風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

今月のお米の便りです 後半

2023-11-14 | お米の便り

多数でありましょう。その子どもたちの世代、もう「子ども」じゃないですけど、自分たちかそれ以上の人たちがどうにか続けています。

 自分の子どもたちの世代は、もうすっかり変わりました。いや、50代で勤めに出ながらお米作りをやっている農家の人がどれほどいるかはわかりません。もう、お米作りと関係なく仕事に就き、家を離れている人もたくさんです。家から職場に通っている人であっても、「おやじ、おれは米作りなんかしないぞ」という声が、そこかしこ。

 それはそうでしょう。もうずいぶん前から、お米作りは何のためにやっているのかわからないような状況になっています。働いた分がまともな金額として手元に残らないというのはまだしも、農業機械があまりにも高価になってしまって、その更新や維持のために売り上げの大部分を費やさざるを得ないという状態になってしまったことも、大きな要因です。趣味や道楽と捉えるにしても、その金額はあまりにも大きすぎ、それでおまんまを食っていけるかとなったら、誰しもしり込みするし、それが正常な感覚かと思います。そこにチャレンジしようという気持ちを持つ人が少ないのもうなずけることです。あれれ、こんな話は数行で終えるつもりが、トシを取ると話が止まりません(困)。

 

 有機農法、自然農法なんかに活路を見出してはどうかという考え方もあります。そこにひとすじの光が見えるかどうかは別としても、農業生産の大部分は、ごく普通の栽培が占めているし、これまでごく普通の?農家の方々がそれを担ってきました。それが、国全体の消費量のほとんどをカバーしてきたと思うのです。そこがいよいよ、ガタガタと崩壊していくということは、圧倒的大部分のところが深刻な状況になるってことだと思うのです。有機農業で活路を、というようなこととは、次元の違う話というか、それでは間に合わないことになりましょう。「スマート農業」などと言って、生産性を上げて少ない人数で大面積をなどと言われていますが、言葉を操るだけの人たちは、実にのんきなもんです。ジィさま、もうそれぐらいでやめろー。おや、顔が赤いぞ。昼間っから、また何か呑んだな。あはは、念のため記しますが、これ、現実ではありませんから。

 お米の便りも、目標の300便が目前となりました。次号は楽しい話題にしたいものです。どうせならもっと飲んで、何を言っているのかわからないくらい。えっ、今号もちっともわかりませんでしたですって? だとすれば、ここまでお読みくださったそのことに、ありがとうございました。今回が初めてのみなさまには、驚かれるような中身でしたが、まぁ、こんなこともありますということで。いつもじゃないかっ!

 お米そのもの、園主どちらでもイヤになるまでお付き合いいただければ幸いです。いや、良い印象のままでサヨナラした方が良いかも(苦笑)。「良い印象」…?


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