日本共産党 佐藤伸ブログ

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今年度も不公正な議会役職配分!~日本共産党は特別委員会で副委員長1名

2016年05月23日 | 日々の活動など

 5月23日、第1回大田区議会臨時会が行われました。今回の区議会は主に議

会役職を決める議会です。そもそも区議会は、区民の多様な声を区政に反映させ

るために、役職配分については議席数に応じて行うことが求められます。

 大田区議会では9年前の60年間は、各会派の話し合いで、議席数に応じて役

職を配分してきました。しかし、2007年度以降、日本共産党は議会役職から排

除する不正常な状態が続いています。議会当日には区役所前に数十人の区民

が集まり、「公正な議会運営を求める」声をあげ、区議会議長宛に110枚を超え

「公正な区議会役職配分を求める」手紙が寄せられるなど大きな運動になりま

した。その結果、9名の議席を持つ党区議団は本来なら委員長職2名、副委員

長職2名が配分されるところですが、防災安全対策特別委員会で副委員長に金

子区議が就くなど一定の前進があったものの不正常な状態が続くことになりまし

た。引き続き議席数に応じた議会役職配分を求めるなど区議会の正常化めざし

てがんばります。今期私は、子ども文教委員と防災安全対策委員会に所属す

ことになりました。


5月23日(月) 大田区議会臨時会です ぜひ傍聴を

2016年05月21日 | お知らせ

区議会の民主的運営・正常化へ全力をあげます

 5月23日(月)の大田区議会第一回臨時会で、正・副議長、常任・

特別委員会の正・副委員長の互選が行われます


 そもそも区議会は、区民の多様な声を区政に反映させることに大

きな役割があります。そのために、役職配分については議席数に応

じて行うことが求められます。


 今期は大田区議会18期ですが、15期までの60年間は、各会派

の話し合いで、区議会の議席数に応じて役職を配分してきました。

しかし、前々期の16期の4年間は、日本共産党区議団の再三の申

し入れにも関わらず、日本共産党への役職配分はゼロでした。前期

17期の途中から、一部改善がされましたが不正常な状態が続いて

いました。昨年の改選後の議会では、今期(18期)でまた、自民、公

明、民主(民進)、次世代の党による議会役職の独占となりました。


 立場や意見の違う会派を排除することは、区民の多様な声が反映

されず、結局は、区民の利益を損なうことになります。このような議会

は、全国的に見ても異常です。


 日本共産党区議団は、区民に選ばれた区議会が、区民の声を反映

させ、議会の民主的な運営のために、議席数に応じた役職配分となる

よう、区民のみなさんや他会派とも協力し、議会の正常化に向け全力

を挙げていきます。

多くの方の傍聴をお願いします

区民の声を反映させるため議席数に応じた役職配分を

議会役職の互選は休憩3回目(午後6時頃)以降です。

 


議会制民主主義を求める区議会 超党派議員による申し入れ

2016年05月19日 | 日々の活動など

 昨年の区議選後、大田区議会で日本共産党(9名)は、自民党(16名)

明党(12名)に次いで第3党になりました。他は民進党(5名)、東京維

(2名)、緑、次世代、フェア民、改革、ネット、無所属(各1名)です。

 党区議団は区議会第3党にも関わらず、区議会役職(委員会委員長・

副委員長など)から外されるなど全国的にみても議会制民主主義の根幹

に関わる異常な議会運営が区議会与党によって行われてきました。 

 昨年に引き続き、党区議団は他会派の議員と共同して、大田区議会の

議会制民主主義を守り民主的な運営を求める立場から一致点に基づく

要望書を、区議会議長と自民党・公明党・民進党に提出しました。昨年の

要望項目に加え、少数会派の議員の所属委員会の選択権確保の問題

や議員の議会内での発言権の最大限の保障の問題などを強化・追加し

ました。この超党派の要望書には日本共産党区議団と東京維新、緑、

フェア民、ネットの14名の議員が名前を連ねました。要望書の内容は

以下の通りです。

 

大田区議会議長

自由民主党・公明党・民進党 幹事長各位      平成28年5月19日

 

                                   大田区議会議員

                                      荒尾 大介

                                      大竹 辰治

                                       荻野 稔

                                      金子 悦子

                                      北澤 潤子

                                      黒沼 良光

                                        佐藤 伸

                                      清水 菊美

                                       菅谷 郁恵

                                       奈須 利江

                                       野呂 恵子

                                       福井 亮二

                                       藤原 幸雄

                                      三沢 清太郎

                                       (50音順)

               要 望 書

私たち超党派の議員は、大田区議会の民主的な運営に関わり、特に以下

の点について要望いたします。

少数意見の尊重は議会制民主主義において欠かせないものです。大田

区議会自ら改革につとめ区民の信託にふさわしい議会であるために、議

論を尽くされ実現に努力されるよう要望いたします。

 

                  記

 

1.  代表者会議、幹事長会、議会運営委員会における議論には少数会

   派を含め、すべての会派の意見が反映出来るようにすること。

2.  役職選出にあたり委員会の正副委員長、理事、付属機関委員につ

   いては会派議員数に応じて選出し、交渉会派以外についても適宜配

   分すること。

3.  本会議、委員会での質問のあり方を検討し、議員の発言の自由を最

   大限保障すること。

4.  一人会派の質問時間年40分、二人会派の同80分の定例会毎の割

   り振りについては個々の裁量に委ねること。

5.  委員会の委員構成については、少数会派の希望を十分に尊重して、

   定数は柔軟に対応すること。