説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2016年12月11日 説教要旨

2017-01-09 19:31:48 | 説教要旨
2016年12月11日 説教要旨 
歴代誌第二、20章15~22節

「主に聞き従う時に、主の勝利と栄光を見る」   メッセンジャー 佐田典子牧師
歴代のユダの王たちの中でヨシャパテ王は主に従った良い王様でした。にもかかわらず、おびただしい大軍が押し寄せ、壊滅的な危機に陥ったのです。私たちのクリスチャンライフでも同様に、ちゃんと神様に従っているのに、突然問題が許されたり、困難に見舞われることがあります。ちゃんと神様に聞く必要があり、罪があったら悔い改める必要はありますが、神様が私たちの信仰を大きく成長させ、神の計画を表すため、あえて困難が許されることがあります。
1. 主のもとにいき、主に祈り聞く。   ヨシャパテ王は国中に断食を布告し、主の前にでて心を注ぎだして祈りました(3節~12節)。その時に、預言者を通して神様からの言葉が与えられたのです。その言葉はヨシャパテに勇気と力を与えました(15節~17節)。私たちにも神様は言葉を与え、力を与えてくださいます。その言葉をしっかり握ることは重要です。
2. 従いにくい状況の中でも、信仰によって神の言葉に従う。   神様は、圧倒的劣勢の中の人数で「彼らのところに攻め下れ。」と命じました。「この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。」といわれましたが、軍勢が増えたわけでも敵が逃げ去ったわけでもありません。状況は全く変わらないのです。攻めていくのは無謀に思える状況の中で、ヨシャパテ王は「あなたがたの神、主を信じ、忠誠を示しなさい。その預言者を信じ、勝利を得なさい。」と言って出陣するのです。彼らにあったのは、神からの約束のことばでした。私たちも、従いにくい状況の中で、神に従うかどうかの選択が許されることがあります。引かずに神様のいわれた言葉に従うならば、私たちは神の言葉の真実を見るのです。
3. 信仰を用いるー主をほめたたえ、賛美の声をあげる。   ヨシャパテは、出陣する際、賛美する者たちに主をほめたたえさせました。賛美の声が上がった時に、主の伏兵が的を一掃したのです。私たちにおいても、問題の只中で、主をほめたたえて賛美の声を上げていきましょう。それは私たちの信仰を表します。すでに主は勝利を取られたことをたたえ賛美するのです。その信仰をとおして神のご計画、栄光があらわされるのです。