総務省が29日に発表した『2010年国勢調査』の速報(1%抽出速報)によれば、「一人暮らし世帯」が総世帯数の3割を超えたことがわかった。これは高齢化だけではなく、ライフスタイルの変化による未婚者の増加が原因とみられています。
総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は23.1%と約3%上昇し、イタリア・ドイツの20.4%を引き離し、世界第一位となっています。
逆の15歳未満の比率は、13.2%(0.6%減)となり、世界で一番低い割合になっています(2005年調査時点)。
また、世帯数は、夫婦のみ19.6%、一人親と子ども8.8%などの小規模世帯の増加により、調査以来はじめて5000世帯を超えました。
なお、65歳以上の15.6%が一人暮らしで、それに伴い「孤独死の増加」(20年前の3倍)につながっているように考えられ、孤独死の平均発見日数は、男性12日、女性6日だそうですが、普段の人との交流頻度が差をつけていると思われます。
調査の結果は、憲法が国に対して求めている「健康で文化的な最低限度の生活」にほど遠い生活の実態とともに、東日本大震災規模の地震が大都市で起きた場合の住民の避難・保護にも大きな支障をきたすであろうことも想像させてくれました。
国民一人、ひとりが切り離され、横のつながりが断たれ(個人情報保護法も大きな原因)、頼る人が少ない日本の実態が調査結果には出ているように思います。
憲法の優れた条文(決めごと)をなぜ、政府は実行しないのでしょうか???。
憲法12条は、「自由と権利は国民の不断の努力で維持しなければならない」と定め、警告しています。私たち国民はその様にしてきたのでしょうか。国勢調査の速報をみて・・・・、そのようなことを考えました。
総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は23.1%と約3%上昇し、イタリア・ドイツの20.4%を引き離し、世界第一位となっています。
逆の15歳未満の比率は、13.2%(0.6%減)となり、世界で一番低い割合になっています(2005年調査時点)。
また、世帯数は、夫婦のみ19.6%、一人親と子ども8.8%などの小規模世帯の増加により、調査以来はじめて5000世帯を超えました。
なお、65歳以上の15.6%が一人暮らしで、それに伴い「孤独死の増加」(20年前の3倍)につながっているように考えられ、孤独死の平均発見日数は、男性12日、女性6日だそうですが、普段の人との交流頻度が差をつけていると思われます。
調査の結果は、憲法が国に対して求めている「健康で文化的な最低限度の生活」にほど遠い生活の実態とともに、東日本大震災規模の地震が大都市で起きた場合の住民の避難・保護にも大きな支障をきたすであろうことも想像させてくれました。
国民一人、ひとりが切り離され、横のつながりが断たれ(個人情報保護法も大きな原因)、頼る人が少ない日本の実態が調査結果には出ているように思います。
憲法の優れた条文(決めごと)をなぜ、政府は実行しないのでしょうか???。
憲法12条は、「自由と権利は国民の不断の努力で維持しなければならない」と定め、警告しています。私たち国民はその様にしてきたのでしょうか。国勢調査の速報をみて・・・・、そのようなことを考えました。