林芙美子が晩年を過ごした家が新宿にあるそうなので
行ってみることにした。
午前9時、地下鉄大江戸線で中井駅へ向かう。
車中、岡倉天心の「茶の本」を読む。
A1出口から出ると「林芙美子記念館」の案内があった。
中井は閑静な住宅街だ。
駅から5分くらいで記念館に到着した。
入口で入館料150円を支払うと
「ボランティアのガイドがありますが、いかがですか」と
尋ねられたのでお願いした。
この記念館は林芙美子が1941年から1951年まで
実際に住んでいた家だ。
川端康成や太宰治など同時代の文豪もよく訪れていたらしい。
近所に住む初老の男性の話によると
近隣の方々からも慕われていて
川端康成が葬儀委員長を務めた林芙美子の葬儀には
多くの方が別れを惜しみ参列したそうだ。
昨日、放浪記を見たばかりなので
いっそう彼女を身近に感じた。
展示室にあるTVで、過去の同氏の映像が映されていた。
その中で、
「私は泣いたことがない人は信用しない」
という言葉が、実に言い得て妙だと思った。
挫折、苦しみ、やり場のない怒り、そして涙・・
これらは、人間というものを構成するために
必要不可欠なものなのかもしれない。
そしてそれらを経験した者が持つ
やさしさ・温かさ・強さというものが
人の心をひきつけるのだ。
林芙美子原作で映画化されたものが
けっこうあるようだ。
さっそくレンタルで探してみよう。
この記念館は居心地がよい。
受付の人、ボランティアのガイドさん、掃除をしている人
たまたま知り合った近所の初老の男性
みなさんとても品が良く、おもてなしの心を感じる。
類は友を呼ぶ、という言葉があるが
これも林芙美子の人徳なのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
中井から西早稲田まで歩いた。
本日のランチは「ラーメンやまぐち」にて鶏そば780円。
TVで見てあまりにも美味しそうだったので訪れたが
確かに逸品であった。
<新宿区立 林芙美子記念館 official site>
行ってみることにした。
午前9時、地下鉄大江戸線で中井駅へ向かう。
車中、岡倉天心の「茶の本」を読む。
A1出口から出ると「林芙美子記念館」の案内があった。
中井は閑静な住宅街だ。
駅から5分くらいで記念館に到着した。
入口で入館料150円を支払うと
「ボランティアのガイドがありますが、いかがですか」と
尋ねられたのでお願いした。
この記念館は林芙美子が1941年から1951年まで
実際に住んでいた家だ。
川端康成や太宰治など同時代の文豪もよく訪れていたらしい。
近所に住む初老の男性の話によると
近隣の方々からも慕われていて
川端康成が葬儀委員長を務めた林芙美子の葬儀には
多くの方が別れを惜しみ参列したそうだ。
昨日、放浪記を見たばかりなので
いっそう彼女を身近に感じた。
展示室にあるTVで、過去の同氏の映像が映されていた。
その中で、
「私は泣いたことがない人は信用しない」
という言葉が、実に言い得て妙だと思った。
挫折、苦しみ、やり場のない怒り、そして涙・・
これらは、人間というものを構成するために
必要不可欠なものなのかもしれない。
そしてそれらを経験した者が持つ
やさしさ・温かさ・強さというものが
人の心をひきつけるのだ。
林芙美子原作で映画化されたものが
けっこうあるようだ。
さっそくレンタルで探してみよう。
この記念館は居心地がよい。
受付の人、ボランティアのガイドさん、掃除をしている人
たまたま知り合った近所の初老の男性
みなさんとても品が良く、おもてなしの心を感じる。
類は友を呼ぶ、という言葉があるが
これも林芙美子の人徳なのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
中井から西早稲田まで歩いた。
本日のランチは「ラーメンやまぐち」にて鶏そば780円。
TVで見てあまりにも美味しそうだったので訪れたが
確かに逸品であった。
<新宿区立 林芙美子記念館 official site>