日本共産党 佐藤伸ブログ

税金、金融、保育、教育、病気入院、老人福祉、年金、生活保護など営業とくらしのことなんでもご相談ください。

大田区議会 第3回定例会

2009年10月14日 | 日々の活動など
0004.jpg

 大田区議会第三回定例会が9月16日から10月14日の期間で開催されました。
この定例会では第二次補正予算や2008年度決算、また日本共産党大田区議団提案した二つの条例案(高齢者入院見舞金条例、出産祝金条例)などが審議されました。私は提案された区議会議員によるセーラム市及び北京市朝陽区への海外親善訪問へ本会議場での反対討論、決算特別委員会での款別質疑などを行ないました。
 まず今年度(09年)第二次補正予算ですが、提案された56億5千100万円余の予算のうち30億円を将来のためと積み立てる内容です。日本共産党区議団は区内の深刻な景況からも中小・零細製造業への支援策が不十分と考え、「ものづくり維持緊急応援制度」を創設し、売上げ50%以上減少した区内製造業者へ月額5万円を上限に、工場の家賃、従業員の生活支援、機械等のリース料の一部支援などを行いものづくりの集積地・大田区の製造業を守る9億円の修正案を提案しましたが、賛成少数で否決されました。また、8月の総選挙で政権与党になった民主党は、これまで大田区議会では区長提案の予算には自民党・公明党と一緒に賛成してきましたが、国政での財源確保のために補正予算の凍結が必要として区議会では補正予算に賛成でも反対でもなく、議場から退席しました。
 私は続いて審議された、決算特別委員会で、子ども家庭支援センターについて質問しました。利用者が多い「子育てひろば」の土曜日の開設などの拡充をを求めました。また、区内でも増加している子どもへの虐待を防ぐためにも100人の児童に1人の職員が対応する現在の体制では対応しきれず、品川児童相談所の20人の児童に1人の職員が対応している例もあげながら緊急な体制強化を求めました。また、子ども家庭支援センター長が隣り合わせだからという理由で入新井出張所長が兼務している問題にも触れ、全く違う分野の仕事の責任者を兼務している異常な状態を早く解消するよう求めました。