「九条自由広場」

「昭和区九条の会」(名古屋)のブログです。会と市民の皆さんとの交流の広場です。ぜひ「コメント」をください。

世界の流れの中で考える日本国憲法②     へそ曲がり

2008-06-30 20:42:19 | 主張・・憲法一般
★「世界の流れの中で考える日本国憲法」(井上ひさし)・・・2、水色ペンキの入ったバケツを下げて 非核地図を塗り広げる

 国際法や条約などの堅い約束(ハード・ロー)や、宣言や行動計画やガイドラインといったゆるい約束(ソフト・ロー)によって網の目のように編まれた国際社会・・・これはなかなかおもしろい、そしてふしぎな生きものである。戦争と暴力で荒れ狂っているかと思えば、同時に中立国(いわば良心的兵役拒否国家)を認め合ったりしている。そればかりでなく、この国際社会は、わたしたちの知らないうちに、途方もない大事業を進めていたりもするのだ。
 ここに好例がある。第2次大戦のあともなお「南極はうちらの領土だ」と所有権を主張する国が7つ(アルゼンチン・オーストラリア・チリ・ニュージーランド・イギリス・フランス・ノルウェー)あった。
 日本も観測船宗谷を派遣した「第3回国際地球観測年(1957年7月から18か月間)」に参加国はそれぞれ南極に観測基地を置いたが、そのとき改めてこの領有権問題が再燃した。というよりもアメリカとソ連がおたがいにお互いを疑いの目で見ていたらしい。
「観測にかこつけてアメリカは(ソ連は)こっそり南極に軍事基地を作ろうとしているのではないか」
 そこで、国際地球観測年を主催する国際学術連合会議が上の7カ国に、アメリカ・ソ連・南アフリカ・ベルギー・そして日本の5カ国を加えて議論することにした。場所はワシントン。討論は白熱して火花を散らし、やがて談判決裂の危機が来た。
 そのとき、日本側が、「わたしたちは紛争を話し合いで解決するという憲法を持っている。これはよりよい世界をめざすための最良の手引書であって、人類の知恵がぎっしり詰まっている。それにもとづいてわたしたちはあくまでも話し合いで解決するように主張する」と発言・・・・というのは、オーストラリア国立大学で住み込み作家をしているときに(1976年)、この会議に出席していたという地理学の老教授から聞いた話だが、なにしろ、あのときは日本中の小学生までがお小遣いを削って献金して基金を集めてやっと築いたのが昭和基地だったし、その上、戦後初めて世界の学術界に再登場したこともあって気合いが入っていた。
 その気迫に圧されて討論が再開され、やがてその成果が「南極条約」(59年)となって結実した。

 条約の中身をまとめると、次のようになる。
「領有権は凍結する。南極は人類の共有財産であり、世界公園である。軍事基地も軍事演習もだめ、活動は調査研究に限られる。そして核実験も核の持ち込みも禁止する」
 
 この核禁止の流れはゆっくりと広がって行った。気がつくと、宇宙も(1966年、宇宙条約)、中南米も(68年、ラテンアメリカ非核地域条約)、海底も(71年、海底非核化条約)、南太平洋も(85年、南太平洋非核地帯条約)、東南アジア全体も(95年、東南アジア非核兵器地帯条約)、そしてついにアフリカ大陸も(95年、アフリカ非核兵器地帯条約。アフリカ統一機構閣僚理事会で採択)、どこもかしこも非核兵器地帯になっている。
 試みに、非核兵器地帯を水色のペンキで地球儀の上に印すと、南半球全体が水色に染まる。もちろん海底も宇宙も水色一色である。相も変わらずなんだかんだと真っ赤になって揉めているのは北半球のお偉方たちだけだ
 名古屋大学名誉教授の森英樹氏の名言を拝借するなら、〈もうひとつの世界は可能だ〉(『国際協力と平和を考える50話』岩波ジュニア新書 )なのだ。
 どぎつい赤を水色で塗り直そうという国際社会のもう1つの大きな流れの先頭に立っているのは、もちろん日本国憲法である。わたしは今日も水色のペンキの入ったバケツを下げて生きている。




米政府は北朝鮮核問題を何故急ぐ       落石

2008-06-29 11:58:40 | 時事問題・・外交・平和・防衛・国際
★田中宇宙氏がそのブログで次のように分析しています。それなら九条派はどう対応すればよいの?


米政府が北朝鮮の核問題の解決を急ぐのは、来年1月までのブッシュ政権の任期中に、北朝鮮核問題の6者協議を成功させ、かねての予定どおり、6者協議を北東アジア集団安保体制に格上げしたいからだろう。

それによって、朝鮮半島を中心とする北東アジアの国際関係は、米日韓VS中露朝という60年間続いた冷戦型から脱却し、中国が中心となり、アメリカとロシアが協力して北東アジアの安定が維持される多極型に移行する。

韓国と北朝鮮は和解し、日本は対米従属から引き剥がされ、東アジア諸国のネットワークの中に組み入れる方向に引っ張られていく。

これが現在進んでいる状況だそうです。
日本外交の方向をどうするのか?
中国・韓国などと、どうお付き合いするのか?
すでに両国からは、未来志向という強力なメッセージが送られている。

客観的に見れば、まさに9条の出番です。
9条を掲げて新しいネットワークのなかに入っていく時がきました。

福田さんは、その辺りを気づいていますね。
9条派は気づいていますか?

しょうわ九条の会のみなさんいかがお考えですか?

世界の流れの中で考える日本国憲法①     へそ曲がり

2008-06-28 11:19:05 | 主張・・憲法一般
友人の1人に、毎月たくさんの資料を送って下さる方がいます。今回の資料の1つに6月5日と6日付の中日新聞の切り抜きがありました。「世界の流れの中で考える日本国憲法」というタイトルで、執筆者は「井上ひさし」氏です。すでにお読みになられた方も大勢おみえかと思いますが、とても面白い内容になっていますので、2回に分けて掲載したいと思います。よろしく。

★「世界の流れの中で考える日本国憲法」(井上ひさし)・・・1、その旗の下に立つ 「第九条」やがて国際法に

 20世紀は戦争と暴力の世紀であったという言い方がある。たしかに数片ぐらいの真実が含まれているかもしれない。そこでこの考えに立って21世紀の行方をうかがうと、戦争で儲けようとしている人たちは別だが、わたしたち普通人ならだれもが、「戦争と暴力を 引き継いだのだから、やはり破局の世紀になるのか」と落ち込んでしまうはずだ。
 こんなときは、オランダの都市ハーグを思い浮かべるにかぎる。というのは、北海にのぞむ人口50万のこの都市こそ、人々が戦争と暴力を違法化しようと懸命になって奮闘したのも同じ20世紀のことだったよと教えてくれるからだ。
 ハーグが17世紀半ばから国際条約の製造所だったことはよく知られているが、20世紀をまさに迎えようとしていた1899年に、ロシア皇帝ニコライ二世の呼びかけのもとに、このハーグで第1回の国際平和会議が開かれた。会期は2か月余、参加国は26。「革命で銃殺された皇帝が呼びかけた会議なぞ、どうせろくなものではあるまい」と軽んじてはいけないのであって、これは人類史で最初の、軍縮と国際紛争の平和的解決を話し合うための国際会議だった。
 軍縮問題では成果がなかった。フランス代表のレオン・ブルジョワの「今日、世界の重荷である軍事負担の制限は、人類の福祉を増進するために、はなはだ望ましいということが本会議の意見である」という名演説が満場の拍手を集めたくらいだった。
 しかし、このとき調印された3つの宣言が重要である。
① 軽気球からの爆発物投下禁止宣言(わが国は未批准 )② ダムダム弾使用禁止宣言 ③ 毒ガス使用禁止宣言
「何が国際紛争の平和的解決を話し合うための会議だ。3つとも戦争を前提としているではないか」というヤジが予想されるが、戦時国際法というものが諸国間で確認されたことがなによりも大切で、「国際紛争平和的処理協約」「陸戦法規に関する協約」「国際赤十字条約の原則を海戦に応用する協約」の3つの協約が採択されたのもこのときである。

 1907年の第2回の参加国は44。このときに採択された「中立国の権利と義務に関する条約」はすばらしい成果だった。
 第2次世界大戦は枢軸8カ国(日本・ドイツ・イタリアなど)と、連合49カ国(アメリカ・イギリス・ソ連など)との間で戦われ、南米をのぞくほとんど全世界が戦火に覆われたが、この中立条約を貫いた国が6カ国(アフガニスタン・アイルランド・ポルトガル・スペイン・スウェーデン・スイス)あった。
「わが国は中立の立場をとり、ただひたすら戦争が産み落とした不幸と 向き合う」と宣言したこの6カ国は、紛争国間の情報交換の仲立ちをし(スイス)、人質や傷病兵の交換に船舶を提供し(スウェーデン)、捕虜や人質の待遇を査察した(スペイン)。このように〈中立〉という第3の道を明示したのが第2回の会議だったのである。

 第3回が開かれたのは100周年にあたる1999年で、100以上の国から8千人の市民が参加、NGO約700団体と国連が共催した。第2回から90年以上も間があるのは、世界が戦争と暴力沙汰に明け暮れていたせいだろう。
 このときに確認され採択されたのが「公正な世界秩序のための十原則」で、その第一原則はこうである。

「各国議会は、日本国憲法第9条にならい、自国政府に戦争を禁止する決議をすべきである」

 やがてこの原則も(これまでと同じように)国際法に昇格する時がくるにちがいない。
 つまりわたしたちは、たしかに20世紀から戦争と暴力の非常識を引き継いではいるものの、同時に国際法・国際条約の世界法典化の流れをも引き継いでいる。そしてその流れの先頭に立つ旗となって、世界をよりましな方へ導びこうとしているのが、わたしたちの日本国憲法なのである。わたしは今日もその旗のもとにいる

「蟹工船」朝鮮日報から         落石

2008-06-27 11:10:43 | 主張・・時事問題
79年前のプロレタリア文学が、再び注目され始めたのは今年2月のことだ。
朝日新聞の「小林多喜二没後75年」特集記事を見て、
東京のある書店が新潮文庫発行の『蟹工船』を店頭に並べたのがきっかけだった。このとき書店が出した「ワーキングプア」という広告コピーが読者の目を奪った「ワーキングプア」とは、まじめに働いても経済的困難から脱出できない
「労働貧困層」のことで、一般的に新自由主義政策により生まれる
非正規雇用の労働者を指す。


 たった一言の広告コピーが、時と忘却の壁を飛び越え、
現代人の心と搾取される労働者のかつての現実を結び付けたのだ。
その後、先月から読売・毎日・産経の各紙も立て続けに
「最近の『蟹工船』人気は低賃金や雇用不安に直面している
非正規労働者の現実を反映している」と報じ、その熱気は冷めやらない。
産経新聞によると、毎年約5000部止まりだった新潮社の『蟹工船』増刷部数は
今年、既に30万部を超えたという。


 こうしたムードは、日本社会で非正規労働者の立場を代弁する
日本共産党の人気にもつながっているという。
共同通信によると、『蟹工船』の人気に伴ない、
日本共産党の関係者がテレビ・ラジオの時事討論番組に出演する回数も
この数カ月間で25回に達したとのことだ。
これは、貧富の格差が日本社会における重要な問題として
浮上していることを意味する。
日本共産党の市田忠義書記長は先日、
「支持基盤の拡張が再び望めそうな新たな条件が整いつつある」と期待を見せた。     

小泉さんは歴史を100年近く逆戻りさせ、共産党に塩を送った。
歴史って皮肉に満ちていませんか?


テロ国家解除は拉致家族にとって吉か凶か? 落石

2008-06-26 11:02:48 | 主張・・時事問題
NHKのニュースを見ていたら
拉致家族の会の人たちは、みな
ガッカリしたような顔でした。

しかし、本番はこれから。
解決に向けた一歩が踏み出されたのではないでしょうか?

アメリカにとっては拉致問題は
あくまでも日本の問題です。
(日米同盟がアメリカの国益にそって運用される、
そのことをアメリカは身を持って
日本に示してくれたわけです。)

まさに日本の外交能力が試される時が来たのです。
日米同盟のなかでしか思考能力が働かない政治家は
もうお役ゴメンです。

しかし日本の外交能力に余り期待できないかも知れません。
あの家族の人たちのガッカリした表情は
日本政府がいかに頼りにならないのか!
と、いうことを雄弁に物語っているようです。

家族の一人がおっしゃっていた
「日本の力で解決しなくては」という言葉に
深く共感し、国民の一人として
応援を続けていきたいと思います。

これを吉にしなくては!
安倍さんではなく、山崎さんの道で解決に努力するように
舵を切る時が来たのかも。



北朝鮮問題の「急進展」を考えるためのWebSite 河内謙策氏のメールより

2008-06-25 00:39:09 | 時事問題・・外交・平和・防衛・国際
★風仲間の河内さんから北朝鮮問題の動きに即したメールがとどきましたので紹介します。文中に紹介された関係サイトを是非ご覧ください。
                             ネット虫
********************************************************************    河 内謙策と申します。(この情報を受けとら方の転送・転載は自由です。)

 日朝実務者協議の結果をうけて、北朝鮮に対する「経済制裁」の一部解除をめぐって様々な動きが始まっています。また、北朝鮮が26日にも核について申告を行い、アメリカがテロ支援国家指定解除に動くとの報道がされています。
 しかし、私の得た情報の限りでは、日本の平和勢力・平和運動の中で、これについての検討をしようという動きが極めて弱いように思います。そして、それを合理化して「ややこしい問題については、やりすごす」という平和活動家も多いようです。しかし、そのような「やりすごし戦略」は、平和勢力・平和運動にたいする市民の信頼を失墜させ、平和勢力・平和運動を内部から腐敗させるのではないか、と憂慮します。
 前置きが長くなりましたが、私が北朝鮮問題の「急進展」を考えるうえで重要だと思われるサイトを紹介させていただきます。

★まず、日朝実務者協議の結果についての官邸の発表です。
 http://202.232.190.90/jp/tyoukanpress/rireki/2008/06/13_p.html
 これについての拉致被害者の家族会等の動きは以下を見てください。
 http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
 http://www.chosa-kai.jp/seimei.html

★ このような動きが、いかに虚言を用いて行われているか、まず制裁解除ありきで進行しているか、を暴露しているのは、青山繁晴氏です。以下のサイトの青山繁治氏の発言紹介の部分を見てください。
 http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
 なお、小泉純一郎を筆頭とした最近の自民党議員の変節は、戦前の三国同盟騒ぎを連想させますが、それについては、『週刊文春』6月26日号が必読です。
 現在の動きは、アメリカを中心とした国際的な動きの一環です。私は、現在の動きは、大日本帝国が日露戦争に勝利して東アジアの覇権が確立された状況と類似していると思います。

★ 国際的背景を含めて分析している、天木直人、青木直人、田中宇各氏
の以下の分析を参考にして下さい。

 天木直人:http://www.amakiblog.com/archives/2008/06/20(6月20日のブログの(その一)と(その二)

 青木直人:http://aoki.trycomp.com/ なお、青木直人氏の東アジア情勢の理解については、http://jp.youtube.com/watch?v=DrQsOi5qons

田中宇:http://tanakanews.com の6月17日の分参照。

 ★是非、ご覧ください。

☆写真はグーグル・アースの北核施設の衛星写真

だます心  だまされる心 (著書紹介) ネット虫

2008-06-24 11:17:21 | 書評・番組・映画・演劇など
『だます心 だまされる心』
安斎育郎著
岩波書店

◇もくじから

1章 トリック-人為的な不思議現象にはタネがある
2章 文学・芸術の中の「だま」-ユーモアあふれるウソ
3章 霊とカリスマの世界
4章 科学者もだまされる
5章 実生活にひそむだまし-思い込みと欲得の落とし穴
6章 だましの社会現象-政策誘導のための「だまし」
7章 どうすればだまされないか?

 ■著者からのメッセージ

 最近、大学時代の手品仲間から、私が担当したNHK人間講座「だます心 だまされる心」についての感想文が届きました。「現在の不安定な社会を、今までにない切り口で一つの体系にまとめられたことに感服しております。あれだけの多岐にわたる話題、情報などを整理した上で、それに奇術をからめて、あのような形で集大成されるには、大変なご苦労があったのだろうなと拝察いたします」とありました。

 私は、元来、「だまし」の専門家ではありません。手品を趣味とする科学者が、人生折々に経験したことをやぶにらみしているうちに、諸事実に通底している漠然とした「だましの論理」とでもいうべきものに気づきはじめたということでしょうか。そう気づいてから意識的にもろもろの自然現象・社会現象を見直してみると、「だまし」という負のイメージとは裏腹に、じつに豊かな生きる知恵や悪巧みが渦巻いていて興味津々なのです。どうぞ「だまし」の世界をたっぷりとご堪能ください。





安斎さんの最近の著書           安斎フアン

2008-06-23 10:58:38 | 書評・番組・映画・演劇など
安斎育郎さんの最新の出版物についてご紹介します。
-------------------------------------------------------------------------
      
だます心だまされる心          岩波書店    2005年6月
騙される人騙されない人          かもがわ出版  2005年6月
ヒロシマから問う-平和祈念資料館の「対話ノート」 かもがわ出版  2005年6月
戦争と芸術     安斎育郎・窪島誠一郎    かもがわ出版   2005年5月
ビジュアルブック 語り伝えるヒロシマ・ナガサキ  新日本出版  2004年10月
NHK人間講座テキスト『だます心だまされる心』   NHK出版    2004年11月
非戦の人ジャネット・ランキン-アメリカの良心   水曜社    2004年8月
こっくりさんはなぜ当たるのか  安斎育郎     水曜社    2004年7月
イラク後のアメリカの戦略と世界平和        かもがわ出版 2004年7月
ヒバクの島マーシャルの証言   かもがわ出版 2004年3月

世論調査の落とし穴(野田氏のメールから)         ネット虫

2008-06-22 23:10:08 | マスコミについて
★つねづね世論調査というものの信頼性について疑問があったのですが、「国民投票」の運動のリーダー野田氏のメールを読んでなるほどとうなづいた。

********* 野田氏のメール ***********************************:**

6月16日毎日新聞の世論調査結果の一部を紹介します。読売との比較もしました。
やはり世論調査は質問の仕方で随分影響されますね。

1 後期高齢者保健制度を以前の老人保健制度に戻すことに

  賛成  56    反対  30

(参考 読売新聞の世論調査)

Q この制度について、民主党などの野党は、高齢者の負担が重いなどとして、とりあ えず以前の老人保健制度に戻すように主張しています。あなたは、こうした野党の 対応を、評価しますか、評価しませんか。

 答え 1.大いに評価する 17.4   3.あまり評価しない 29.4
    2.多少は評価する 35.9   4.全く評価しない  12.1 5.DK.NA 5.2)

2 福田首相の問責決議が参議院で可決されました。福田首相は衆議院の解散も内閣総辞職も行わない考えです。この対応を評価しますか。

    評価する    29%
    評価しない   61

(参考 読売の調査)

Q 参議院は、福田首相に対する問責決議を、民主党などの賛成で可決しましたが、衆 議院での内閣不信任決議と違い、法律上の効力はありません。あなたは、今回の問 責決議について、「参議院の意思を明確にしたことは意味があった」と思いますか、 それとも、「法律上の効力はなく意味がなかった」と思いますか。

 答え 1.意味があった 36.2   2.意味がなかった 50.2   3.DK.NA 13.5)


愛知憲法会議からのお知らせ           事務局

2008-06-21 10:43:24 | 他の平和団体の活動案内
既にチラシ等でお知らせいたしておりますように今年も連続憲法講座を開催いたし
ます。
 6月7日(土)に開催された愛知憲法会議事務局長である本秀紀が講演いたしました
第一回は、約100名の方のご参加をいただきました。ありがとうございました。
 今後も下記のように開催する予定です。会員・非会員の皆様の多数のご参加を
お待ちしております。
---------------------------------------------------------------------------
日時/2008年6月から2009年3月まで月1回(土曜日 13:30-16:30予定)
場所/労働会館・東館2階ホール(事情により会場を変更することがございます)
    熱田区沢下町9-7(金山総合駅より徒歩8分)
参加費/1回500円(通し参加をお申し込みの場合は4000円)
---------------------------------------------------------------------------
第2回 7/5(土)
今日の医療問題と憲法25条/板津 慶幸(医師・愛知県保険医協会)

第3回8/30(土)
市民社会からの憲法へのアプローチ-持続可能な社会と当事者意識
       /萩原 喜之(中部リサイクル運動市民の会・理事)

第4回 9/13(土)
装備から見る自衛隊の現在-米軍再編と日本の戦争準備/山田 朗(明治大学)

第5回 10/11(土)
真の国際貢献とは-元“武装解除屋”のおはなし
     /伊勢崎 賢治(東京外国語大学・平和構築・紛争予防講座)

第6回 11/8(土)
自然は誰のもの?-憲法は環境をどのように見ているか
      /籠橋 隆明(弁護士・日本環境法律家連盟事務局長)

第7回 12/20(土)
戦争の歴史と放送メディア-NHKへの政治介入疑惑をめぐって
       /戸崎 賢二(愛知東邦大学)

第8回 1/17(土)
貧困をぶっとばせ!-「生存権」は飾りじゃない/雨宮 処凛(作家)

第9回 2/14(土)
イラクで考える-憲法は活かされているか/西谷 文和(ジャーナリスト)

第10回 3/7(土)
どうなる憲法 どうする憲法 -改憲論のゆくえと私たちの展望
          /森 英樹(龍谷大学)

お申し込み先・連絡先
名古屋北法律事務所 担当:熊谷
住所/〒462-0819 名古屋市北区平安2丁目1-10 第5水光ビル3階
TEL/052-910-7721
FAX/052-910-7727
E-mail/kumagai@kita-houritsu.com

参加費は、直接会場にてお支払い願います。
--------------------------------------------------------------------------
主催/愛知憲法会議、革新・愛知の会、自由法曹団愛知支部

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。

http://www1.ocn.ne.jp/~kenpou/work/rennzoku/index.htm

****************************************************************************
□「第22回市民と言論 イラク派兵違憲判決をどう生かすか」のお知らせ

日時:7月17日(水)18:30~
場所:名古屋NPO・ボランティアセンター第一研修室 伏見ライフプラザ12F
   地下鉄伏見駅6番出口徒歩5分
参加費:700円(学生は500円)

○シンポジスト
 中谷 雄二(弁護士・イラク派兵差止訴訟弁護団)
 小林 武 (愛知大学法科大学院教授)
 志村 清一(中日新聞論説主幹)

○コーディネーター
 木村 直樹(マスコミ夜塾)

主催:市民と言論実行委員会

連絡先:日放労(052-952-7011)

 当日は、愛知憲法会議の委員でもいらっしゃる小林武先生がシンポジストとして、
参加されます。皆様、お知り合いをお誘いの上、ご参加ください。

****************************************************************************
□「イラク派兵違憲判決報告会~平和憲法9条は生きている~」のお知らせ

日時:2008年7月16日 (水)
      昼の部)2時~4時
      夜の部)6時~8時
  講師:昼の部)岡村晴美さん/夜の部)岩月浩二さん
         (自衛隊イラク派兵差止訴訟の会弁護団・弁護士)
  会場:名古屋YWCA
  (地下鉄「栄」駅東改札5番出口 愛知芸術文化センター向)
  参加費:500円
  託児:1週間前までに要予約 (有料)

2008年4月17日、名古屋高裁で、自衛隊イラク派兵は憲法9条に違反という
歴史的な判決がくだされました!!
この判決は、戦争に反対する世界の人々に、多大なる反響を及ぼしました。
この判決の意味と重要性を共有するために、学習会を開催します。
当日は自衛隊イラク派兵差止め訴訟の会弁護団の弁護士をお招きして
お話していただきます。
私達の心にともった良心の灯があまねく世界を明るく照らす・・・。
その歴史の証人となり、見守るひとりとなるためにもより深く学びあいましょう。
皆様のご参加お待ちしています。
またご家族、お友達 多数お誘いの上ご来場ください。

☆ 主催/お問合せ 名古屋YWCA 運営委員会(担当:岩田)
℡ 052-961-7707/fax 052-961-7719  yyy@nagoya-ywca.or.jp
                             
詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。

http://www.nagoya-ywca.or.jp/peace/peace.htm

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 愛知憲法会議事務局