1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日のトランプ米大統領の施政方針演説を好感して大幅反発し、終値は前日比303・31ドル高の2万1115・55ドルと初めて2万1000ドルを超えた。上げ幅は約4カ月ぶりの大きさで、昨年11月の大統領選以降で最大だった。
ナスダック総合指数は78・59ポイント高の5904・03、SP500種株価指数も32・32ポイント高の2395・96と、いずれも終値の最高値を更新した。ニューヨーク外国為替市場ではドル買い円売りが進み、円は一時1ドル=114円台と約2週間ぶりの安値に下落した。