まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

オシムジャパンの船出

2006年08月17日 | アルビレックス新潟
日本VSイエメン

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果 2:0



夕焼けに染まったビッグスワン。
試合開始の7時前後は、凄く蒸し暑くて、スタジアム内は蒸し風呂のようだった。
スタジアムの中は、入場者に配られた扇子が一斉にゆれていて、面白い風景に感じた。



阿部のヘッドで先制点。
オシムの教え子が試合の行方を決定した。



佐藤のシュートで追加点を奪う。
これでフラストレーションの溜まった試合にけりをつけた。







日本代表の公式戦を観戦するのは、これが2回目となる。
1回目は、2001年のコンフェデレーションズカップを観戦した時だ。
思えば、この試合を観戦したのが、サッカーと言う蟻地獄へ引き込まれるきっかけとなったのだと懐かしい。
ただし、基本的には日本代表を熱狂的に応援しているわけではない。
今回の目的は、ついにリーグ戦で勝ち点3を奪うことの出来なかったオシムジャパンのサッカーを見たかったからだ。

試合は2:0でスコア的には快勝した。
圧倒的なホーム状態の中でイエメンは自陣に引いてあわよくばカウンターでゴール狙いのサッカーを選択した。
だから日本はボールポゼッションに苦労することは無かったが、これだけ引かれてしまうと、やっぱり攻めあぐねてしまった。
両サイドを使って、パスを回すのだが、ゴールを奪う糸口が見えない感じだった。
時々、惜しいシーンはあったのだが、最後はイエメンのDFに守りきられてしまった。

こうなると、つまらないミスからカウンターを食らって失点するか、セットプレーからゴールを奪うかのパターンだろうなと想像した。
DFを評価すれば、浦和のセンターバックコンビはほとんど危ない場面を見せることもなく、ほぼ完璧なDFを見せた。
ゴールの方は、お約束どおりのセットプレーで先取点をゲットした。オシムの教え子、阿部の見事なヘッドだった。
その後、途中出場でピッチに入った佐藤寿人が追加のゴールを入れて、フラストレーションの溜まった試合にけりをつけた。
今日は、アジアカップ予選と言う公式戦、しかもホーム戦である以上、勝ち点3を取れたことでオシムも日本代表選手も結果を出したことになる。
ただし、これがオシムジャパンの目指すサッカーだと言われたら、首を傾げざるを得ない。
今日のパス回しサッカーは、ちらかと言えばジーコのサッカーに見えてしまった。
監督が代わってから2試合目で、自分の色を出すことは至難の業であろうから、オシムサッカーを今日の試合で評価することはできないと言える。
まあ、オシムジャパンの船出としては上々の滑り出しと評価しておこう。





青に染まったビッグスワンの観客席。



ホーム側ゴール裏。
と言っても、イエメン側ゴール裏もホーム側ゴール裏と化していた。
逆に、アウェー側ゴール裏が応援をリードしていたような......



4万人:1人。
貴賓席を除けば、多分唯一のイエメンサポーター。
一人で一所懸命国旗を振っていた。



さいたまスタジアムの風景ではありません。
日本代表戦が行われた新潟スタジアムのメインスタンドの風景。
代表選手が沢山選出されてうれしいのは分かるが、違和感を感ずる弾幕だった。