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9月のお米の便り その1

2022-09-15 | お米の便り

 9月1日、昨日夕方からの雨が、休みなく降り続いています。とびきり雨の多かった、今年の8月。空に向かって、「もうそろそろ良いんじゃない?」と声が出てしまったのは、一度だけのことではありませんでした。月が替わったというのに、この傾向に大きな変化は無いようです。週間予報に並ぶ傘のマーク。天にとっては、今日から9月などという区切りは、無いのでしょう。悠久な時の流れの中にあっては、一瞬とさえ呼べないような、この長雨。もう出てきた「秋雨前線」の言葉を、あきらめ前線と読み替えて、苦笑いするしかありません。おやまぁ、辛気臭いご挨拶となってしまいました。 

「オリコメを楽しみにしてくださっているみなさーん。どーもすみませーん。お元気ですかー。今急いで、心持ちを変えますからー」 ちなみに今日発表の気象台のデータによると、秋田県横手市の8月の降水量は平年の倍近く。雨がまったく降らない日は、10日間だけでした。

 あはは、楽しみにしているどころか、読んでくださっている方自体、きっとわずかでありましょう。マイノリティ(少数派)のために今祈りてー。こんなダジャレはどうですか。ほんの少しは辛気一転となったでしょうか。面倒なアンタのために祈りてーわ。

 

 今年、自家用タマネギが収穫できたのを良いことに、先だって種を多めに播いてみました。念のためお知らせしますと、タマネギは夏に種を播いて、育った苗を秋に植えます。その苗がすっかり根付いて冬を越し、肥大を始めるのは雪がとけてだいぶ経ってからです。そして6月下旬頃、収穫の時期を迎えます。1メートル以上に積もった雪の中で生きているのですから、何ともたくましい。それだけでも、元気の素がたっぷりの野菜という気がします。でもまぁ、スケジュール的にはこうしたことですが、自家用ともなれば、うまくいったりいかなかったりです。今年たくさん収穫できたのも、たまたま運が良かっただけかもしれません。。そんなこともあり、多く播くというわけです。あれっ、誰かオレのことを呼んだかな?いや、誰も呼んでないよ。大熊クン。

 

 続く雨で、それなりに発芽したタマネギの苗床は、土がぐちゃぐちゃ。カビの生えそうなせんべい布団でも、慣れたら大丈夫ですから、何とかなるかな?大丈夫なのはアンタだけ。どうにか順調に育ってほしいものです。ちなみに10月中頃、種苗店の店先には、タマネギ苗ありますの、のぼり旗が出ます。苗育てがうまくいかなかった時は、その手があるんです。アンタはそれを植えてさえ、うまくいかんかったやろ。その時はさらに奥の手が…。お店でその都度、必要な分だけ買えば良いというわけです(笑)。オチがついてひと安心、かな?

 多くの方はご存じですよね。この方を。

 手前にあるのは、100均で買った浸透印。それを少し上回る大きさです。

 


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