ayameじいちゃんの日記かな?

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佐世保の猟奇殺人・・・

2014-08-01 10:53:49 | 日記
 長崎県の佐世保市で起こった同級生殺人事件の真相が少しづつ明らかになってきました。

 新たに分ったのは、容疑者の女子高生を診察した精神科医が児童相談所に彼女の姓名を明かさずに「人を殺しかねない」という相談を持ちかけていたことです。

 この医師の相談に児童相談所はどのような対応をしたのか分りませんが、ただ「女生徒の名前が伏せられていたので・・・」という言い逃れ的な発表をしています。

 これまでの捜査で彼女が小学生の頃、給食に洗剤を混入させたり、再婚した父親をバットで殴り大けがをさせたり、小動物を解剖したりなどなど、異常な行動を多数とっていたことが分かっています。

 こんな問題児を一人暮らしさせる裕福な弁護士の父親ってどんな人なんでしょうか?

 精神を病んだ子供を持った親御さんの気持ちは痛いほどわかります。

 突然、大声でわめいたり、凶暴な行動をとったり・・・、自分自身がなぜそんなことをしているのか理解できないままに、行動してしまうのが特長です。

 健常者がこうした人たちの行動を異常と見て病気だから・・・、では片づけられない問題を秘めています。

 彼らの言い分は、基本的に「なんで私のことを分ってくれないの!」という不満と欲求です。

 自分のことを四六時中見ていてくれるのが当たり前だと思っています。

 世の中で生きている人間なんて「自分のことも」よく分っていないのが本当のところです。

 それなのに、彼らはそんな身の回りの人々の気持ちが理解できません。

 精神状態が落ち着くと「なんであんなことをしたんだろう」ともの凄く反省します。

 彼らの周りにいる人は「自分のこと以上に彼らを理解しよう」と努力しているんですが、精神状態が不安定になるとそんなこともちろん彼らには理解できなくなって不満いっぱいで、モヤモヤしているうちに精神的に追い詰められて、異常な行動をしてしまうようです。

 現在の法律では、精神異常で犯罪を犯しても、病院に入れられて治療を受けるのが関の山・・・、刑事責任は問えないということで、なかなか刑罰を与えられないのが現状です。

 しかし、こんなにも増えてしまった精神的な病を持った人々の犯罪をこれ以上見逃しておくのはどうなんでしょう?

 被害者の遺族は、容疑者が精神病だからと言って刑罰を与えられないなんて納得できないのではないでしょうか?

 「自分の中にいるもう一人の自分」が犯した罪でも、精神状態が改善されたらそれなりの刑罰を与えるということにしないと、昔海外の映画に合ったような「精神病と称して刑を逃れる犯罪者」のような奴がいっぱい出てきそうで、安心して街中を歩くこともできません。
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