日本共産党 佐藤伸ブログ

税金、金融、保育、教育、病気入院、老人福祉、年金、生活保護など営業とくらしのことなんでもご相談ください。

「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を」めざす宣伝行動

2011年06月21日 | 日々の活動など

日本共産党大田区議団は21日、蒲田駅東口で「原発からの撤退を求める署名」活動と宣伝を

しました。現在の原発の技術は本質的に未完成で、きわめて危険なものであること。原発はばく

大な放射性物質(死の灰)を抱え、どんどん作り出してていること。どんな事態・事故がおきても

閉じ込めておく完全な技術は存在しないこと。いったん大量の放射性物質が放出されれば、被

害は深刻かつ広範囲で、将来にわたっても影響を及ぼすこと。

そんな原発を、世界有数の地震・津波国である日本に集中的に建設することは危険極まりない

ことなどから、日本共産党は原発からの撤退を呼びかけ、国民的な討論と合意をめざしていま

す。今月6日に、党区議団が独自で区内の放射線量を測定した結果の数値を表にしたチラシも

配りました。


大田区議会 第二回定例会 ~区独自の放射線量測定実現

2011年06月20日 | 日々の活動など

 6月9日から開会されていた大田区議会第2回定例会が本日で終了しました。

今回の定例会では、大田区が独自で放射線量測定を行うことが明らかになりました。

日本共産党区議団は3月11日の東日本大震災の発生翌日から3度にわたって区長に

緊急要望を行い、また議会での質問に取り上げてきました。原子力災害などついて正確

な情報収集と独自に放射線量を測定し、区民へ的確な情報の提供することなどを求め、

党区議団は6月6日に自ら購入した測定器で、区内の公園などを独自に測定し、数値を

公表してきました。大田区は15日から区内3ヶ所で定時定点での放射線量の測定を始め、

17日には区内の全ての区立小中学校・区立保育園、一部の区立公園、区営プールなど

で準備が整いしだい測定を開始すると発表しました。

 この定例会には区民のみなさんから、「放射能測定に関する陳情」「原発事故を受けて子

どもの安全に関する陳情」など4件の陳情が出され14日の都市・環境委員会で採択されま

した。区は区民世論に押され、17日に区独自に区民施設の測定活動をすることを発表しま

したが、本日の区議会本会議では自民・公明が「既に実現している」などとして反対をし、陳

情は不採択になりました。自民・公明党の区民要求に背を向ける姿勢が鮮明になりました。


東京電力に申し入れ行動

2011年06月08日 | 日々の活動など

  本日、私は日本共産党大田区議団の一員として東京電力(株)本社に行き、東日本大震災

に伴なう福島原子力発電所事故で避難している方の電気料金の免除と補償や原発事業から

の撤退を申し入れました。申し入れには和田・菅谷・金子・清水区議とともに参加しました。

 大田区内には約200人の被災者が福島から避難して来ています。この被災者の声を直接

聞き、今回の要望にしました。東電は、電気料金については「当面3~8月分を支払い延期に

している。免除は難しい」「原発事業の撤退については今は、事故対応に追われている段階

で今は将来のことは考えられない」などと答えました。私は「電気料金は支払期日の延期措

をとったのだから更に踏み込んだ対応として免除にも踏み出すこと」「原発事業はこれだけ

の事故を起こしたのだから速やかに撤退をすべき」と求めました。

 

 要望文書は以下のとおりです。

 

原発事故の避難者支援に関する要望書

 

東京電力(株)様

 

 

                          2011年6月8日

                         日本共産党大田区議団

 

 

3月11日に発生した東日本大地震と原発の爆発は未曾有の被害をもたらしま

した。東京電力福島第一原子力発電所の事故は、原発の危険性を国民の前に事

実を持って明らかにしました。

現在の原発の技術は未完成で、極めて危険なものです。原発は莫大な放射性物

質を抱えていますが、それをどんな事態がおきても閉じ込めておく完全な技術

は存在しません。そして、ひとたび大量の放射性物質が放出されれば、被害は

深刻かつ広範囲で、将来にわたっても影響を及ぼします。

事故以来、原発からの撤退を求める世論が急速に広がっています。

原発事故は1日も早い収束が望まれていますが、目途がつきません。最近の新

たな情報に国民の不安は増すばかりです。

大田区には原発事故の被害にあった福島県の方が避難をしてきています。自分

の家にいつになったら戻れるのか、見通しのつかない中で毎日を過ごしていま

す。生活費は自己負担ということもあり、経済的にも厳しい状況です。

 大田区やNPO団体などからさまざまな支援がありますが、日本共産党区議団は、

 東京電力()に対して、原発事故の避難者に当面の生活支援として緊急に下記

 の ことを要望します。

 

               記

 

   1、 避難所での電気料金は無料にすること。

 

   2、 避難者の今後の生活設計を立てるためにも、情報を正確に全て公開する

    こと。

 

   3、 自主避難者も含めて、すべての被災者を対象にして補償すること。

 

   4、  原発から撤退すること。

                              

             

     

                                 以上

 

  


党区議団が独自に区内で放射線の測定活動を実施

2011年06月06日 | 日々の活動など

 

 日本共産党大田区議団は、本日、専門家(日本環境学会幹事・坂巻 幸雄氏)の協力を

得て、購入したガイガーカウンターで、区内15ヵ所の放射線量を測定しました。

この日の測定でも放射線量は人体にすぐに影響のあるレベルではないようです。しかし

爆発以前よりは高くなっている(専門家)とのことです。

また、大田区は、6月3日にこれまで、東京都健康安全研究センターのモニタリングポ

ストの測定数値等で対応してきましたが、6月中旬から、国立大学法人東京工業大学の

協力を得て、大田区独自で毎週1回、空間放射線量を測定を開始することを発表しました。


測定場所は、区内3か所(東糀谷防災公園、大森地域庁舎、本蒲田公園)です。

 

 

測定機器:REN-200(中国製ガイガーカウンター)
測定方法:10秒毎に10回測定し、平均値を算出
測定日:2011年6月6日
天候:晴れ(前日夜に雨)

単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)ですが、ガイガー管を使用しているため核種による差異は検出できません。

東京都など公的機関が発表して いるシンチレーション・カウンターを用いた値との直接比較はできず、数値は相対的

(地点Aは地点Bの何倍、など)な目安を示したものとなります(このよう な機種でも、同一箇所で定点観測に用いるこ

とで日々の変化を知ることは可能です)。

 

場所住所時刻地面の状態高さ平均値
大田区役所本庁舎前 蒲田5-13-14 10:36 タイル 1m 0.14
10:39 花崗岩 1m 0.12
東糀谷防災公園 東糀谷4-5 11:04 タイル 1m 0.14
11:07 タイル 0m 0.10
11:18 芝生 1m 0.10
11:23 芝生 0m 0.09
大森北保育園 大森北3-25-2 11:48 コンクリート(屋上) 1m 0.12
11:50 コンクリート(屋上) 0m 0.09
11:53 土(園庭) 1m 0.10
11:56 土(園庭) 0m 0.13
大田区役所本庁舎前 蒲田5-13-14 12:20 タイル 1m 0.12
西六郷公園(タイヤ公園) 西六郷1-6-1 13:30 1m 0.14
13:34 0m 0.10
西六郷3丁目公園 西六郷3-16 13:42 1m 0.12
13:45 草地 0m 0.11
矢口第二保育園 矢口2-21-16 13:58 土・砂 1m 0.13
14:01 土・砂 0m 0.11
下丸子公園 下丸子4-21-2 14:11 土・草地 1m 0.11
14:14 土・草地 0m 0.14
新蒲田公園 新蒲田1-18 14:34 1m 0.11
14:36 0m 0.11
西蒲田公園 西蒲田8-6 14:42 芝生 1m 0.11
14:45 芝生 0m 0.14
仲蒲田公園 蒲田4-35 15:25 砂場 1m 0.11
15:28 砂場 0m 0.11
蒲田一丁目公園 蒲田1-7 15:42 砂場 1m 0.12
15:45 砂場 0m 0.12
こらぼ大森 大森西2-16-2 16:00 芝生 1m 0.14
16:02 芝生 0m 0.13
大森ふるさとの浜辺公園 ふるさとの浜辺公園1-1 16:17 草地 1m 0.12
16:20 草地 0m 0.13
東調布公園 南雪谷5-13-1 17:30 草地 1m 0.13
洗足池公園 南千束2-14-5 17:55 1m 0.11

小学校のプール授業の放射能汚染に関する緊急要望

2011年06月01日 | 日々の活動など

 6月に入り、そろそろ区内の小学校・中学校でもプール授業が始まります。 日本共産党区議団

は本日、清水 大田教育長に緊急要望を提出しました。

 福島原発の爆発事故以来、放射能汚染に対して心配の声が大田区内でも広がっています。

特に小さいお子さんを子育て中の区民から、子どもを外で遊ばせても大丈夫か?学校の水道水

を飲んでも大丈夫?運動場は?これからプール授業がはじまるが水を飲むこともあるので屋外

プールに入れたくない等の不安が寄せられています。区内の多くの小学校ではプール授業が

まる前に、小学3年~4年生は掃除前にプールにたまった泥に生息したヤゴ(トンボの幼虫)

捕獲をする授業があるようです。水や、泥に積算した放射能が心配なのでこの授業を中止し

ほしいという要望が寄せられました。

  日本共産党区議団は区内の放射能被害について臨時議会でも質問し、放射線量の定時定

点での測定を求めました。「大田区内の大気中や水道水、学校の土壌などの放射能の正確な

値を測定することはしない」「東京都のデーターで安全なので区が測定するつもりはない」と区は

答弁しています。

以下が申し入れ書です。 

 

 

 

          学校のプール授業に関する緊急要望

 

大田区教育長 清水 繁様

 

                               日本共産党大田区議団

                                2011年6月1日

 

    

 まもなく小中学校のプール授業が始まります。プール授業開始に当たっては、清掃は小中学校

 

とも業者に委託していますが、小学校では教育の一環としてヤゴの捕獲を行なっています。

 

 3月11日の東日本大震災、特に福島原発の事故のために放射能汚染の不安から、保護者のみ

 

なさんより「ヤゴ捕獲は中止して欲しい」「実施するならば、安全と判断した「データ」をきち

 

んと提示して欲しい」など子どもをプールに入らせることに不安の声が届いています。

 

 ヤゴの捕獲については学校に判断が任されていますが、保護者の不安に応えるためにも、学校

 

での放射線量測定を行い、数値を発表することや今年に限ってヤゴ捕獲を中止するなどが必要と

 

考えます。保護者の声を真摯に受け止めるよう下記のことを要望します。

            

 

                

               記

 

1、   ヤゴ捕獲実施に当たっては、保護者と十分話し合いをすること。

 

2、    実施するならば、安全と判断した「データ」を提示すること。

 

3、     プール授業については、学校での放射線量測定を行い進めること。

 

 

 

                                       以上