新・エンゲル係数

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0.25%の追加利上げを

2017年03月16日 | 気になるネタ

15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比112ドル73セント(0.5%)高の2万0950ドル10セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が15日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利上げを決めた。大方の予想通りで、前日まで下げが続いた米株には買い戻しが入った。

一時は上げ幅を140ドルほどに広げ、節目の2万1000ドルに接近した。下げが続いていた原油相場が持ち直したことも、投資家心理を強気に傾けた。ダウ銘柄では、シェブロンなどの石油株や建機のキャタピラーなどの上げが目立った。

 FOMCでは経済成長率や物価上昇率など経済見通しがやや上方修正された一方、メンバーによる年末時点の政策金利の予想(中央値)は前回の12月から変わらなかった。最近の経済指標の改善を背景に、一部では年内の利上げ回数が引き上げられるとの観測が出ていた。今後も緩やかな引き締めが続くの見方が広がったことも相場の支えになった。債券市場で米金利が急低下し、配当利回りの高い通信のベライゾン・コミュニケーションズなど公益事業株が買われた。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発。前日比43.231ポイント(0.7%)高い5900.047で終え、最高値に迫った。

 業種別S&P500種株価指数は全11業種のうち10業種が上昇した。「エネルギー」「不動産」「公益事業」などが上昇した。一方、「金融」は下落した。

 米大手証券による判断引き上げが伝わったガス開発大手のサウスウエスタン・エナジーが大幅高。株価指数を開発・算出するMSCIは小高い。S&Pグローバルから買収提案を受けたと報じられたことが手掛かり。

 ダウ銘柄では目標株価の引き上げがあったアップルも買われた。化学のデュポンや医療保険のユナイテッドヘルス・グループが上昇した。