雨が空から降れば

のぞみ車中。
座席に座り、スマホをカバンから出したら
手がすべってイスの下に入ってしまった。

下を のぞきこみ探していると、、

後ろの席から、男性がぬっと顔を出し、
ニコッと笑って「どうぞ！」と
スマホを手渡してくれた。

私は「たいへん失礼しました」と
一礼し、受け取った。

それにしても、印象的な笑顔だった。
どこかで、見たことがある～？

そうだ、かなり若いが、
小室等さんに似ていた。

あの手の顔の人に悪い人はいないな。

そう勝手に、自分で納得した。


大阪に着くと、雨だった。

雨が、空から降れば🎵

心のなかで、口ずさんだ。

お店で揚げたカレーパン

コンビニのスタッフも外国人が多いが、
あきらかに日本人より丁寧で対応が良い。

例えば外国人スタッフだと、
エコバックを持っていくと必ず商品を入れていただけるが、

日本人の場合は、まず手を出さない。
商品がいくらたくさんあっても
勝手に入れてくれ・・・と言わんばかりだ。

本日セブンに夕食の食材を買いに行った。

まだ入ったばかりの女の子が、
一生懸命慣れない日本語で宣伝している。

「アゲ・タテ・ノ・・カレーパン・・オ・イ・シ・イ・デ～ス・・ヨ～」

普段は買わないが、
「じゃあ　一つちょうだい。」
と言って買った。

慣れない日本で、コロナ禍。
ストレスも相当あるだろうが・・

彼女たちはいつも明るく丁寧だ。

そんな雰囲気に、いつも安らぎを感じる。

私もそういう存在にならなくてはいけないな。


うまくいかなくても、イライラしない。

疲れても、ぐったりしない。

生きてるだけで丸儲け！

今日一日に感謝しよう。


・・・・・・・・・・・・・




ランチはチゲみそラーメン！
私は夏でも熱いものが好きだ。

日高屋のNo１はやっぱりこれだな～

竹田の子守唄

YouTubeをサーフィンして
20曲くらい聴いて・・・

本日、たどり着いたのはこの曲だった。

山本潤子氏の透き通る声・・・

生きる哀しさと、それを包み込むやさしさが、

心にしみる。


今日の一曲「竹田の子守唄」～山本潤子

イラク・シリアの子どもたち絵画展

恵比寿にて。
「イラク・シリアの子どもたち絵画展」に参加した。

主催はJIM-NET（日本イラク医療支援ネットワーク）
鎌田實氏が主宰する団体だ。

私は鎌田氏の考え方や活動、
いわゆる「生き様」に共鳴し、
10年位前から講演会を聞きに行ったり書籍を読んだりして、
人生の糧としている。


今回の絵画展は当初2月に予定されていたが、
緊急事態宣言の影響で今月の開催となった。

会場に入ると事務局のHB氏が
とても丁寧に案内してくれた。

それは展示されている絵の背景にある物語だ。

「生きる」ということ。

ともすれば、多くの日本人はそれが当たり前の事であり、
保障されているものだと認識しているだろう。

だが、そうではない世界が実在する。

私に何ができるわけでもないが、
まずは心を寄り添う。

この展示会はそういう場だと思った。





子どもたちが作った人形や缶バッチ。
いずれも収益は貧困患者支援にあてられる。





イラクの母たちが作った小物たち。
スマホスタンドやタイピンなど、とても丁寧に作ってあった。





子どもたちの絵がパッケージにデザインされたドリップコーヒー「Coffee for Peace！」
1セット（2袋）で550円。
そのうち300円が寄付にあてられるという。





とても丁寧に案内していただいた事務局のHB氏。
このような方がいらっしゃるから世界は救われる。
心からそう思った。





一人の人間にできることには限界がある。
それは、とても微力だ。
だが無力ではない。

苦しんでいる人がいれば、心を寄り添う。

そんな人間に、私はなりたい。



＜JIM-NET official site＞

生きることは素晴らしい

オリンピックの聖火リレー。

本来ならば、多くの人と共に喜びを分かち合うものであるが、
コロナ禍ということで、観覧も声援も自粛となっている。

ALSの医師：太田守武氏が、
200ｍの聖火リレーを自力で進む物語をＴＶで見た。
(首都圏ネットワーク＠NHK)

太田氏は自らがALSと闘病しながら、
難病患者の相談にのっているという。

ひたいに脳の動きを電波信号に変換するものを付け
電動の車いすを自分の意志で動かす。

体を動かすことはもちろん、声を発することもできない。
目のわずかな動きだけが、彼の行動を表現する。

私には想像もつかない状況だ。

だが、その懸命な姿に、
生きるということの尊さと希望を感じた。

そして、ものすごいエネルギーを受け取った。


12分かけ完走し、無事聖火をつないだ。


リレーの後、彼がブログに記載した言葉。

生きることは素晴らしい。苦しみの中に光あれ！　


どんな困難な状況にあっても、
生きることは素晴らしいと言い切れる人生。

その強さとやさしさに感じ入り、涙が込み上げてきた。


怠惰な我が人生を反省し、

改めて一日一日を大切に生きようと思った。



＜被災者、患者に希望の光を　～ALSの医師、聖火つなぐ！＠JIJI.COM＞


<東京2020オリンピック ライブストリーミング＠NHK　聖火ランナー：太田守武氏>

～NHKの聖火リレー ライブストリーミングサイト～
一人一人の聖火ランナーに丁寧に寄り添っている。

さすがNHK！

聖火とはなにか！？

それは、生きる希望だと感じた。

生きる希望をつなぐランナーたち。
同じ日本人として誇りを覚えた。

そしてその希望の灯りをリレーするのはランナーだけではない。

リレーを見守るすべての人。

そう、私たちなのだと、改めて認識した。

86万人

2020年の国勢調査によると、
我が国の人口は1億2,622万人。

5年間で86万人の減少だそうだ。

86万人というと・・・

山梨県や佐賀県の人口が84万人。

都市では、堺市84万人、新潟市81万人、浜松市80万人。

それらの自治体が、一つ消滅したと同じインパクトがある。


10年位前から日本の人口は減少に転じていると
頭では知っていたが、
改めて数字を突き付けられると現実感が増してきた。


一方、街中に熊や猿が出没するニュースが最近目立つ。

人間は今まで乱開発をして自然を破壊してきたが、
SDG’ｓを改めて言うまでもなく、
これからは自然と共存する社会が望まれている。

足るを知る社会。

相手の事を思いやる社会。


これから生まれてくる子供は、
生まれながらにして1,000万円の借金を背負っている。
さらに高齢者を支える年金負担が加算される。

その構造的な問題に政治家は誰も手を付けようとしない。

高齢者が税金を負担し、
子や孫の世代に借金を残さないような社会に転換しなければならない。

日本の財政は赤字だ。

誰かが得をするということは、誰かから搾取することに他ならない。
そのほとんどが未来世代からの借金だ。


本日、東京都議選の告示。
271人が立候補し127議席を争う。

各政党は党首が応援で気勢をあげている。

だが高齢者に対する負担を訴える政治家は皆無だ。
そんなことを言ったら、当選できないからだ。

だが、それでよいのだろうか。

当選しようがしまいが、
覚悟を持って日本の未来を語る政治家は現れないものか・・・

子や孫を持つ大人の多くは、
そんな感覚を持っているのではないだろうか。

子や孫の人生を搾取してまで、
ぬるま湯に安住したくはない。

チケット再抽選の案内

東京オリンピック事務局より
チケット再抽選の案内が来た。

最大で10,000人という入場制限に伴うものだ。

苦労して手に入れたチケットが再抽選というのは
モチベーションが下がるが、
現状を考えればやむを得ない。

結果発表は7月6日。


国内のワクチン接種は1回目が19％、
2回目接種が8％と、10人に1人も終わっていない。

さらに今週から感染が再拡大している。

7月6日に再抽選で残ったとしても、
結局は・・無観客になるかもしれないな・・・

期待せずに心を放置しておこう。

Ain't No Sunshine

東京オリンピックの開幕まで、あと30日となった。

政府は国民の批判を受け、
会場での酒類の販売を中止すると発表した。

当然だ。

緊急事態宣言を解除してから感染が再拡大している。

何もなければ、
私も酔っぱらってお祭り騒ぎをしたいが・・

そういうわけにはいかない状況だということは
国家のリーダーは認識しなくてはいけない。

ステークホルダー（酒類提供スポンサー）というのは平時の話だ。

今はある意味、戦時。

とても苦しいが、、
がまんをしてでも、私はオリンピックを見てみたい。

多くの国民がそう思っているはずだ。

政府は緊張感をもって、国民をリードしていただきたい。


今日の一曲「Ain't No Sunshine」～Bill Withers

小池知事お大事に

小池都知事が過労のため休養すると報道があった。

無理もない。

2016年、都知事に当選して以来・・
築地移転問題、
オリンピックの開催準備、
そしてコロナ対応。

休む間もなく都民のために働きとおしてきた。
よく体がもつな・・と私も心配していた。

一口に知事といっても人によるのだろう。

愛知県の大村知事と東京都の小池知事は
私も住民として直に接してきたが、
献身的なその働きぶりには頭が下がる思いだった。

総理は国民が選ぶことはできないが、
知事は住民が直接選挙で選び託す。

知事就任以来、
常に難しい判断を迫られていたが、
小池氏は果敢に立ち向かってきた。

小池知事お大事に。
とにかく今は休養しましょう。

あとは部下にまかせておけばよいのです。

オリンピックの開会式には元気な姿で
お目にかかれることを祈念しています。

夏至2021

季節感のない生活を送っているが、
季節は巡っている。

本日、夏至。

日の出4時25分、日の入19時00分。

緊急事態宣言も明け、
オフィスに向かう人は一層増えた。


広報誌を見ると、接種券の発送予定が
一面に記載されていた。

台東区は東京では一番遅い区だが、
それでも今月中にすべての年齢に対して
発送が完了するようだ。

東京は早いね。
さすが小池さん。

私の住所がある名古屋は7月末発送予定だ。

だが、自治体の職員を責めるつもりはまったくない。
職員はみながんばっている。

そもそも紙の接種券を発送するという
仕組み自体が問題なのだ。

マイナンバーカード、もしくは免許証のNoを
Webで入力すれば接種券が表示されるような仕組みがなぜできないのか？

不思議だ。

住民票のある自治体に転送を申請すれば、
接種券を送っていただけるようだが・・・
申請するほうも、受理するほうも手間だ。

Webならそれも必要ない。


ワクチン接種が必要だということは
一年以上前からわかっていたことだ。

まったく準備をしていなかった政府には
がっかりするばかりだ。

こんな状態で、オリンピックは本当にできるのかな・・・

私はやって欲しいと思っているが、不安だ。