説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい

2012-10-04 14:07:26 | 説教要旨
2012年9月16日 説教要旨 第Ⅰテサロニケ5章16~18節
聖書に羊と山羊が出てきますが、これはクリスチャンと偽信徒の対比として表されています。姿は似ているのですが全く違う性質を持っています。羊は近眼で弱い性質なので人間に頼りますが、山羊は自我がとても強く人間に頼ろうとしません。しかし、クリスチャンになってからも山羊のように神に信頼できなくなったり、神がまるでおられないかのように歩んだりしてしまうことがあります。しかし、私たちの歩みの中心は信仰です。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」このみことばは信仰の実践の中心的な事柄であり、主が命じておられることです。日々の中でなしていく必要があります。その訓練が私たちに与えられているのです。けれども知ってはいてもなかなか感謝出来ず、感謝を先送りしてしまいやすいものです。マーリンキャロザース師が語られているように、それはこの解決方が非現実的なことと思ってしまうからです。しかし、日々さまざまな問題、困難の中で主を喜ぶ、感謝することは信仰の筋肉を鍛えることになります。健康な時より病気の時、豊かな時より貧しい時、人間関係が上手くいっている時よりも上手くいっていない時に主をほめたたえ感謝する方が信仰の筋肉が強められます。そして自分が実践するだけでなく他の人に伝える使命が私たちにはあるのです。使命があるので試練があります。日々小さな事から、いつも喜び絶えず祈り、すべての事に感謝することをなしていきましょう。そこから神の逆転の業が起こっていきます。
神のことばは真実です。ある時は自分の失敗で、またある時は自然災害などで、神は私たちが嵐に遭うことを許されます。けれどもどんな時も神は最後まで私たちを守ってくださるということをさらに覚え、すべての事を感謝して歩んでいきましょう。(文責・木本)