「九条自由広場」

「昭和区九条の会」(名古屋)のブログです。会と市民の皆さんとの交流の広場です。ぜひ「コメント」をください。

イラク派遣時、防衛大退学者増加!        平 和平

2014-06-30 07:25:35 | Weblog
 本日の中日新聞によると、20003年~2009年に自衛隊がイラク派遣された時、
防衛大学学生の退学が急増したそうです。
 記事によると、当時の学生は阪神淡路災害の時、自衛隊が災害救助などで活
躍する様子に感化され、防衛大学に入学した人が多かったようです。

 ところが、小泉首相によるイラクへの派遣で、戦争をするために自衛隊に入
ったわけではない、とばかり、防衛大学を退学する道を選んだ学生が急増した
模様です。
 記事によると03年~09年の大学退学者は、05年の38%を筆頭に33%、29%と
軒並み、通常年の退学者の率を上回りました。

 軍事ジャーナリストの前田哲雄さんは「明らかに派兵の影響、戦闘を命じる
幹部となる彼らはより重い責任を感じたのだろう。一般の隊員も同じように考
えることは不思議ではなく、隊員不足となれば徴兵制が浮上するかもしれない」
とコメントしています。

 昨日、恒例の街頭宣伝を行いました。熱心に話を聞く人が増え、チラシの受
け取りもよく、危機感を持っておられるのだな・・、と感じました。
 反面、「今の若い奴らはたるんでるで、戦争をやればいいんだ」と言いなが
ら、通り抜ける老人もいます。
 傾向として、若いお父さんたちは、関わらないようにチラシを撒く人から離
れて歩く人が多く感じられました。
 あなたが手を引いている坊やが戦争に取られるのですよ! と言いたかった
のですが、言わなかったことを反省しています。

190の地方議会が「待った」の意見書提出      平 和平

2014-06-29 06:40:06 | Weblog
 本日の中日新聞は、一面に≪地方190議会「待った」≫の大見出しで集団的
自衛権行使に反対する意見が急増していることを報道しました。
 愛知県では豊明、弥富、小牧など9議会が意見書を出しています。

 元外交官の天木さんは、集団的自衛権の行使容認について、以下のように
コメントしていました。

 私は、見方によっては正しいと思います。原発再稼働も、消費税の8%も、
解釈改憲路線も、国民多数の反発を生んでいます。
 唯一、株価の上昇・・・という一点だけで、何とか政権を維持しているだ
けだと思います。

 株価も、無理に無理を重ねる≪異次元の金融緩和≫とマスコミの迎合報道
で何とか、持ちこたえているのが、実態だと思います。
 しかし、国民の中に、今の実態を≪安倍内閣の終わりの始まり≫と意識す
る層がどれほど居るのか?
 世論をリードするのは政党(以前は労働組合も果たしていた)だと思いま
すが、解釈改憲派クーデターと言い切った政党も、安倍内閣打倒、解散総選
挙という明確な主張を掲げるに至っていません。

 そのあたりに私は歯がゆさを感じています。


(天木直人:ヤフーニユースより:6月27日)
 集団的自衛権行使容認の強行突破で安倍首相は墓穴を掘ることになる

 こんどの集団的自衛権行使容認をめぐる一連の政局は、安倍自民党政権の独断場であり、公明党も野党もなすすべなく敗れた。
みながそう思っているに違いない。

 そんな中で、一番傷ついたのは安倍首相の方ではないか、という事を書いた記事を見つけた。
すなわち発売中の週刊実話(7月10日号)の「小林吉弥の政界閻魔帳」というコラムで彼は次のように書いている。

 国論を二分した今度の集団的自衛権行使問題では、安倍自民党政権も公明党もともにダメージを受けた。
 そして、公明党の受けたダメージはもちろん大きいが、それ以上に安倍自民党政権の受けたダメージのほうが大きいと、小林氏は書いている。

 私が注目したのは、小林氏がそこで上げた次のような理由だ。
 すなわち、安倍首相があれだけ意気込んだにも拘わらず、一応、閣議決定への道筋はついたものの、「中身」が大きく後退したものになってしまったからだというのだ。

 確かにそう言われてみればその通りだ。
 最近では安倍首相はやたらに平和憲法を引用する。戦わない事を強調する。何のための集団的自衛権行使容認かという気がしてくる。

 そして、このことは同じように安倍政権の政治生命をかけると大げさに繰り返したそのほかの政策、つまり拉致問題や、成長戦略などにも共通に言えることだ。

 つまり、すべてが、それを強行に実施する割には、「中身」がどんどんと後退しつつある。
小林氏は自民党議員の言葉を借りて次のようにその記事を締めくくっている。

 政権に大きな反動、揺り戻しが来る可能性がある。下手をすれば安倍政権の「終わりの始まり」になりかねないということだ。
 集団的自衛権行使容認の閣議決定後の世論調査結果が注目される、と

 安倍長期政権が当たり前のように語られる中で、たとえ週刊実話の記事とはいえ、このょうな見方を書いた記事は初めてだ。いや週刊実話だからこそ書けた記事なのかもしれない。
それは案外正しいかもしれない。

 安倍首相の政策は、そう言われてみれば確かにすべて期待外れに終わっている。
 いまが安倍政権の一番いい時かもしれない。後は急速に沈んでいくのかもしれない(了)

ズルイぞ! 自民、バカな公明。        田上 光彦

2014-06-28 07:12:54 | Weblog
あきれかえっている。自民党のズルさに。俺も野球の駆け引きで隠し玉をやったり、アウトだとわかっていても審判に必要以上にねばったり、いくつかのズルい対応をしてきたから、自民の狡さは感覚的にはわかる。
だが、許せん! 公明との協議は新聞でかなり詳細に報道されている。自民は公明の譲歩を嗅ぎ取り、少しずつ、言葉遊びとも思える対応で、公明を断りにくい状況に追い込んだ。

本当は、秋葉さんや平さんが言うように、公明は様々な違法・脱法行為を突き付けられ、裏の裏では自民関係者に脅されているのではないか・・・・とも感じる。
そうでなければ、いまや一枚看板になった【平和の党】を下ろさないだろう。学会員にも心ある人間もいる。それらは困っているだろう。宗教と政治は違うが、俺ならやーめた、でおさらばする。

自民は、想定問答に公明との話合いでやらないと言明し、閣議決定に盛り込まないとした、集団安保を書き込んだと報道されている。
戦国時代のだまし討ち、のようなものだ。公明は厳しく抗議し、自民の背信を理由に合意を取り消すべきだと、俺は思う。
それもできないのであれば、バカな公明党という称号を俺は贈呈したい。

話は変るが、サッカーの敗退は、予想通りだった。天まで持ち上げていたマスコミは、敗戦を機にいろいろと批判をしだした。勝てば官軍、負ければ賊軍、と昔から言われているが、いまの報道は賊軍たたき、のように思う。
安倍も、早く賊軍にしないといかん。

平和の党の看板を下ろした公明党          秋葉 次郎

2014-06-27 06:55:00 | Weblog
 公明党山口代表が、集団的自衛権の行使容認を表明しました。
驚きはしません。「やっぱりな」というのが素直な感想です。

 とは、言いましても腹が立ちます。もともと、権力志向が強く創価学会を
≪国教≫にし、日本を支配しようという団体ですから、自民党に何が何でも

付いていきたい。いかねばならないのだと思います。
 でも、今回は少しは期待していました。山口代表は法律家ですから、安倍
 
さんの支離滅裂な説明を納得できるわけはない筈です。
 結党以来、掲げてきた≪平和の党≫の看板を下ろすことはしないのではな

いか、と淡い期待を持っていました。
 しかし、見事に裏切られました。これまでも、安保否定から容認へ、福祉

充実から切捨てへ、幾度となく同党は結党の理念をかなぐり捨ててきました。
リアルに見れば、これが公明党なのでしょう。

 ただ、ネット情報によれば、自公協議の裏側では、公明党の票移動、政教
分離違反、マスコミへの介入などの公明党の悪行を材料に、自民党から集団

的自衛権の行使容認を・・・迫られていたという情報もあります。
 公明党の支持者の方もたくさんおられると思いますが、日本の平和をまも

り、若者の命を奪われないためにも、なんとかできないものでしょうか。


安倍さん、今度は憲法65条を改憲の根拠に!    大西 五郎

2014-06-26 08:46:22 | Weblog
東海放送人九条の会の大西さんから、情報の提供がありました。
ご紹介します。

 安倍首相が集団的自衛権行使の解釈改憲の正当性に突然憲法65条を
持ち出しました。「行政権は内閣に属する」という規定ですが、外国
と戦火を交えるようなことまで行政権には含まれていないと思います。
憲法の条文に当たってみました。

        
新聞の片隅に載ったニュースから(154)

「憲法65条で適性に」首相、解釈変更で正当性主張(14.6.25 朝日新聞)

 首相は24日の会見で、集団的自衛権の行使を憲法改正でなく憲法解釈の変更によって認めようとすることについて、「解釈は最高裁に最終確定の権能があるが、行政府が(憲法)65条のもと、適正に解釈していくことは当然必要なことだ」と主張。政権による解釈変更を正当化した。
 憲法65条は「行政権は、内閣に属する」と規定している。
首相はまた、与党協議で示された閣議決定案に関し「憲法のもとで認められる自衛権の行使は(政府の)従来の基本的立場を変えるものではない」と語り、歴代政権の政府見解を踏まえた判断であることも強調した。
 首都大学東京の木村草太准教授(憲法)によると、65条の「行政権」に基づく事務については、73条で「一般行政事務」「外交関係を処理」などと具体的に定められている。
木村氏は「集団的自衛権の行使のような対外的な軍事活動は73条において定められていない。行政権の執行を理由に、解釈変更で行使を容認しようとするのは無理がある」と指摘する。
□□―――――――――――――――――――――――――□□
安倍首相の「米艦に収容された邦人を警護するためにも集団的自衛権の行使が必要」というパネルまで使った「論理」は、「米艦が邦人を収容することを期待しないでほしい」という米国務長官と国防長官連名の通達があることで否定されましたが、また新たに解釈改憲で集団的自衛権の行使を正当化する「論理」を持ち出しました。
では、憲法に規定されている「行政権を見てみましょう。
――――――――――――――――――――――――――――
憲法第65条【行政権】行政権は、内閣に属する。
第73条【内閣の職務】内閣は、他の一般行政事務の外、左の事務を行なふ。
一 法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
二 外交関係を処理すること。
三 条約を締結すること。但し、事前に、時宜によっては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
四 法律の定める基準に従ひ、官吏に関する事務を掌理すること。
五 予算を作成して国会に提出すること。
六 この憲法及び法律の規定を実施するために、政令を制定すること。但し、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、罰則を設けることができない。
七 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権をすること。
―――――――――――――――――――――――――――――――
  ご覧のとおり内閣が行使できる行政権はオールマイティではないのです。
  安倍首相は成蹊大学法学部出身だそうですが、法学部の学生なら当然憲法の講義を受け、単位を取得したと思いますが、その授業の時居眠りしていたのか、サボってマージャン屋に行っていたのかは知りませんが、憲法の基本の立憲主義を知らないようです。
その人が、突然「65条がある」と叫んだのですが、補佐官とか参与などの肩書きを持つ側近が知恵を付けたのでしょうか。
憲法9条と集団的自衛権についての解釈もそうですが、自分に都合のいい解釈で自分がやりたいことを推し通すのはやめてほしいです。
 大西 五郎

公明らしい対応、国民の反撃必至!      平 和平

2014-06-25 09:49:30 | Weblog
 公明が自民の罠に見事にひっかりました。
 というよりも、出来レースであったような感じもします。国民や学会員の平和を願う
声に押され、いままで粘っていたように見せてきたが、ここに来て、自民の圧力も強く
なり、「恐れ」を→「明白な危険」に是正してもらい、「他国」を→「密接な関係にある
他国」(アメリカに特定)にしてもらったので、学会員にも説明がつくだろう、と考え
たのでしょう。

 そのような言葉の遊びで、解釈改憲の狙いである、どこまでもアメリカの侵略戦争に
付き従う≪軍隊≫に自衛隊を変貌させてしまい、地球規模で戦争ができる国への大きな
一歩を踏み出すことになります。そんな裏口入学のようなことは許せません。

 ネット情報によれば、自民党関係者から裏で様々な圧力をかけられ、譲歩に譲歩を重
ねざるを得ない状況に追い込まれていたようです。学会と公明党の「政教一致問題」や
外国で学会が、カルト宗教指定を受けそうな状態(一部の国は指定済み)を逃れるため
に、手を打ったとの情報が流れています。

 もしそうであるならば、国民の命、平和を学会・公明党の都合の下に置いたことにな
り、許せることではありません。
 自民も、もともと論理的にも異常な「改憲に等しい閣議決定」を強行することで、良
識ある国民の手痛い反撃を覚悟せねばなりません。
 速やかに解散・総選挙に追い込み、危険な安倍内閣を崩壊しなければならないと、思
います。

首相側近、また越権発言・・首相が言わせてる?    大西 五郎

2014-06-24 07:18:37 | Weblog
東海放送人九条の会の大西さんから情報の提供がありました。
ご紹介します。

 またまた安倍側近の「首相(総裁)を超える発言」です。
 安倍首相は「河野談話の見直しはしない」と言明していますが、
自民党総裁特別補佐の萩生田光一氏(衆議院議員)が河野談話
の検証結果が発表される前から新しい事実が出てくれば新しい
談話を発表すればいい」と談話の見直しを主張していましたが、
「(検証結果が気に入らなくて)云いたいことがあるなら国会へ
出てきて説明しほしい」と河野氏を参考人として国会に招致する
考えを述べました。

 首相が「見直しが必要」というと大ごとになるので、側近に言
わせたのかな。


新聞の片隅に載ったニュースから(153)

河野氏の参考人招致検討の意向 萩生田(自民)総裁特別補佐 (14.6.23 毎日新聞)

 自民党の萩生田光一総裁特別補佐は22日のフジテレビの番組で、従軍慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話を顕彰した政府の報告書が公表されたことを受け、「(河野氏)本人に発言したい気持があるなら、ぜひ国会に出てきてきちんと説明してほしい。当然党として話題になる」と述べ、河野氏の意向を踏まえ参考人招致を検討する考えを示した。
 日本維新の会は今国会(会期末22日)中の招致を要求したが、自民党は応じなかった。

 各国で慰安婦像を設置する動きが出ていることには「報告書を英訳し、世界に発信するツールに使えるのではないか」と語った。

□□――――――――――――――――――――――――□□

 安倍首相は河野談話については当初見直す考えを持っていましたが、第2次政権では見直すことはしないと表明しました。
 ところが見直しを唱えていた維新の会の山田宏議員が軍の強制はなかった。河野談話の作成過程を検証すべきだと、談話作成当時の内閣官房副長官の石原信雄氏を衆議院予算委員会に呼んで作成過程について問い質しました。
 石原氏が「元慰安婦だった人から聞き取りはしたが、その人たちの気持を慮って裏づけはとらなかった」と証言すると、河野談話の作成過程の検証を要求しました。
 安倍内閣はそれに応える形で「河野談話の見直しはしないが、検証はする」と、元検事総長の但木敬一氏ら5人の委員に検証を依頼しました。
 
 その検討チームが20日に報告書を公表しましたが、それには日韓両政府の間で文言の調整が行なわれたこと。
 例えば慰安婦の募集者に関して「軍の意向を受けた業者」とする原案を「軍の要請を受けた業者」と訂正した事実などが書かれていたり、慰安婦だった人の証言の裏付け調査は行なわなかったことなどが報告されました。

 萩生田氏は報告書が出される前から(3月23日のフジテレビの番組)「(検証で)新しい事実が出てくれば新しい談話を発表すればいい」と見直しがあり得ると主張していました。
 首相(自民党総裁)や官房長官が「談話の見直しは行なわない」と言っているのに、総裁特別補佐という側近がそれを否定したのです。

 そもそも政権の責任者が「見直しは行なわない」と言明しているのに、作成過程の検証を行なう必要はないわけで、口先の言明とは別に、見直しにつなげたいという下心が見えます。
 首相(党総裁)が言えば大ごとになるので、側近に言わせたというのではないでしょうか。

 靖国神社参拝でもアメリカが「失望した」と言ったのに対し衛藤晃一首相補佐官が「我々の方が失望した」と云ったり、本田悦朗内閣官房参与が神風特攻隊を賛美して首相の靖国参拝を正当化しました。
 
 河野洋平氏本人は「報告書には私が足すべきものも引くべきものもない。正しくすべて書かれている」と述べ、「(慰安婦は)いろいろな集まり方があったかもしれないが、施設に入ったら軍の命令で働かされた。帰れず、拒否できないなら強制的と見るのが当然だ」と談話への理解を求めました。
  大西 五郎

沖縄慰霊の日、反戦を誓いたい!      平 和平

2014-06-23 07:22:05 | Weblog
 太平洋戦争末期、沖縄県では住民を巻き込んだアメリカ軍との≪地上戦≫で
20万人以上の人が命を落としました。

 20年ほど前に、妻と沖縄への平和ツアーに参加しました。その時に、語り部
さんは以下のようにお話しをされました。
「日本本土防衛の時間稼ぎに、日本軍は玉砕を強いられ、沖縄県民は漆黒の中、
密林をさまよい、逃げまどいました。家族はそのうちにバラバラになりました。
ようやく見つけた「ガマ」(洞窟)も、日本軍が入り込んできて、民間人は外
に行け、と追い出されたり、言われなきスパイ容疑を理由に殺される人もいま
した。戦況がいよいよ厳しくなると捕虜になる前に自決しろ! と強要され、
毒を渡されたりもしました。赤ん坊は泣くとアメリカ軍に見つかる、と殺せと
命令され、乳房で窒息死させた母親もいます。米軍以上に日本軍の蛮行にさら
される、という状況でした」
 と涙ながらに話されたのが、昨日の事のように思いだされます。

 その慰霊祭に戦争大好きな安倍さんも首相として参加するのだろうが・・・、
どんな心持だろう。彼は、国民の痛みを全く感じない点ではダントツの男だか
ら、平気で県民のためにを冠して≪戦争国家づくり≫を説くのだろう。

 お友達の仲井真知事も、あいさつ文から≪普天間基地の県外移設の≫の文言
を削除し、大きな批判を受け、削除をやめる方向の様ですが、先に書いた語り
部さんの無念な思いは、安倍にも、仲井真にも通じないでしょうね。

 私たちが、日々、平和の声を発信することで、平和の世論を大きくし、安倍
内閣を窮地に追い込み、解散総選挙を実現することが近道なのでしょう。

 河野洋平元自民党の総裁も、自民党には投票しないことと訴え、「白髪を染
めて街にでる」と宣言しました。
 そう言えば、小泉さんがこのところ、鳴りを潜めていますが、病状悪化で細
川さんが脱原発運動からの手を引いたのが影響しているのでしょうか。

都議会、セクハラ発言海外からも批判        秋葉 次郎

2014-06-22 08:05:50 | Weblog
(読売新聞より:2014年06月21日)

名前挙がった都議「私ではない」…セクハラヤジ

 東京都議会(定数127)の本会議で、晩婚化や妊娠、出産などで質問に立った塩村文夏あやか都議(35)に対し、男性都議が「早く結婚した方がいい」などとヤジを飛ばした問題で波紋が広がっている。
 激しいヤジは議場の“華”とも言われるが、これが民間企業での出来事だったら、一発退場の「レッドカード」。
*ここは異論あり、民間企業だったら、社員同士であれば被害を訴えた女性が
 退職させられる事例の方が多く、言った社員・上司は事実上はおとがめなし。
 お客さんに対してであれば、レッドカードだと思う。

 ヤジの主は自民都議とみられ、石破幹事長は21日、「わが党の都議だったとしたら、党としておわびをしないと」と事態の沈静化に乗り出した。

◆自民都議?

 問題のヤジは今月18日に飛び出した。都の少子化対策について尋ねた塩村都議に対し、「早く結婚した方がいい」と大きな声でヤジが飛んだ。声が上がったのは、本会議場で議長に向かって右側。59人を擁する最大会派の都議会自民党側で、複数の都議からだったとみられる。「子供を産めないのか」という発言も出たといい、その後は、笑い声などで議場がざわついた。

 塩村都議は本会議終了後、「私も結婚や出産に悩む一人。女性の声を代弁して質問したのに……」と怒りをあらわにした。20日には都議会議長に対し、発言者の処分を求める要求書を提出したが、「発言者が特定されていない」として不受理に。
 所属会派の「みんなの党 Tokyo」は、議場での録音の「声紋鑑定」を行って発言者を特定するという。

◆悪質な「セクハラ」

 矢面に立つ都議会自民党の執行部は、対応に苦慮している。都議会内では発言主だとして名前が挙がっている都議もいるが、本人は「私ではない」と全面否定。
 会派幹部も「うちの会派からとは断定されていない。発言者の特定は困難」という立場だ。

 党内から批判の声が上がっており、田村厚生労働相は「人として、ちょっと大問題なヤジ」と発言。地方議会にも波紋が広がっており、北海道議会は20日、女性議員8人が再発防止を求める要請文を都議会議長に送付した。

 ただ、今回の発言について識者は、「明確で悪質なセクハラ」と断じる。「職場のハラスメント研究所」(東京)の金子雅臣所長(70)は「企業で同じようなことが起きたら、厳しい処分になる。セクハラをなくそうという国際的な機運からも大きく逸脱しており、五輪開催も決まり、これで国際的な話題になれば、東京というよりは日本の恥」。
 *金子所長の談話も、専門家?がこの程度の認識だから
  セクハラはなくならないのでしょう。
  海外の反応は、厳しく既に五輪に影響しています。

 私が以前勤めていたところでは、セクハラした上司ではなく、された女性が
居れなくなり辞めました。私は彼女の相談に乗り、上司との話合いに同席しま

したが、彼は「やっていない、秋葉、信用してくれ」の一点張りでした。
 それだけでなく、彼は職場内で「俺の方が被害者だ」という話を広め、被害

者を追い出したのです。こっそりと辞めた彼女に、連絡を取りましたが、転居
し、所在不明になりました。

 やっていない、と言いふらしていた彼は、本社に栄転し、再び支社に戻りま
したが、またセクハラを行いました。今度は私も証拠を握ることができました

ので組合の役員として交渉の場で厳しく追及することができました。
 彼は、本社に転勤となり、その後、子会社に出向しました。いまはどうして

いるのか、わかりません。
 日本は女性の地位が低く、管理職への登用もあまりありません。いまの女性

は、能力もあり、母体保護も考えることなく遮二無二働きます。それでも、男
性に比べ、低い地位に置かれているのが実態です。私なりに改善するために努

力をしましたが、女性の昇進の壁は高く厚いのが実態でした。
 いまもあまり変わらないと思います。だから、都議会でセクハラ発言をする

議員がおり、それに共感するような笑いも起きるのでしょう。

集団的自衛権・・・アメリカと他国を侵略するのでしょ!     平 和平

2014-06-21 06:33:31 | Weblog
 昨夜の集団的自衛権行使容認、反対の集会に参加しました。
 集会は若宮広場で行われました。2000名余の人が集まったと主催者が
発表しました。
 集会に参加し、いろんな団体が連帯のあいさつをしましたが、その中
で高校生の発言は際立っていました。具体的な戦争の事例を挙げながら
話し、他のあいさつが耳慣れた内容だっただけに新鮮でした。

 集会後、デモ行進をしましたが、花金のせいか、人出も多く、デモ隊
とエールの交換を行う場面もあり、観光バスの乗客とも窓越しに手を振
りあう光景もありました。
 いつものことながら、普段はなかなか会えない人、思いがけない人に
会ったりして、このような集会に参加すると学びと、元気をもらいます。

 帰宅後、勤めから帰った息子と話したことを紹介します。
★「集団的自衛権の行使は、翻訳すればアメリカと一緒に侵略戦争をす
 ることでしょ。政府がうまくネーミングするから、若者たちは騙され
 て『自衛だからいいんじゃない』などと言っている、本質を明らかに
 しないと混乱しているよ、若者は」
☆「そうだよな、知っている人が知っているが、多くは、言葉にだまさ
 れているのは、事実だな」
★「多くの人に、わかってもらうための工夫をしないといかんよね」
☆「確かに、いまだに「秘密保全法に反対する会」などと言っている弁
 護士団体もあるからね。全国で一番に反対の声を上げた、ことに拘っ
 ているようだが、部外者にはそんなことは何の意味もないからね」
★「ネーミングの点で言えば、個人情報保護法とか、自立支援法とか実
 態と正反対の法律名があるけれど、これも国民だましのテクニックの
 ひとつだと思うよ、国民は見事に騙されている」
☆「第二次大戦で日本は、撤退を、転進と報道し、敗戦を終戦と言い換
 え、本質を隠したが、その流れは今もあって、障害者自立を阻害する
 法律を支援法と言ったりしてるな、確かに」
☆「他にも、年齢差別の「後期高齢医療」、国民の権利を侵害する「特
 定秘密保護法」もあるし、さっきの「個人情報保護法は、学校の連絡
 網をズタズタにし、庶民同士の横のつながりに悪影響を与えるだけで
 なく、災害時の支援活動にも支障を来すなど、庶民に取っては大きな
 問題となっている。それらがあたかも、良い法律の様にネーミングさ
 れている」
★「われわれがお利口にならないといかんという事だね、親父さん」

 長くなりましたが、以上のような会話をしました。
 騙しのテクニックにだまされないように心がけましょう。