八文字学園・企画広報室の川上ですm(..)m

八文字学園のこと、進学のこと、はたらくってこと、etc...。川上のひとり言をちょっと聞いてみませんか?

こんな学生もいるよ(^^)/

2011年06月02日 21時44分54秒 | ひとり言
このBlogはタイムリーさを伝えたいから手短にまとめるよ

川上さんが約2時間かけて3000文字overのBlogをまとめている間


こんな時間まで研究論文に取り組む学生も。今の時間は...タイトルの下の赤いテキストの日時を見てね

何かにガムシャラに取り組む姿って...応援したくなりますよね

川上さんの苦い経験 (´∩`。)

2011年06月02日 20時27分10秒 | ひとり言
水戸電子に入学した学生はこの話を聞いたことがあるかもしれませんが...。

5/26のブログにもあるように、卓球バカだった川上さんの高校時代 ダブルスのパートナーに恵まれてインターハイになんか出られちゃったもんだから、大学も推薦で受験することになったんだよね 試験科目は川上さん得意の小論文のみ 無事に合格できたんです

ただね、その後が上手くいかなくって...。結局2週間で大学を辞めることに

ココから先は少し長文になってしまいますが、進学を考える高校生も、在学している学生も、川上さんの苦い経験を踏み台にして欲しいと思います。

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まずは大学進学に至るstoryを

川上さんの大学選定のきっかけは、取手にいた卓球の友人がその大学を受験すると聞いたから。「アイツが受験する大学なんだから大丈夫なんだろっ」こんな風に思っていました。23年前はインターネットも携帯電話もない時代。...なのに、パンフレットすら請求せずに受験先を決定してしまった川上さん。その結果、何が起こったか...。

川上さんの目標は小学校or中学校の先生になること。そして目標とする教師像は、教え子からの問いかけに対して、その子の目線で応えられる幅広い見識を持っていることだったんだよね

なのに、所属した卓球部では「この先生の授業は単位を取りやすいから履修登録して授業は行かなくてよい」とか「この先生の授業は履修するな」などと言われて、卒業までの間、最低数の履修登録で、その分部活動に来いみたいな感じだったんだよね

大学入学後目指すのは一流の卓球選手ではなくて先生(卓球じゃ食えないからね)。なのに先生を目指すための講義を履修できないのでは、大学進学した意味がない そこから退学を決意するに至るのでした

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さぁ、まずは高校生へのMessage

川上さんの失敗の原因はどこにあったのでしょう?いま振り返ると、進学先およびその卓球部を直接見に行かなかったことにあると思っています。見学にさえ行っていれば、先輩たちに講義の履修や、どんな風に講義を受けているかなどを聞けたはず。そして上記の内容を知っていれば、おそらく出願までに至らなかったんじゃないかなぁ...って思います。

先生になるためには大学に進学して教職課程を経なければなりません。だから川上さんは何が何でも大学に進学しなければならなかった。退学後、予備校に通い、翌年別の大学に入学。

単純に良かったねでは済みません。だってその1年間で両親には500万円近く出費させてるのですから

進学にしても就活にしても、五感を最大限に使ってください 

川上さんは視覚しか使ってなかった。でも見学に行ってれば、聴覚や触覚が使えたはず。分野(調理系なんかがそうかな?)によっては、味覚や嗅覚も使えるよね 身体全体で感じることで、失敗する確率は低くなるんじゃないかなぁ...って思います。

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そして、お待たせしました本校の在学生に向けてのMessage

退学するにあたっての川上さんの行動を紹介します(読みながら何かを感じてください)。

スポーツ推薦で進学した川上さん。当然のことながら、大学進学は川上さん一人の問題ではなくなります。

推薦書を書いてくれた担任の先生。
そして最終的なOKを出してくれた校長先生。
学費を出してくれた両親。
さらに、
推薦での進学は出身高校の看板を背負ってのもの。川上さんが退学することで、次年度の出願希望者が入学できないことにでもなったら...。

川上さんは、泣いて親父に許しを請いました。泣きながら担任の先生や部活動の顧問にその時の心境を語りました。そして校長先生のご自宅に電話して、この身勝手な行動が許されるものなのかを相談しました(その当時は個人情報保護法なんてなかったから、卒業アルバムに校長先生の電話番号も記してあったからね)。

そのくらいの覚悟を持って退学したのです。

最近というか、この時期ならではというか...。せっかく入社できた会社を辞めてしまったという報告が、時折飛び込んできます。しかもその情報は、2年間も担任した教え子から入ってくるのではなく、就職先の企業から半ばクレームという形で入ることが多いんだよね。残念ながら...。

2週間で退学した川上さんに言えた義理でもないのかもしれないけど...

たった2カ月足らずで、その会社の何が分かる?
凹む前にくらいつこうと努力した?
その会社に入るために、どれだけの人間が関わっているか考えたことある?
辞めて何が待ってる?
キミたちの親御さん世代で、自分のやりたかったことを仕事にしている人が、どれだけいるのかなぁ?(生きるために働いてきたはず)

そして、辞めるにあたってどれだけの覚悟を持った?

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専門学校の先生って、キミたちの夢を応援すると同時に、社会の一員であって欲しいという願いも持ち合わせているんだよね。親御さんにしたって、できれば学んだ分野の仕事に付いて欲しいと願っているだろうけど、しっかりと社会の一員になってくれれば、親としての責務を果たした!と安堵できるはず。

今までになく、お説教じみた内容になっちゃったけど(しかも長文)、最近感じていることをまとめてみました。何かを感じてみてくださいね