説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

新しい踏み出し

2011-11-12 21:19:34 | 説教要旨
2011年11月6日  説教要旨 ヨシュア記1章1~9節
ヨシュアはモーセの従者であり従順なしもべでした。また、いくつもの戦いを経て来た勇士でしたが、カナンの地の占領の前に彼は恐れていました。そのヨシュアに神は“恐れるな。おののいてはならない。雄々しくあれ。”と繰り返し何度も語られたのです。神は私たちの内側をすべて知っておられます。私たちは恐れに注意する必要があります。「恐れ」は「信仰」と反対のものであり、恐れがあると踏み出せなくなるのです。占領の前に神のことばを受け、そしてヨシュアは歩み出しました。神のことばを受け取ることが重要なポイントです。私たちも年の始めに神のことばを受け取っていきましょう。
(1~2)モーセは素晴らしい指導者でしたが、そのモーセは死んだと神はあえて語られました。モーセはイスラエルの民を出エジプトさせカナンの地に導く者として召されており、ヨシュアはカナンの地を占領するために召されていました。ヨシュアの時代になって、約束の地を受ける歩みとなっていったのです。私たちの歩みも新しいステージとなりモーセの歩みからヨシュアの歩みへと導かれています。新しい奉仕、また新しい職場や学校、人間関係など神は開いていかれます。過去の事においては悔い改めるべきことは悔い改め、マイナスも感謝し、主にゆだねて前に向かって進む必要があります。良いことであっても悪いことであっても後ろばかり見ていると神が与えてくださる前のものが見えなくなってしまいます。(3~4)カナンの地には強い敵がたくさんいましたが、ヨシュアに“与えている”と神の約束が与えられました。そして領土の範囲もハッキリと示されたのです。彼はその約束をにぎって神が語られることに踏み出していきました。踏み出さないと受けられないことがある、ということを覚えておきましょう。(5~6)「あなたとともにいる」それがヨシュアにとってすべてでした。私たちも主がともにおられることを覚えて歩んでいきましょう。主が言われるところに行き、そして語られたことをなすことがポイントです。(7~9)すべてのことを感謝していきましょう。恐れることも徹底して感謝するとき、恐れも不安も取り去られます。神はヨシュアの恐れを知っておられ、そしてどこにいても彼とともにいてくださいました。そのように、神が私たちとともにいて戦ってくださり、勝利を現してくださるということをさらに覚え、進んでいきましょう。   (文責・木本)