風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

まずは2024.1月の便り 前半です

2024-01-24 | お米の便り

 今年も最終月となりました。毎年12月に入った途端に思うことですが、一年の過ぎるのは早いですねー。でも、そんなふうには思わないという人がいたとしたら、ぜひとも会ってみたいものです。いや、つい口が滑って、心にもないことを書いてしまいました。もし、誰かに会いに行く時間を作ることができたなら、きっと別の人に会いに行くことでしょう。もちろん、「そんなふうには思わない」という誰かさんだって、私には会いたいとも思わないはず。自身の貴重な時間を有効に使うに違いありません。あはは、こういうのを言葉のあやって言いますよね。でも最近では、うそも方便とか、言葉のあやなんていうのは、使用法が難しくなりました。理解されづらくなった気がしています。

 と書きながら、年の瀬を控えて、自分がいま会ってみたい人は誰だろうかと、もののついでに考えてみたのですが、これがどうにも誰も思い浮かんできません。あららどうしたことでしょう。すねた者みたいに、世の中に背を向けているわけではないのですが、関心が薄れてしまったのかな?

 みなさまはいかがです? どなたかいらっしゃいますか? アンタの親の顔が見てみたいっ!

 さてお米の便りもついに300便となりました。これもひとえに、これまでご縁をいただいたみなさまのおかげです。お付き合いを続けていただけたことにこころより感謝申し上げます。

 

 ここまで書いていながら、その後筆が進まず、新しい年を迎えることとなりました。この冬は、30年ほど続けた冬の郵便配達をやめ、少しゆっくりした気持ちで過ごしているところです。例年忙しさにかまけてやることのなかった「すす払い」も、年末にはそれなりにやることができて、配達と雪かきに追われていたこれまでの年の瀬とは、一味違った感じです。せめて年内は、屋根の雪下ろしをせずに済むくらいの雪であってほしい、というのが当地に住む人たちの思いですが、その願いは十分すぎるほどかないました。大晦日から3日にかけて、日中はおだやかな天気の日が続き、当地の積雪も、0センチとなっています。

 1日午後4時過ぎ。新年早々、誰がこんな大地震を想像できたでしょうか。いや、仮に想像できたとしても、地震そのものは防ぎようもありません。刻々と夜が近づく中、テレビに映る惨状の一部。

 東日本大震災の後、大きな災害が起こる度に思うのですが、被災した方々はまさに渦中にあって、事態の概要を知ることができません。それを目にできるのは常に、その場にはいない人たちです。晩ごはんを食べながらテレビを見ている自分。複雑な思いも抱き合わせでのひと時でした。度々書いていますが、この便りは自身の備忘録でもあります。翌2日夕方の飛行機の事故も、衝撃的な出来事でした。あの火だるまとなった旅客機の、乗客乗員みなが命を落とさずに済んだというのは、奇跡のように思えます。


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