説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2015年3月29日 説教要旨

2015-04-06 12:02:13 | 説教要旨
2015年3月29日 説教要旨
使徒の働き 9章1~19節

(19~20)救われたパウロはガラテヤ1:15~を見ますとアラビヤに出ていき、そのあとダマスコに戻ったとあり、この節の間には時間的空間があったことがわかります。彼はアラビヤで神の前に静まり、今まで熱心に仕えてきた律法と信仰の関係について祈り、イエスキリストを信じる信仰が律法を完成するものであり、信仰が律法に優先することを理解していったと見られます。そして自分に対する神さまのご計画に目を向けていきました。私たちの歩みにおいて神との交わりが重要なポイントです。

(21~25)(パウロの脱出の並行記事 Ⅱコリント11:32~33)

パウロがまったく逆のことを始めたので人々は驚きましたが、パウロはますます力を増してイエスが神の子であることを伝えていきました。しかし、そのことを通して命が狙われるようになります。パウロの歩みは最初から命を狙われる危険の中で宣教をしていったことがわかります。これからリバイバルが始まる私たちの時代にも必ずこのことが起こってくるでしょう。神さまは今、私たちを多くの方々に福音を伝える者として訓練しておられると共に、迫害や殉教の時代にも備えさせていることを覚えて頂きたいと思います。私たちのいまの問題というのはのちのことに比べればとても小さな小さなものであることが後になればわかるでしょう。しかし、今の問題に丁寧に感謝をし、神さまに従い、信仰の歩みをしてくのはこれからの歩みの大きな備えであ
ることを覚え、神様から忍耐を頂き信仰の歩みをしていきましょう。

(26~31)バルナバ(慰めの子)は名前のとおり、パウロを引き受けて助けました。神は一人ひとりの性格や個性を用いてくださる。お互いに裁きあうのではなく、お互いの良いところを認め、足りないところを補いあうのが教会です。使徒の時代、聖霊に従い、一致を保ち、そのようにして教会は成長し前進していきました。