まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

千葉戦

2006年08月12日 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟VSジェフ千葉

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果 1:2




矢野のホーム初ゴール!!



久しぶりに遠征した横浜Fマリノス戦は、散々なサッカーだったし、その後のセビージャ戦では、圧倒的な力の差になすすべが無かった。
リーグ戦3連敗を受けてのホームでの戦いが、今後のアルビを占うことになると思われた。

結果は1:2で逆転負けを食らってしまった。
オシム流に言えば「全員が走れていないチーム」と言うことになるのだろうか。
試合開始早々は順調な滑り出しだった。開始早々、慎吾があわや開始0分のゴールかと思わせるオープニングシュートを放った。
豊富な運動量で、千葉に互角のサッカーをしていた。横浜戦から比べれば、雲泥の差だ。
しかも、開始早々矢野が素晴らしいミドルシュートを放って先制点を決めてくれた。
今年のアルビは、先制点を決めると強い、しかもホームだ。
だが、好事魔多しの諺ではないが、突然シルビーニョが自ら交代して欲しいとピッチを出てしまった。
先日のセビージャ戦で復活を果たした本間が急遽シルビーニョと交代してピッチへ入った。
このアクシデントが原因なのか、前半のアルビは自陣に引きこもる場面が多くなってしまった。
ただ、引きこもるなりに守備は安定していて、千葉の攻撃を何とかしのいで前半を終わった。
惜しむらくは、何回かのカウンターを決めることができなかったことだ。

後半に入っても、千葉は粘り強く攻めてくる。
対するアルビも、ビッグチャンスをメークしたのだが、決められない。
攻防が続くうちに、アルビの運動量が目に見えて落ちてきた感じがした。
そうなると、運動量に勝る千葉のサッカーが牙をむいてくる。
アルビの守備がほころびたところへ同点シュートを決められ、その直ぐ後には逆転シュートを決められた。
脚が止まったのか、集中力が切れたのか、両方なのか、ゴールががら空き状態だった。
アルビは松下、亜土夢と投入してゴールを狙うのだが、チャンスはメークするものの、最後の詰めが甘くてゴールを割ることができない。
逆転した千葉は時間を有効に使って、実に老獪なサッカーを仕掛けてきた。
5分の長いロスタイムだったが、千葉の逆転勝利で試合が終了した。

同じ走るサッカーと言っても、アルビのサッカーと全然質が違っている。
千葉のサッカーは走るだけではない、ボールを動かしつつ頭も走らせている。
先制点を入れられても、豊富な運動量で粘り強く自分達のサッカーを仕掛けてくる。
今年のアルビは、粘り強さが感じられない。
先制点あるいは逆転ゴールを奪われると、ダイナミズムが奪われてサッカーが小さくなる。
今年のサッカーは相手にプレスをかけるために、フィジカルの負担が大きい。
そのためか、後半20分頃から目に見えて運動量が落ちてくることが多い。この魔の時間帯をどうするのかが課題だろう。

収穫があったとすれば、急遽投入された本間がリーグ戦でも使える目処がついたこと。
後、ガンバから移籍してきた松下が良かった、今後のリーグ戦で大きな戦力となりそうな感じだ。
矢野がついにホーム初ゴールを見せてくれた。
これで波に乗って、ゴールを量産して欲しいものだ。

次の相手は川崎だ。
開幕戦では6ゴールも入れられて撲殺されてしまった。
リベンジと言いたいところだが、下手をすれば5連敗で鈴木監督の首が飛びかねない事態となる可能性もある試合だ。
勝ち点3を取れればベストだが、最低限連敗のスパイラルを断ち切りたいところだ。



巻と空中戦を戦う中野。
良い応対をしてはいたが、フィジカルの差が辛かったみたいだ。



J1に昇格したけど、相変らず「?」なジャッジをしていた。



千葉の同点シュート。
アルビのゴール前は人数は揃ってはいたが、相手も5人も入ってきて崩されてしまった。



千葉の逆転ゴール。
この時点でDFの集中力が切れてしまったようで、ゴールはがら空き状態だった。


通常は、アルビ側のゴールシーンはめったに撮影しないのだが、今日は2ゴール共写真に納まっていた.......