朝日新聞が従軍慰安婦記事を取り消し

　朝日新聞が８０年代に掲載した「従軍慰安婦の強制連行」について「虚偽証言」によるものだったと記事の取り消しを今週の新聞で行った。

　朝日新聞の「従軍慰安婦強制連行」キャンペーン（？）を元にして、これまで散々な目に合ってきた日本。

　韓国はこの記事に乗じて世界に向けて「従軍慰安婦問題」を訴え続け、今では政府が一番の友好国と思っているアメリカまでもが「従軍慰安婦問題」を解決するようにと日本政府に迫る会見をする始末。

　この取り消しでアメリカは、これから日本と韓国のどちらの話を真剣に聞くんだろうか？

　この記事によって「従軍慰安婦の強制連行」は、実際にはなかったことがハッキリしたのだが、９３年に行われた「河野談話」が当時韓国政府と上手くいっていなかった日本政府が「和解の糸口」として謝罪してしまったことが、今日の韓国の強気の発言に繋がって、日本政府へ賠償を求める姿勢にもなっている。

　「従軍慰安婦の強制連行」はなかったし、そんなことがあったと話した「吉田証言」は虚偽だと２０年以上前から言われていたのに、やっと朝日新聞はこれが誤りであったことを認めたわけだ。

　最近になって「河野談話」がどのような経緯で行われたかという背景や内容の検証が行われるようになったけど、事実無根の空想話を真に受けて一国の官房長官が相手国に謝罪するなんていうおバカな談話を出しちゃうから、世界中から何のかんのと言われのない非難を長年に渡って受けてしまうことになったのだ。

　河野さんは生きてるうちに国会の証人喚問で当時のことを洗いざらいぶちまけるか、回顧録でも書いて意に沿わない謝罪だったのか、それとも当時の内閣を取り巻く烏合の衆の圧力があったのか、そのあたりのところをしっかりと証言してほしい。

　まあ、彼にもプライドがあるだろうから、そう簡単には話さないとは思うけれど、この際正直に当時の話を国民に伝え、韓国が必死になって世界中で日本の悪口を言っている「従軍慰安婦問題」が何の根拠もない「反日運動」のひとつであることを世界の人々に知らしめてほしい。

　じゃないと、今後も日本人は世界の人々から「性奴隷として女性を蹂躙したトンデモナイ奴ら」というレッテルをはがすことができない。

　もし、河野さんが「強制連行」があったと今でも確信しているなら、その根拠を正直に発言すべきだと思う。

　何か事あるごとに日本に牙をむいてくる韓国だが、このあたりで少し静かにしてもらわないと将来に遺恨を残すことになってしまうんじゃないだろうか。