今年の柳投手を象徴するかのような危険球での退場劇が起こったのは、2回のベイスターズ・ソト選手の頭を直撃する死球でした。
そこまでたったの19球を投げただけ…。
今季の柳に一体何があったのか。
最後の登板で、本人はこれまでの不甲斐ないピッチングを払拭しようと思っていたのでしょうが、最悪の事態を招いてしまいました。
それだけ、緊張感があったのだと思う反面、ここまで彼を追い込んだ原因を指導者たちはしっかり検証しなければならないと思います。
柳の後を受け継いだ1軍昇格直後の鈴木投手は、準備もそこそこにマウンドに上がり、4回1/3を無失点6奪三振と完ぺきなリリーフで窮地を救いました。
8回表に溝脇君がセンター前にタイムリーを放ち、虎の子の1点を守り切って1-0の勝利を挙げたドラゴンズ…。
いろいろあったゲームでしたが、勝てばよし!
5位のカープとのゲーム差は2.5で3位のタイガースとの差は3.5です。
そして、残りゲームは3試合…。
まあ、ここに至っては順位なんてどうでもいい話ですが、来季に向けて少しでも糧になる内容を残してほしいもんです。
ここ数年、負け癖が身についたレギュラー陣の見直しと最近活躍がめざましい若手たちの世代交代を図ってください。
若手たちに変な負け癖がつかないうちにね。
そして、少しでもチーム力を引き上げて来季に繋げてください。
それには、指導陣の大幅な入れ替えも必要でしょう。
特に、1軍のコーチ陣には…。
どうしたら、今の弱小球団を強くできるのか。
じいちゃんには分かりませんが、野球のプロなら分かるはず。
何も解決できずに過ごしてきたここ数年のドラゴンズを分析し直して、何が良くて何が悪かったのか、誰がダメで、どこがダメなのか、チーム全体と個人のダメなところをヨ~ク検証して、来季に備えてくださいね。