日本共産党 佐藤伸ブログ

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自民、公明、民主の大田区議会議員による海外訪問

2013年10月19日 | 日々の活動など

 今年も区民の税金を使って自民、公明、民主の議員が海外へ「親善訪問調査」に

出かけます。私たち日本共産党区議団は友好都市との交流促進に反対はしません。

しかし、大田区議会では一昨年「海外視察」と「親善訪問」を一緒にし、世界中の「ど

この都市とも友好を結ぶ可能性がある」として、世界中のどこの都市へも調査の名目

で出かけることができるうになりました。東京23区でも、大田区以外では予算も組ま

れていません。区民の暮らし・営業が大変な時に、税金を使って出かける緊急性も理

由もありません。中止を求めます。今年は以下の3コースに分かれて実施予定です。

 

①北京市朝陽区・大連市親善訪問調査

場所 中華人民共和国 北京市、大連市

目的 大田区と友好都市である中国北京市朝陽区および友好都市関係に関する覚書

    を結んだ大連市との友好・親善の促進を図り、当該市の実情を調査し、区政に

    反映させる。

期間 2013年10月21日(月)から10月26日(土)

派遣議員 

高瀬三徳、鈴木隆之、伊佐治剛 議員(以上 自民党)

田村英樹、大橋武司 議員(以上 公明党)

黒川仁 議員(民主党)

予算 1人当たり40万円

 

②セーラム市親善訪問調査に伴う議員の派遣について

目的 大田区との姉妹都市であるアメリカ合衆国マサチューセッツ州セーラム市との友好

    ・親善の促進を図り、合わせて同国他都市の実情を調査研究し、区政に反映させる。

場所 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 セーラム市、ボストン市、

    ニューヨーク州 ニューヨーク市

期間 2013年11月6日(水)から11月13日(水)

派遣議員

 松原秀典、大森昭彦、伊藤和弘、押見隆太、海老沢圭介、長野元祐 議員(以上自民党)

 飯田茂、丸山かよ、玉川英俊 議員(以上公明党)

 山崎勝広 議員(民主党)

予算 1人当たり60万円

 

③親善訪問調査

場所 ドイツ連邦共和国 ブレーメン市、ハンブルグ市

    フランス共和国 パリ市、ナント市

目的 2011年度から中学生を派遣しているドイツ連邦共和国ブレーメン市との友好・

   親善の可能性等について及び諸都市の実情を調査研究し、区政に反映させる。

期間 2013年11月8日(金)から11月15日(金)

派遣議員

岸田哲治、松原茂登樹、塩野目正樹、深川幹祐 議員(以上 自民党)

松本洋之、岡元由美 議員(以上 公明党)

馬橋靖世 議員(民主党)、岡 高志 議員(民主党)

予算 1人当たり80万円

 


3定区議会最終日~就学援助条例

2013年10月15日 | 日々の活動など

 9月18日から開催されていた大田区議会第3回定例会も最終日になりました。

 私たち日本共産党区議団は、小中学生がいる世帯が対象となる就学援助費拡充を

求めた「大田区就学援助費支給条例」を生活者ネットの北澤議員と共で10名の議員

で条例提案を行いました。特徴は①現在、大田区では就学援の所得制限を生活保護

基準の1.2倍としていますが、この基準を2000年度前の1.3倍に戻すこと。②要綱

から条例化することで区議会が内容変更関与きること。③援助の費目に眼鏡を入れる

などの対象の拡大等です。今、働く人の平均給与が減り続け、年収200万円以下の労働

者が1000万人超えるなど、賃下げと雇用不安が大きな社会問題化しています。加えて、

8月から3年で最大10%の生活保護基準額の引き下げが強行され、生活保護基準に連

動し、就学援助基準が変わればこれまで援助が受けられた家庭でも受けられない家庭が

まれること等から提案しました。残念がら本会議では自民、公明、民主、みんな等が反

対し条例案は否決されてしまいましたが、引き続きその実現のためにがんばります。   


第3回定例区議会 決算特別委員会で質問~小児予防接種拡充・ものづくり中小企業支援強化

2013年10月04日 | 日々の活動など

 9月18日から開会中の第3回定例区議会で、決算特別委員会が連日開催されています。今日は

衛生費と産業経済費の審査があり、私は衛生費で乳幼児予防接種についてと産業経済費で区内の

ものづくり中小企業・業者の実態調査などについて質問をしました。

 衛生費の小児予防接種では今年度から新たに定期接種(費用負担がなく受けられる)にヒブワクチ

ンと小児肺炎球菌ワクチンが加えられ、子育て世帯から歓迎されている一方で、昨年度まであった集

団接種を区内医療機関で受ける個別接種に切り替えました。私は夫婦共働きの世帯などから出てい

る声なども紹介しながら、それぞれの家庭の事情に応じて、特に4か月児検診時に行っていた結核

予防のBCGワクチン接種の集団接種と個別接種の選択制を採用するように求めました。また任意

接種(費用負担がある)となっている、おたふくかぜや水ぼうそうやロタウイルスへ大田区独自に助

成をするよう求めました。特におたふくかぜは東京23区中13区で、水ぼうそうについては14区で

自治体独自に助成をしている実態を示しながら大田区での助成実施を求めました。

 産業経済については、特に区内ものづくり産業の中核を占める3人以下の事業所も含めた全事業

所の実態調査を行うよう求めました。大田区では24年前の1989年に行って以来、小規模事業所も

含めた詳細な実態調査が行われていません。この私の質問に対して、産業振興課長は全事業所を

対象に実態調査を行う準備を進めていることを表明しました。また、再生可能エネルギーに関わる

新技術・新製品開発に別枠で支援を強化するよう求めました。最後に区長に対して区内中小企業・

業者の仕事確保・受注増のために大企業へのトップセールスに積極的に取り組むよう求めました。

これには松原区長が答弁に立ち、これまでも全庁的に取り組んできたが政府関係者や大企業のトッ

プにもこれからも区内企業の技術を売り込みたいとの答弁がありました。