選者が決まる仕組みになりました。
 「拘束名簿式」だと、各政党の中での候補者の順位争いが激しくなり、企業や支持団体などの丸抱えでの党員集めや党費肩代わり納入などの弊害が指摘され「非拘束名簿式」になりました。

 2004年にも「非拘束名簿式」を違憲とする訴訟の最高裁判決がありましたが、最高裁は「政党を媒体として国民の政治意思を国政に反映させる制度」と位置づけ「非拘束名簿式には合理性があり、国会の裁量の範囲内で合憲」という判決を下しました。今回の判決はこれを踏襲したものです。しかし、「非拘束名簿式」の選挙では、TV番組のレギュラー出演者で知名度の高い弁護士やヤンキー先生とマスコミに持て囃された教師、女子プロゴルファーの父親などが候補者に名を連ね、個人的人気票で政党獲得票を伸ばそうとする傾向などが問題にされています。

 それと衆議院選挙の比例代表並立制にも問題があります。小選挙区の候補者が比例代表の候補者にもなれる制度です。今、橋下維新の会の人気を当てにしてか所属政党を離党して国政政党になった維新の会に鞍替えしようとする国会議員が次々に現れていますが、この地方からは民主党の東海ブロック選出の今井雅人衆議院議員(岐阜県連代表)もその一人です。
 この人は、2009年の総選挙に民主党公認で岐阜4区から立候補しましたが小選挙区選挙では自民党の金子一義候補に敗れ、比例東海ブロックで復活当選しました。つまり、有権者が民主党に投じた票で国会議員になったのですから、民主党を離党するなら議員を辞職すべきです。野田首相の消費税増税の進め方を受け入れ難いそうですが、それだったら議員の職を辞任してでも、野田首相の政権運営に反対を唱えて運動し、次の衆議院選挙で自分の政策を訴えて有権者の審判を仰ぐべきです。
                                       大西 五郎

中国大使と尖閣問題を会談。                  秋葉 次郎

2012-09-26 07:00:30 | Weblog
 久しぶりの登場です。体調を崩して入院を余儀なくされていました。昨日退院し、ブログに復活する
ことにいたしました。

 入院中も新聞などは読んでおりましたが、原発廃止のスケジュールをアメリカの圧力で閣議決定でき
なかった(22日の中日新聞朝刊)には、目を疑いました。中日がよく書いたと思いました。

 アメリカの圧力は、承知しています。彼らは日本を属国扱いをして彼らの利益を最優先にして日本に
命令してきます。極めて残念なことですが、歴代の政府は唯々諾々と従い、国益を損なう要求に屈して

過剰な農薬にまみれた食料を多量に輸入しています。最近ではオスプレイの強行配備があります。
 上記のような事態は、CIAのエージェントだったと噂される岸信介や「財界の男妾」と批判された

佐藤栄作が首相になるような国だからだと思います。アメリカが日本を牛耳る根幹には安保条約があり
ます。有権者はもっと政治に目を向け、利口にならないといけません。

 私は尖閣問題を論じている最中に入院しました。尖閣問題も含めた領土問題で堂々を渡り合う政党は
日本共産党だけです。

 赤旗新聞は、共産党志位委員長が21日に中国大使館で大使と会談し、日本の領有権の正当性をしたと
報道しています。それに対して大使は「注意深く聞きました。『提言』は政府と党に報告します」と約

束し、「領有権については立場は異なりますが、外交交渉で解決を図るという点では、お互いの考えは
近いと思います。暴力行為には賛成しません」と22日に報道をしています。

 同党は、竹島でも、北方領土問題でもしっかりした政策・見解を持ち、それぞれの政府と交渉をする
という実績を持っています。

 ツイッターでは「共産党に外交をまかせた方がうまくいくよ」というような意見が寄せられていると
いいます。日本の政党で他国と堂々と渡り合う政党は他にはないように思います。


やったね、日馬富士、おめでとう。         田上 光彦

2012-09-24 09:21:33 | Weblog
 二場所連続、優勝! それも白鵬を下しての全勝優勝。おめでとうと祝福したい。
 幕内で二番目に軽量の力士でありながら、スピードのある相撲で巨漢力士を倒し、ついには白鵬にも二場所連続で勝利し、横綱をつかんだ。
 稀勢の里には、再び裏切られた、まじめな相撲で大関に昇進したが、横綱になるためには何かが足りない、相撲脳が足りない。本能で取るのではなく、学びつかんだ戦術を柔軟に体現する相撲を取れるようにならない限り、横綱は無理だろう。
 巨漢の大関では浮かぶのは小錦。いまは把瑠都や琴欧州がいるが、力任せの相撲では横綱に手が届かないだろう。琴風や千代大海も一本調子の相撲で、柔軟性がなかったと思う。
 稀勢の里は、横綱になれなかった力士の失敗に学び、体力があるのだから、親方だった隆の里のようにどっしりとした相撲を取れないものだろうか。
 このままでは、鶴竜が次期横綱候補に名乗りを上げることになる。
 朝青竜→白鵬→日馬富士→鶴竜とモンゴル出身力士が続けば、大相撲はますます人気が低落する。

40年越しに海の国境画定        平 和平

2012-09-23 16:42:34 | Weblog
 日本のことではなく、残念ですが、2010年にロシアとノルウェーが40年越しの
国境問題を話し合いで解決したという記事を見つけましたので、以下にご紹介い
たします。

 尖閣諸島や竹島をめぐる領有権問題も、感情的な対応ではなく、平和的な話し
合いで解決できるという先例として学びたいと思います。

 アメリカの意向を最重視する日本の外交姿勢を改めない限り、他国との交渉も
自信を持って臨めないかもしれません。
 しかし、原発廃炉閣議決定へのアメリカの介入、オスプレイの問答無用的な配
備の押し付け、国の主権を売り渡すTPP参加問題など、国民は安保体制への疑
念を持ち始めてきたのではないでしょうか。


「ロシアの声:2010年9月15日より」
ロシア・ノルウェー、海の国境画定 40年越し合意

 ロシアのメドヴェージェフ大統領は15日、隣国ノルウェーのストルテンベルグ首相と北西部のムルマンスクで会談し、北極海海域の国境線画定に関する条約を締結した。
 北極海の一部であるバレンツ海沿岸に国境線を持つ両国は、冷戦時代の70年に領海交渉を開始。一部海域の境界について07年に合意した後、残りの区画について今年4月の首脳会談で基本合意していた。

 今回締結された条約に従い、両国は係争海域だった17万5000平方キロメートルの海域を等分すると共に、200海里経済水域外の海域については国際法に従い分割。領海をまたぐ海底油田についても共同開発に向けたルールを取り決めた。一方で漁業分野では両国委員会による従来の枠組みを残した。

 会談後の会見では、両首脳共に「40年越しの締結」と歴史的な意義を強調した。ストルテンベルグ首相は、条約の優位性として①国境画定による情勢安定、②天然資源開発の展望、③国際法の枠内での合意を挙げ、早期の批准を望む考えを明らかにした。メドヴェージェフ大統領は締結後の協力として、すでにノルウェー企業が開発に参加するバレンツ海のガス田のみならず、より東方のヤマル半島でも化学工場建設などで同国の技術を受け入れたい考えを示した。

 一方、北大西洋条約機構(NATO)による北極への影響力拡大に関しては、ロシアとの関係発展を望む機構の一員として問題ないとするノルウェー側に対し、メドヴェージェフ大統領は「NATOが決めること」としつつも「みんなの領土である」北極における協力に軍事を持ち込む必要はないと否定的な見解を示した。

 このほか会談では、北極海経由で欧州とアジアを結ぶ「北方航路」など輸送面でも意見交換があった。


元宜野湾市長 伊波洋一さんの講演です。      事務局      

2012-09-23 05:51:37 | Weblog
 昭和区の平和を愛する10団体が以下のように「第6回平和のつどい」
を開催します。
 沖縄、オスプレイ、日本の平和を学び、憲法九条を活かした日本をつくり
ましょう。皆さんの参加をお待ちしています。

《日 時》 9月30日(日)午後1時30分~4時30分  *開場は、午後1時。
《開 場》 名古屋柳城短大 体育館(いつもの会場です)
      *地下鉄 御器所駅 南西へ250m
《会 費》 500円(高校生以下は、無料)

《内 容》 第Ⅰ部  平和の交流タイム
          1、学童有志の開幕太鼓
          2、高校生によるミュージックベル演奏
          3、愛知一中の実話をもとにした
            朗読劇「19歳の日記」(出演:劇団名芸と地元有志)
          4、仙台からの避難者の訴え

      第Ⅱ部 5、恒例の70人合唱(世界がひとつであったななら」「一人の手」など)
         
          ☆記念講演「復帰40年の沖縄から考える普天間基地問題と日本の平和」
          ★講  師 元沖縄県宜野湾市長  伊波 洋一さん

《その他》 ◎伊波さんの著書:サインセール。 
      ◎憲法、オスプレイ、原発関連著書委託販売。
      ◎沖縄物産販売(泡盛、ちんすこうなど)
      ◎AJU自立の家:ワイン、ありんこ作業所クッキー、池内わらべ保育園グッズ、
       ハートカレンダー、九条の会グッズなど販売。
      ★「大震災・原発のいま」「平和関連の写真」などを展示。

即時原発ゼロを求めたい!       田上 光彦

2012-09-21 05:51:22 | Weblog
 怒り心頭! こんなに怒れたのは久しぶり、原発ゼロ2030年とんでもない、と思っていたのに今度は、閣議決定見送り・・・、建設承認済みの原発の新規建設は認めるだと。
 規制庁の田中委員長の会見を聞いていたが、奥歯に物がはさまっているような言い方で、要領を得ない。「40年を超える原発の再稼働は条件クリア難しい」と言ったが、ただちに廃炉とは言わない。原発ゼロも言及しない。

 先日、平氏が「腰砕け」と言っていたが、そんなものじゃない! 腐りきっている。
 アメリカさんの圧力、顔も見るのも嫌な、米倉某ら財界の圧力に屈し、国民の安心、安全など一切考えていないことがよーく分かった。アメリカや米倉にごちゃごちゃ言わせず、即時廃炉を求めるしかない。

 でも、喫茶店談義では「しかたないわな」「料金があがっちゃ大変だでな」という幼稚な話し合いをしてる衆もまだいる。俺は「福島の事故で税金がどれだけ使われているか知っとるか」と思わず、割り込んでしまった。
 新聞によると「新規の建設・計画は12基」あるそうだ。そのうち許可がでている3基は、枝野の馬鹿が着工を認めるような発言をしている。今回の閣議決定見送りで≪原発ムラ≫は息を吹き返し、電力各社は新規増設に前向きになりだした。
 本日も行われる「関電東海支社前集会」に何が何でも参加して怒りをぶつけないといかんとおもっとる。

 ほんと、少し安心すると、すぐ逆戻りする。
 安心した俺も、悪いのだろうが・・・つくづく嫌になるが諦めてはいけないと思う。

腰砕け、民主内閣!           平 和平

2012-09-20 21:56:47 | Weblog
 情けない限りの腰砕けぶりです。
 こんな政党に一時的にせよ期待を寄せた方は、どうお考えなんでしょう?
自民党がだめなら・・・・・民主党と投票し、自民党以上にアメリカ寄り、
財界寄りの政治をやり、公約を厚顔にも破り捨て、開き直りを続けています。

 今度は大きく盛り上がった反原発の世論に押され、2030年代に「原発ゼロ」
を打ち出しました・・・・。信用はしていませんでしたが、わずか数日で事
実上の撤回しました。

 自民もダメ、民主もダメ、では維新の会だとばかり、マスコミは橋下市長を
追いかけ回し、原発容認、日米同盟尊重、TPP容認、九条を敵視し、政治は
独裁が必要と言い放つ・・・。
 内容はとんでもないがテンポがよく、マスコミ受けしていた小泉首相(日本
の福祉、庶民の生活を台無しにした)を思い出します。

 いま、選挙を行えば、マスコミの強い影響を受けた有権者が、日本維新の会
に雪崩を打って投票する可能性があります。
 改憲連立が成立し、憲法の国民保護条項は≪自立自助≫(国の責任の放棄)
の一層の推進により、国民生活は壊滅的な被害を蒙ることでしょう。

 九条も改悪され、国防軍ができ、世界の≪第二憲兵≫としてアメリカととも
に国防軍は、世界各地に展開することでしょう。

 憲法の改悪の危機をどう乗り越えるのか、皆さんのお知恵と力を発揮いただ
きたいと切に願う、昨今です。

 昭和区九条の会は、9月30日13時から、沖縄宜野湾市の元市長、伊波洋一さ
んを招いて「昭和区平和のつどい」を開催します。
 伊波さんは「復帰40年の沖縄から考える普天間基地問題と日本の平和」と題
してオスプレイの配備をはじめ沖縄の抱えている問題や本土のことを語ってい
いただけます。
 よろしかったらそご参加ください。
 会場は、名古屋柳城短期大学体育館、 参加費は500円です。

政府、オスプレイの安全宣言か!      平 和平

2012-09-19 05:35:11 | Weblog
 再び、オスプレイを取り上げます。
 政府は、以下のNHKニュースにあるように、「安全性は十分に確認された」とする見解を発表
することになりました。
 その内容は、イ、事故は機体の構造ではなく人為的ミス。ロ、150m以下の低空飛行はしない
(オスプレイ以外の米軍機は、地上15m高度飛行も可能)。 ハ、人口密集地上空は飛行を避ける。
ニ、プロペラの向きの変更時間は可能な限り短くする。 というものです。
 
 本土を6コースも訓練飛行するオスプレイ! 沖縄の負担軽減と言いますが、本土の沖縄化に
ほかなりません。
 オスプレイは、編隊飛行の際、他の機体が巻き起こす乱気流でも事故を起こした事例もあります。
機体の間隔を安全基準の4.8倍取っていても、一番機が起こす乱気流で墜落しています。
 また、低空飛行も日本の航空法(米軍には適用されない)では300m(離着陸時は除く)です
から明らかに違反しています。

 9月30日(日)13時から開催される「昭和区平和のつどい」に沖縄県宜野湾市長だった、伊波
洋一さんを招いて「沖縄の現状と本土の役割」(仮題)講演と平和の交流を行います。
 会場は、名古屋柳城短期大学・体育館(地下鉄御器所駅下車・南へ250m)で行います。
 よろしかったらご参加ください。オスプレイのこともお話になられます。


(NHKニュース)
政府“オスプレイの安全確認”見解発表へ(9月19日 4時18分)

 沖縄への配備が計画されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」を巡り、政府は、アメリカ側との協議などを踏まえ、日本国内での運用について、「安全性は十分に確認された」とする見解を発表することにしています。

 沖縄への配備が計画されている「オスプレイ」について、安全性に対する地元の懸念が強いことから、政府は、相次いで起きた墜落事故の原因に関する調査の結果や、運用を巡るアメリカ側との協議を踏まえ、19日、オスプレイの安全性に関する見解を発表することにしています。
 この中では、墜落事故について、機体自体に問題はなく、操縦ミスが主な原因で、アメリカ軍は、すでに事故の教訓を踏まえた訓練を行っていると指摘しています。
 そして配備したあとの運用のあり方についてアメリカ側と協議を行った結果、低空飛行訓練は150メートル以上の高度で行い、人口密集地の上空などは避けることや、機体が不安定になり墜落事故が起きる可能性があると指摘されている、プロペラの向きを変える動作は、行う時間を“可能な限り短くする”ことで、合意したことに言及しています。
 そのうえで政府としては、こうした点を総合的に勘案すれば、日本国内での運用について、「その安全性は十分に確認されたものと考える」と結論づけています。
 これを受けてアメリカ軍は、今週中にもオスプレイが一時的に駐機している山口県の岩国基地で試験飛行を始めるものとみられます。