浅草のどぜう屋に行ってきた。
この店を知ったのは、男はつらいよ第42作「ぼくの伯父さん」。
映画の中で、寅さんと満男が
どぜう鍋を食べながら人生談義をするシーンがあった。
なんとも風情があって、印象的だったので
いつか行きたいと思っていた。
"どぜう"とはどじょうのことだ。
私はどじょう自体、食べるのは初めてだ。
11時30分、オープン直後に入った。
店内はすでににぎわっていたが、奥の座敷が空いていて案内された。
一人で鍋もどうかと思ったが、他にもお一人様が何人かいた。
さっそくオススメの「どぜう鍋」をオーダーした。
1902年創業 浅草 どぜう飯田屋の「どぜう鍋」
これは珍味だ。
長年受け継がれてきた歴史を堪能した。
「伯父さん、人は何のために生きているの?」
「そうだな、生きてると・・良かった~
と思うことが何度かあるだろ。
そのために生きているんじゃねえのか」
寅さんのセリフが聞こえてくるようだ。
<浅草 どぜう飯田屋@ぐるなび>
<男はつらいよ 第42作 ぼくの伯父さん 1989年12月公開>