今日は日本共産党演説会を区内の区民ホールアプリコにて開催し、多くの皆さんにお運び
いただきありがとうございました。弁士に田村智子 参院議員・党副委員長、かち佳代子都議、
青山コウヘイ 党東京4区雇用と生活対策室長などがうったえました。私は東京都政で取り組
みたい3つの仕事など都議選への決意をうったえました。
今日は日本共産党演説会を区内の区民ホールアプリコにて開催し、多くの皆さんにお運び
いただきありがとうございました。弁士に田村智子 参院議員・党副委員長、かち佳代子都議、
青山コウヘイ 党東京4区雇用と生活対策室長などがうったえました。私は東京都政で取り組
みたい3つの仕事など都議選への決意をうったえました。
今日の区議会・予算特別委員会で高すぎる国民健康保険料の問題と過酷な収納強化の問
題について質問しました。まず高すぎる国民健康保険料の問題について質問しました。今年
も大田区の国民健康保険料は大きく値上げされます。平均保険料が基礎分で年額118,441
円(昨年+7252円)と40歳~64歳が負担する介護分が年額30,959円(昨年+2410円)
で合わせて149,400円(昨年+9662円)にもなります。私は、大田区が示したモデル世帯
ケース(40歳・40歳の夫婦と10歳と5歳の子どもの4人世帯)で国民健康保険料と税金を計
算してみましたが、軒並み国保料だけでも年収の1割を超える保険料となり負担の限界を超え
ていることが浮き彫りになりました。
私は、生活福祉課に確認しました。この両親と10歳・5歳の2人の子どもの4人世帯では、
一月の生活保護費が270,420円(生活扶助基準額175,110円、児童養育加算20,000円、
住宅扶助69,800円、教育扶助5,510円)で、年間3,245,040円の保護費になります。
つまり、モデルケースでの資産によると年収200万円と300万円の世帯では国保料を払いま
すと生活保護基準以下になります。年収400万円の世帯でも他の社会保険料や税金を払うと
やはり生活保護基準以下になるということです。
ちなみにこの高すぎる保険料の結果、大田区では2017年2月28日現在で滞納世帯が
38,857世帯(36.1%)、短期保険証発行世帯が2,633世帯(2.4%)、資格証発行世帯が
650世帯(0.6%)と加入者の命と健康を脅かす状況になっています。
私は上がり続ける保険料の問題点として、①もともと50%あった国庫負担金が実質17%まで
落ち込んでいますが元の50%に戻すようあらゆる機会を捉えて国に求めるのと同時に東京都に
も支援の強化を求めるよう強く要望しました。そして、②国保料の値上げの構造的な問題で、他の
医療保険にはない、加入世帯に人数に応じた賦課が求められる均等割り額が毎年上がり続けて
いることを指摘しました。1999年度の26,100円から2017年度49,500円と、18年間に
23,400円も均等割額が上がり、しかも収入に関係なく計算されるところでです。収入の多い少な
いに関係なく、。加入者一人に付49,500円の負担が求められています。低所得世帯ほど払えな
い・高すぎる保険料になる要因がここにあります。大田区では「こどもの貧困」の問題や、子育て世
帯の様々な困難を抱える問題が社会問題になっていますがせめて、国保の構造上の問題である、
世帯人数分だけ賦課される均等割保険料を所得のない子どもに賦課しないよう、大田区独自の減
免制度の検討を行うよう提案しました。
そして、収納強化の問題では国保料だけ他の税と異なり「差し押さえ目標」を持つ異常な収納強化
方針を持っていることを指摘しました。大田区では今年度(2016年度)差押目標が300件に対し、
2月28日現在で差押が255件、差押はしたが差押える財産が無く差押を執行できない執行停止が
2,098件もあることがわかりました。また、異常な収納強化の背景に東京都が差押件数などに応じ
て調整交付金を自治体に交付する異常な体制があることを指摘し、被保険者である区民の負担軽
減にこそ自治体は力を傾注するよう強く求めました。
区内の商店街のカラー舗装の道路
インターロッキング舗装のカラー舗装道路の段差
今日の区議会・予算特別委員会では、区内の商店街のカラー舗装の道路について取り
上げ質問しました。大田区内には1983年度から1999年度の16年間に88か所の商店会
を「ふれあい道路」として、インターロッキングブロックによるカラー舗装整備をしてきましたが
経年劣化が進んでいます。
『私は、先日、区民の方から相談を受けましたが、大森の、ある商店街で、インターロッキン
グのブロックの道路につまづいて転倒し、腕を複雑骨折し入院してしまい「あの道路の段差を
なんとかしてほしい」とのことでした。現地を確認しましたが確かに段差があり、すぐに地域基
盤整備課に連絡しました。それから気になっていろいろな商店街の道路を見ていますがけっ
こう凸凹していたり、陥没していたり、ブロックが欠けたり…と段差がかなりあることに改めて
バリアフリーの面からの見直しが必要だとの思いを持ち、商店街道路・ふれあい道路の総点
検と計画的な補修・改修工事を行うよう求めました』
区の担当課長は「日々道路の巡回点検を行っている。危険箇所を発見した場合は迅速に補
修を行っている。また、部分的に損傷した道路も維持補修工事を行っている。経年劣化により
老朽化した道路は商店会と協議を行い改修工事をしている」と答えました。
第1回定例区議会・予算特別委員会でインフルエンザワクチン予防接種で小児対象にした
大田区独自の助成を行うよう求めました。現在23区中5区(千代田区、渋谷区、新宿区、
世田谷区、台東区)で子ども・小児に対するインフルエンザワクチン助成が実施されていま
す。医療機関によって値段が違いますが3000円~3500円程度の費用が必要なうえに、
13歳までの小児は2回の接種が必要となります。大田区で実施した場合、約1億6000万
円程度の予算で行えるとの答弁がありました。この冬も区内の小中学校での学級閉鎖や
集団感染が発生しています。他区のように直接子育て世帯を支援し、インフルエンザ予防接
種を受けやすい環境の改善が必要です。