沈む温泉街、最後の熱気…「湯かけ祭り」
読売新聞 1月20日(月)14時27分配信
氷点下の寒さの中、勢いよく湯をかけ合うふんどし姿の男たち(20日午前5時42分、群馬県長野原町の川原湯温泉で)=中村光一撮影より
大寒の20日未明、群馬県長野原町の川原湯温泉で伝統の奇祭「湯かけ祭り」が行われた。
氷点下8度の寒さの中、紅白に分かれたふんどし姿の男性約60人が「お祝いだ」と叫びながら共同浴場の湯をおけで豪快にかけ合い、地域の繁栄や無病息災を祈った。
祭りは約400年前、温泉がかれた際、住民が祈願して再び湧き出したことを喜び、湯をかけ合ったのが始まりとされる。掛け声は「お湯湧いた」から転じた。
同温泉は2014年度に本体工事が始まる予定の八ッ場(やんば)ダムの水没予定地にあり、祭りが現在の温泉街で開かれるのは最後。来年からは約30メートル高台に建設中の新温泉街の共同浴場で行われる。
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最終更新:1月20日(月)14時27分
※ジジイのたわごと
氷点下8度の寒さの中とはいえ、湯を掛けあうのだから、寒中水泳よりマシかもしれない。
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