イギリスのエリザベス女王が、96歳で亡くなられました。
第二次世界大戦が終了して間もなく女王の座につき以後70年以上、約千年の歴史を誇る王室の近代化に努め、国民から慕われた女王は、我が国の天皇とよく似て国民から敬愛される存在でした。
天皇は、日本国憲法によって存在が確立されていますが、英国女王はそれとは違う英国君主として国民に人気の高い方でした。
最も大きな違いは、天皇の生業がすべて日本の国家財政に頼っているのに、女王陛下は多くの土地と財産を持ち、すべて自前で暮らしていたこと…。
天皇と同様に政治には口を出さず、大きな視点で国民を見守っていました。
長男のチャールズ皇太子が王位についたと先ほどニュースが流れてきました。
彼もいい年なので、下手すりゃ~王位につけずに終わるかと思っていましたが、やっと君主としての地位につくことができました。
なんせスキャンダルの多い人ですから、これからが大変でしょう。
話は変わって、昨夜のドラゴンズはカープに2-0で勝ちました。
先発の上田君は育成選手から1軍に登録され、7度目の挑戦で初勝利を上げました。
頑張りましたね。
6回2安打無失点は、上々のできでしょう。
昨日は、TVで試合終了まで生中継がありましたから、じっくりと試合を見ることができました。
復帰して初めて3番に入った木下捕手は2安打と打つ方は好調のようですが、リードはどうにもこうにも素人目に見てもいいとは言い切れません。
カープのベテラン会沢捕手に比べると、技術的に大きな差が見られます。
例えば、会沢が球種によって同じ外角狙いでもミットを構える位置を微妙に変えているのに、木下は外角なら全く同じ位置にミットを構えるところ。
球種が違えば球筋が変わるし、狙いどころも当然変わるはず。
木下は、何でもかんでも同じところに投げさせようとしてるのか?
あれじゃ~、投手がどこを狙ったらいいのか、判断が難しい。
じいちゃんも子供の頃、捕手の経験があるのでコーチから球種によって(まあ子供だから直球とカーブしかなかったけど)構える位置を変えろとよく言われました。
そんなこともできない捕手が、少し打つからといって正捕手の座に座っていていいのでしょうか。
石橋君のリードをTVで見た時には、微妙に外す外角と大きく外す外角ではミットの位置をシッカリと変えていました。
相変わらず投手がサインに首を振る回数も多く、R.マルティネスなんて1回では絶対に首を縦に振らず2回3回と首を振ってやっと決まるということが昨日も何度かありました。
つまり投手と捕手の息が合ってないということで、木下が投手の気持ちを考えずに勝手にサインを出してるだけに見えます。
これは以前から評論家の間でも問題になっていましたが、来季は31歳になる天然ボケの木下をホットイテ、秋と春のキャンプでクレバーな石橋君をシッカリと育て上げて欲しいもんですね。