大田区議会 こども文京委員会が本日(1月13日)開催され、今年の4月から小学校と中学校の学
校給食費を値上げすることが報告されました。子育て世帯にとっては認可保育園等の保育料の値
上げに続き家計を直撃する大きな負担増になります。その他にも大田区では大田区が持つ集会室
や会議室などの施設使用料を約8割の施設の値上げが4月に行われる予定で、区民にとっては値
上げ・負担増が連続して行われることになります。
今回の学校給食費の値上げは「消費税率の引き上げや近年の諸物価の上昇などにより副食費自
体も上昇しており、食材選びや献立の工夫等だけでは食材の値上がり分を吸収しきれなくなってい
る」として、小学校1・2年生で月額3800円→4100円に、3・4年生で月額4200→4500円に、5・6
年生で月額4600円→4950円に、中学生で月額5000円→5350円にそれぞれ値上げされます。
私は報告を受けた質疑で、昨年開催された小・中学校給食対策委員会のなかで、大田区として他区
でも実施している公費補助を検討しながらなぜ今回はすべて保護者負担になる給食費の値上げを
行うのか?子育て世帯の実態を把握しているのか?4月からの値上げ実施を保護者に対して一方
的に通知をするのではなく保護者の声をしっかり聴くよう求めました。