軟式高校野球大会の準決勝で東海代表の岐阜・中京と西中国代表の広島・崇徳が延長30回でも0-0のまま決着が付きません。
硬式野球の甲子園大会の影に隠れて軟式の高校野球は、あまり話題にはなりませんが、こちらも高校球児たちの熱戦が展開されています。
この準決勝、28日に延長15回まで0-0のまま、サスペンデッドになり昨日も15回まで行って延長30回になってしまいました。
両軍の投手は、ともに一人で30回を投げ続けています。
さすがに、昨日の試合の後半では、疲れてしまって走ってベンチに戻ることもできなかったようです。
これまでの延長戦は、25回というのが2度あるそうですが、30回を数えるのは初めてらしく、試合形式もサスペンデッドということで1点どちらかが獲ったら、それでお終いという過酷な条件で戦っています。
それにしても、30回を一人で投げぬかさねばならない監督の心理状態は、実際に戦っている投手よりもきついんじゃないでしょうか。
できれば自分が代わってやりたいとも思うだろうし、1点もやれないという状況の中で投げてる投手を交代させる勇気もなかなか沸いてこないんじゃないのかと思います。
投手交代して負けてしまったら、それこそ非難轟々でしょう。
継投策に出て、もし勝ったら大英断と言われるでしょうが、まあそこがなんとも悩ましいところです。
投手の体調や今後のことを考えるなら、交代してしまった方がいいんでしょうが、彼らは「今を生きてる」ので、もし交代して他の選手が勝利投手になってしまったら「何の報いもなくなる」と考えるとやっぱり決断は鈍ってしまうでしょうね。
指導者というのは、いろんなリスクの中で戦っているんでしょうが、選手たちはまだ高校生。
彼らの現在・過去・未来を見据えた教育の一環としての高校野球だということを一番に考えて、今日の試合に臨んでほしいと思います。
硬式野球の甲子園大会の影に隠れて軟式の高校野球は、あまり話題にはなりませんが、こちらも高校球児たちの熱戦が展開されています。
この準決勝、28日に延長15回まで0-0のまま、サスペンデッドになり昨日も15回まで行って延長30回になってしまいました。
両軍の投手は、ともに一人で30回を投げ続けています。
さすがに、昨日の試合の後半では、疲れてしまって走ってベンチに戻ることもできなかったようです。
これまでの延長戦は、25回というのが2度あるそうですが、30回を数えるのは初めてらしく、試合形式もサスペンデッドということで1点どちらかが獲ったら、それでお終いという過酷な条件で戦っています。
それにしても、30回を一人で投げぬかさねばならない監督の心理状態は、実際に戦っている投手よりもきついんじゃないでしょうか。
できれば自分が代わってやりたいとも思うだろうし、1点もやれないという状況の中で投げてる投手を交代させる勇気もなかなか沸いてこないんじゃないのかと思います。
投手交代して負けてしまったら、それこそ非難轟々でしょう。
継投策に出て、もし勝ったら大英断と言われるでしょうが、まあそこがなんとも悩ましいところです。
投手の体調や今後のことを考えるなら、交代してしまった方がいいんでしょうが、彼らは「今を生きてる」ので、もし交代して他の選手が勝利投手になってしまったら「何の報いもなくなる」と考えるとやっぱり決断は鈍ってしまうでしょうね。
指導者というのは、いろんなリスクの中で戦っているんでしょうが、選手たちはまだ高校生。
彼らの現在・過去・未来を見据えた教育の一環としての高校野球だということを一番に考えて、今日の試合に臨んでほしいと思います。