説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2015年7月19日 説教要旨

2015-08-03 17:55:26 | 説教要旨
2015年7月19日 説教要旨
使徒の働き14:19~28節

ルステラでの生まれつき足のきかない男のいやし・奇蹟が起こり、この地域に大きな恵みを与え、多くの人々がイエス・キリストの福音を聞くことになりました。しかし、神の働きが進むと共に大きな困難も許されていきました。パウロ達を迫害するためにユダヤ人たちが160キロも追いかけてきて、パウロを石打ちにしてしまいました。死んだものと思って町の外に引きずり出しましたが、弟子たちが取り囲んでいると立ち上がって町に入っていきました。この時にパウロは天国に行ったのではないかと言われています。コリント人への手紙第2、12章では第3の天に行ったことが述べられています。
そしてその時、パウロは神の力は弱いところに完全に働くということを学んでいきました。どんな迫害の中でも進んで行けたのは、弱いところに神が働かれることを体験していったからでした。私たちもその信仰に立ち、弱さと戦うのではなく、それを感謝し主に信頼して歩んで行きましょう。
また、そのあとデルベに行き、また来た道を戻り、弟子たちを励ましていきました。パウロ達は福音を語ることを止めませんでした。この救いを知って欲しいという魂に対する愛を神から与えられていたからです。また、神ご自身が自分たちを遣わして福音を述べさせておられるということを良く知っていました。
人は神の使命を行なう時、恐れから解放されます。また、恐れがあっても進んで行く力が与えられます。パウロは救われた弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるよう励まし、教会ごとに長老を立てていきました。そして自分自身もアンテオケに帰り、宣教の報告をしました。すべての働きを教会を土台としての歩みをしていきました。この終わりの私たちの時代の宣教においても、信仰と教会にしっかりとどまり歩むことがカギです。そこに神が働いていかれる事を覚えてください。