完成した金子みすゞモザイク画
=山口県長門市で2012年11月8日午前11時4分、川上敏文撮影より
毎日新聞 11月8日(木)20時48分配信
童謡詩人、金子みすゞの出身地、山口県長門市仙崎で8日、三角柱の木製ピース約2万個(1個3~5センチ)を使ったみすゞのモザイク画(縦5メートル、横10メートル)が披露された。
長門商工会議所内のみすゞ燦々(さんさん)SUN実行委員会が企画した。海などを背景に、右から見ると20歳、左からは女学生時代、正面からは両方のみすゞが浮かぶ仕組み。
各ピースには、観光客らが寄せたメッセージが書かれているが、同じ言葉は一つもない。関係者は「まさに『みんなちがって、みんないい』。みすゞの詩の世界そのものです」とPR。【川上敏文】
※ジジイのたわごと
私の中学時代の親友のカミサンは、絵画、ペン習字、などを勉強してて、『みんなちがって、みんないい』をテーマにしたペン習字の作品を数年前、メールして頂いた。この時、初めて「金子みすず」を知ったのである。
私にとって、すごく気に入った詩だったので、高校時代の友人を誘って、長門市仙崎の「金子みすず記念館」へ出かけたこともあった。JRの特急を使わず、快速・各駅停車を乗り継ぎ、博多駅から4時間かけて仙崎駅に辿り着いたのを思い出す。
最近、若い人にも「金子みすず詩集」を買う人が増えてきたといった情報が聞こえてきた。大変結構な事だ。私も仙崎へ行った時、詩集を買ったが、人の心を癒してくれるような内容の詩ばかりで、金子みすずの優しい心を表現されてるのが、現代の若人にも伝わってるのかもしれない。AKB48に夢中になってるだけでは無さそうだ。日本の将来、捨てたものじゃ無い。
モザイク画を見るため、仙崎へ出かける?乗車時間短縮のため、特急を利用する?そんなに急いでどうする?
目下、思案投首!!
博多人形
こほろぎが
ないている
夜ふけの街の
芥箱に。
ひとつの明るい
かざり窓
青い灯に
博多人形の
なきぼくろ
こほろぎが
ないている
街の夜ふけの
芥ばこに。
その時代も博多人形は
愛されていたのですね。