説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

天の報い

2013-08-02 12:03:04 | 説教要旨
2013年6月9日  説教要旨  マタイの福音書6章1~15節
(1~4)海外(キリスト教国)では、神の前に『施し』(献金も意味は同じ)をするもの、という意識が根付いているのでボランティアは普通に行われています。『施し』は良い行いですが、人前(人に見えるように)すると神の報いが受けられない、隠れて行うとき天に宝が積まれ、神からの報いがあると言っています。人生は死んで終わりではありません。神は必ず報われる方です。そして生きている今も報いてくださいます。
(5~6)人に見られたくて人前で祈ることも、神の報いを失うことになります。神は真実な方であるゆえ「献金」も必ず報いてくださいます。そして、人に必要を言うのでなく神に祈り求めるとき与えられます(7~8)異邦人は同じことばを繰り返し唱えますが、それは回数が多ければ聞かれると思っているからです。それは偶像礼拝の特徴です。「主の祈り」を祈る時、何を第一に求めたら良いかがわかります。そして心からの祈りが重要です。
ヤコブは打算的で人を押しのけ、人を利用するような人でした。反対に兄エサウはさっぱりした性格で人間的には良い人に見えていました。しかし神の祝福を受けたのはヤコブだったのです。ヤコブは兄エサウから長子の権利を奪いました。彼は神のものは大事だと知っており、神のものに固執していたのです。一方エサウは簡単に長子の権利を捨ててしまいました。年月が経ってヤコブは兄と会うことになりましたが、彼は恐れていました。けれどもその時、神のところに行って祈り、神から離れなかったゆえ彼は神から愛され祝福されていきました。心からの祈りは天に届くということを、神は必ず報い答えてくださる方であることをとらえておきましょう。祈る人が神の祝福を受けていくのです。
(9)それぞれ家庭や学校で、置かれているところで神の御名があがめられているでしょうか?神は愛の方、全能の方なので御名があがめられるようにと求め、祈ることは重要です。(10)この地上では多くの問題がありますが、天では神のみこころが完全になされています。そのように、神のみこころ、神の支配が地でもなるようにと祈りましょう。神のことを求めると私たちの必要も満たされます。
(11)日々の必要もその日その日神が支えてくださることを覚えましょう。(12~15)「負い目」とは罪のことです。私たちの地獄に行くような大きな罪も、イエス・キリストの十字架を信じることで完全に赦されます。また、日々犯してしまう罪については、主の前に出て日々悔い改める必要があります。
また、祈りがきかれるポイントは他人を赦すことです。自分も大きな罪を神から赦されたのですから、他の人の罪を赦さなければなりません。赦す時、赦されます。感謝して信仰を用いていく時、相手も変わっていきます。たとえ相手が変わらなくても、神が報いてくださるのです。赦すことはとても重要なことであることを覚えましょう。(文責・木本)


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