連日の猛暑の中 気持ちの良い海中に涼をもとめ
て大島へ
久々のウェットスーツでも 冷たくて寒いと
いう感覚は無く 海中は快適
(水温は19℃~23℃ 場所によって大きく変化)
/P>
昨日はラッキーな事に 『アカオビコテグリ』の
産卵が見られる確率が高いというので 3本目
夕方時計を見ながらの出発 ベテランダイバーで
素晴らしい水中写真を撮られる方にくっついて
邪魔にならないように・・・と思いつつ
連れて行ってもらいました
かなり透明度が悪く薄暗い中 目的の場所に到着
アカオビコテグリの♀(お腹が膨らんでいる個体)と
周囲に居る♂の動き回る様子をそっと観察
水深25m位 水温が低めでじっと待つのは
寒いからと 着込んだ上に着たウェットスーツの
そのまた上に もう一枚貸して頂き着込んで行ったので
正解
雄はしきりに 雌にモーションをかけるのですが
なかなか 誘いにのらない感じ。。。好みでもあるのでしょうか
サカナの世界も相性とかあるのかなぁ。。。そんな様子を
撮りたかったのですが とってもナイーブで ストロボの
光で 成立するものが中断する事が多いとスタッフの方から
聞いていたので じっと我慢。。。。
雄の誘いに応じる覚悟が決まると2匹がくっ付き合いながら
何と そのまま ゆっくり浮上して・・・・
どの時点で産卵したのか また放精したのか よく判らず
何十秒間かの浮上をしていると 瞬間的に 目にも
留まらない速さで 2匹が違う方向に飛び散るんです
下が♂だと思います 何カップルか観察しましたが
緊張すると余計に写真がうまく撮れません・・・
辛うじてピントが合ったショットです
生命の神秘の一端と貴重な生態のいとなみを
観察できたのは とってもラッキーでした
1回わたしのストロボで愛の成立を壊してしまった
罪の意識を感じます。。。。。ストロボの光量が
強すぎたようですが いつもそんな調整はしていません
/P>
最後の方で つれない雌を誘う雄・・・ずっと
しらんぷりの素振りの雌にやきもきしていると
どこからか 同じ位の大きさの雄がやってきて
大胆にも 割り込んできて雌に接近
雄同志の抗争か・・・ とハラハラしていると
どうでしょう。。。。。驚くべき出来事が。。。。。
目の前で 繰り広げられました
つれない雌を残して 2匹の雄が
くっ付いたと思ったら 浮上して行きました
エ~~~~~~~~ッ
エキジットしてからの 見解・・・・1匹の雄が
ニューハーフとなってしまった
エキジットに向かう途中 『クマノミ』の
卵のハッチアウトにも遭遇
アカチャンの黒い眼が 見えている卵 それを親が ワサワサと
動いて周囲に飛ばすような行動をしていました
水中の サカナの行動は 謎に包まれている事が
とっても多くて 興味が深まります
昨日は とっても珍しい場面を見せて頂き(偶然では
ないのです)感激しました
今日も普通ではなかなか行けないポイント
(魅惑のポイントでした~)に 連れて行って頂き
日頃使わない足の筋に疲労感があるのですが。。。。
次回画像をアップしてみます
/P>