どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

孝を問う~銀座おとな論語塾

2015年11月21日 19時03分46秒 | Weblog
三連休初日、東京は澄み渡る青空。
午前9時 銀座会議室に入る。

この塾も4月以降回数を重ね、鎌倉へのバスツアーなどもあり
お互いが打ち解けてきた。

座席もある程度固定化し、お隣さんと顔見知りになったため、
挨拶にも親しみが増してきた。

本日のテーマは「孝を問う」為政第二より

弟子たちが孔子に孝とは何かを問いかけ
それぞれに対して応えている。

興味深いのは、
弟子それぞれに異なる返答をしているということだ。

それは孔子が弟子たちひとりひとりの人間性を見て
メインターとして心からのアドバイスを送っているように映る。

君子の儒と為れ、小人の儒と為ることなかれ

儒とは学者のことだ。
知識だけの学者になるな、その知識を世のため人のために使う本物の学者になれ。
という意味らしいが、まさに孔子はそれを実践している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

孝に対する応えで、特に印象に残ったのは以下の文章だ。

孟武伯、孝を問う。子曰わく、父母は唯其の疾を之れ憂う。

もうぶはくの問いに対し、父母はただそのやまいをこれうれう・・と応えた。

親というものは子の健康を一番に考えている。
だから、あなたが元気に暮らすことが最高の親孝行なのですよ。

安岡定子先生からこの説明を聞いた時
心がふるえて涙がこぼれそうになった。

2500年前も今も親が子を思う気持ちは変わらないのだ。

論語はその言葉とともに、孔子の人間性に感銘し学ぶ事が多い。

あっという間の一時間だった。

安岡先生の魂のこもった素読と解説は
まさに現代の孔子だ。

12月の塾出席と忘年会の申し込みを提出し教室を後にした。


<銀座・おとな論語塾 official site>


<NHKラジオ深夜便 オトナの教養講座 official site>
NHKラジオ第1 ラジオ深夜便 オトナの教養講座(論語)に安岡先生が出演しています。
ストリーミングで聴講できますのでぜひ聴いてください。約11分


コメント
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